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生後1ヶ月での大地震。不安に眠れぬ夜が続くけれど、娘のため泣いていられない!

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ちょうど娘が生まれて1ヶ月の時でした。

初めての慣れない育児で夫婦共に毎日が怒涛のように過ぎていき、あと2日後にはお宮参りで初めての外出!ということでワクワクしていました。

娘を寝かしつけようとしていたその時、体験したことがない大きな揺れがやってきました。家が大きく大風に吹かれる木のように揺れました。

ほとんど地震を体験したことがなかった私は、地震が起きたと理解するまで時間がかかりました。

ちょうど旦那の実家にお世話になっていたので、一目散に両親と愛犬のいる1階へ降りました。

父も母も驚いていて、テレビは地震が起きた直後から全てのチャンネルが地震情報へと変わっていました。

私や旦那のLINEには、遠方の友人や同じく熊本に住んでいる友人からの安否確認などのメッセージがたくさん来ていました。

その後余震が続きましたが、もうこれ以上大きな地震は来ないだろうと信じていました。

しかし次の日の夜中に、前日に勝る大きな地震がきました。

ちょうど娘を寝かしつけ、私達夫婦はこれから寝ようかとしていた時でした。

なかなか揺れがおさまらず身動きがとれませんでした。

私は大きく揺れている最中、恐怖のあまり泣いてしまい娘をびっくりさせ泣かせてしまいました。

頭の中で、

「まだ娘は生まれて1ヶ月しかたっていないのに、ここで死んでしまうのだろうか…。何もまだ経験させてあげていない…これからいっぱい楽しいことがあったはずなのに…」

と娘に対して申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。 関連記事:母子手帳をもらったその日に起きた熊本地震。つわりがなくなって不安な中、確認できた心臓のピコピコに涙

揺れがおさまったと同時に荷物をまとめ外に出ました。

外に出ている間も大きな余震は続きました。恐怖で私はずっと泣いていました。

すると、父が「お母さんが泣いてたら○○ちゃんも不安になっちゃうよ」と優しく言いました。

私はハッと娘を見ました。私が泣いていたせいで娘が不安そうな顔で私を見ていました。

さっきまですやすや寝ていた生後1ヶ月の赤ちゃんですが、母親が不安げに泣いているのを感じとったようでした。

私は母親になったんだからしっかりしないといけないと我に返り、娘を抱きしめました。

その日は朝がくるまで、娘がすやすや寝ているのを邪魔しないように抱きしめたまま車の中で過ごしました。

その頃はずっと、夜になるとまたあの大きな地震がくるのではないかと不安になり眠れない日々でした。

そして、娘を生かそう生かそうと必死になっていて、疲労がどんどん溜まっていきました。

久留米に私の母親がいるので、一時的にそこに避難しました。

娘が寝れる環境がある、お風呂に入れる、水が飲める、生きている、それだけで幸せを感じ、今までの生活がどれだけ有難いものだったのかを学びました。 関連記事:自分と赤ちゃんを守るために。被災地の妊婦さん・ママに知っていただきたいこと

余震は徐々に少なくなっていて、今の熊本は復興を目指して動いています。

地震が起きた時のことを振り返ってみたり、地震に関連したニュースをみると、恐怖がよみがえります。

しかし、その時は1ヶ月になったばかりのちっちゃな赤ちゃんだった娘が、すくすく成長しています。娘の笑顔を見るだけで成長を感じ涙が出てきます。

無事に大きくなってくれてありがとう。これからもどんどん大きくなってね。

毎日毎日娘と一緒に生きられる喜びを感じながら過ごしています。

著者:ほにゃん

かわいいかわいい娘と毎日happyに過ごしています。趣味は娘の写真を撮ること、特技は娘を笑わせることです。娘のためなら変顔、変な声何でも出せます!!

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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