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手持ちのワインを売りたい、その前に知っておくべき基礎知識

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「ロマネ・コンティのドンペリ割り」なんてものが流行る日本ですから、そもそもワインが広がる風土がないと考えるべきなのではないかと思います。しかし、輸入元の努力の甲斐もあったのでしょう、何かの機会にワインを贈られたりすることも増えてきました。「飲む事もないワインだし、買取ってもらおうか?」

その前にまず知っておきたいのですが、普通の贈答用ワインはいくら寝かしておいても価値は上がりませんし、おいしくもなりません。ですから、買取ってもらおうとしても無理なケースは多いものなのです。……まず、ここまでが大前提です。

買取で人気のワインを大別すると?

出典:高島屋オンライン

ただ古いだけのものに価値はない、これがリサイクルの世界の基本です。購入した時に高価なもので、普遍的な価値を持っているものが、大切に保管されて始めてヴィンテージとなってプラスの価値が出ます。ワインに置き換えると、購入時に高価なものは大抵、ビン熟成に耐えうるワインということになります。そして、ビン熟成といっても、ワインコレクターの中には電気を使ったワインセラーに寝かせておいてもダメになると言い切る人もいるほど。台所に転がしておくなど論外です。温度管理、湿度管理が完璧におこなわれた、元々高価なワイン。これがヴィンテージになるのです。そして、そんな塾生の価値があるワインは主に以下の産地で製造されています。

ボルドー・ワイン

「シャトー・ディケム」とか「シャトー・マルゴー」とかワインの銘柄の頭に「シャトー」が付いているのがボルドー・ワインの特徴、しかしシャトーが付いてボルドー産ならば、全部高価かというと、そうではありません。ただ、高価なワインを生産するシャトーが多い、ワインの名産地がボルドーというだけであります。

ブルゴーニュ・ワイン

例えば、ロマネ・コンティ(Domaine de la Romanee-Conti)、この頭の「ドメーヌ=Domaine」とは英語で発音するとドメイン、つまり所有地のことです。自分のところの畑で取れたブドウでワインを作っています的な意味で、頭にこれが付くのがブルゴーニュ産のワインの特徴。だからといって、ドメーヌが頭についているからといって、高価なものと限らないのはボルドーのシャトーと同じです。

カルフォルニア・ワイン

アメリカが生み出したカリフォルニアワインの最高峰「オーパスワン」。「スクリーミング・イーグル」とか「ハーラン・エステート」とか、ナパ・ヴァレーには無限の可能性が眠っているといいますけれど、果たしてどうでしょうか?

高価買取が期待できるワインの銘柄

出典:DeNAショッピング

ボルドー・ワイン

「シャトー・ル・パン」「シャトー・ラフィット・ロートシルト」「シャトー・ラトゥール」「シャトー・ムートン・ロートシルト」そして日本でも有名な「シャトー・マルゴー」この辺が、数万円の買取が期待できる銘柄になります。特に「ル・パン」は保存の状態によっては10万円程度は硬いでしょう、ちなみにこの「Le Pin」は松の意味で、ルパン三世の「Lupin」とはつづりも発音も違いますので、注意が必要……何の注意だ?という話なのですが。

ブルゴーニュ・ワイン

まあ本物のロマネ・コンティを口にしたことがある人なんぞ、ほとんどいない訳で、先述の「ロマネ・コンティのドンペリ割り」なんぞ同じドメーヌにある別物……「DRC」が頭につく銘柄が用いられているのでしょう……それでも、市価で10万円は下らないという、死ぬほど高価なシロモノなのですが。

買取価格は「DRCエシェゾー」や「DRCコルトン」で5万円前後、「DRCロマネ・サン・ヴィアン」、「DRCリシュブール」で10万円前後といったところ。それ以外のDRCや本物とされるロマネ・コンティになると、買取店が大騒ぎになりますし、所有している人はこんな所を読んだりしないと思うのです。

カルフォルニア・ワイン

「オーパスワン」で数万円、「スクリーミング・イーグル」とか「ハーラン・エステート」になると10万円前後といった所。DRCの後に並べるとえらく安価に感じますが、いやいや……。

高価なワインは宅配買取を避けるべし

店頭・出張。宅配の3種類を用意しているショップが多いはず。ただ、買取ってもらう価値が有るようなワインの場合、なるべく店頭か出張を選ぶのが無難。理由は輸送中に破損する恐れがあるからでして、保証金額の確定や手続きが非常に面倒です。価値がわかっているようなワインならば必ず店頭買取か出張買取を利用しましょう。

ワインの査定基準

状態……これに尽きるでしょう。酒中の成分が貯まるオリが大量に出ているようなものは、買取不可か大幅減額の査定結果となります。またコルクの状態も悪いと、こちらも大幅減額になってしまいます。加えてラベルの状態ですが、まあ結露が起こっている状態でビンを不用意に拭いたりすると、もろくも崩れ去ってしまいます。保管されていたそのままの状態でビンなど拭いたりせずに、査定に出すのが良いでしょう。

ワインを高く売る方法

保存状態で本当に劣化しやすいのがワイン、ならばどうしておくのが正解かというと……正直良くわかりません。温度は15度、湿度は65%、振動がなく、遮光された場所、24時間、365日そのような環境に置くのがいいといわれていますから、自前でそのような場所を用意できないならば、レンタルワインセラーを提供してくれるような所に依頼するのが良さそう。料金はかかるものの、ワイン本体と比べれば微々たるものですし。

ワインを売る時の注意点

ショップを選ぶ、これしかなさそうです。近所にない場合は、状態がわかるような写真を添付したメールを複数店舗に送付して、一番高値をつけてくれた所にお願いするしかないでしょう。また、やむを得ず宅配買取を利用しなくてはならなくなった場合、梱包は厳重にするのはもちろん、保険をかけておくなど、もしものそなえは万全に。

まとめ

出典:JOY LAB

さて、最近では中国富裕層に加えて、インドの富裕層まで参入し、天井知らずの様子を見せる高級ワイン市場。どっかのインチキ臭いコンサルが投資や投機の対象として、そそのかしているとしか思えないのです。こんなことを考えていると、古典落語の「千両蜜柑」何かを思い出してしまうのですが、まあ、良くわからない世界で起こっていることということ。でも、オーパスワンぐらいは話のタネに飲んでみたいなあ……今に安くなると思いますし。

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