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吉田沙保里の副学長就任で「栄監督が部下」と話題

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至学館大学は11月1日、レスリング女子の吉田沙保里選手(34歳)が、母校である同大学の副学長に就任したことを発表した。ネットでは、レスリング部監督の栄和人監督(56歳)の立場が話題になっている。

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『東スポWeb』によると、至学館大学の谷岡郁子理事長兼学長は、「2004年のアテネ五輪のころから吉田を要職として迎える構想を持っていた」という。さらに、将来的には「授業を持つ可能性もある」として、選手としてだけでなく教育者としての活躍に期待しているようだ。

一方で、栄監督の心境は複雑なようだ。「教え子が(役職で)私を超えて、すごく複雑な思い。どう呼んで、どう接触したらいいのか戸惑っています」と自虐的ともとれる冗談でコメント。さらに、副学長に就任した吉田選手には、執務用の個室が与えられるが、栄監督の部屋より立派なものになるという事情も絡んでいるようだ。Twitterでは、

「吉田沙保里が大学の副学長とか栄監督涙目でしょw」
「副学長吉田ネキで立場的に栄監督が部下とか笑っちまったじゃねーか」
「ニュースで吉田ネキがあったから結婚かな!?と思ったら副学長になって栄監督が部下になってた」
「吉田沙保里が大学の副学長ってニュース見て、とっさに『栄監督が部下になった』と思ったら同じこと考えてる人いた」

と監督が選手の部下になったと揶揄する声が相次いだ。一方で、

「いきなり彼女の部下になった栄監督がまたユーモアたっぷりのコメントで微笑ましい」
「栄監督のことは世間が十分評価しています。肩書きはなくても、名前と風貌で世の中を渡って行けます」
「厳しい練習がなければあれだけの多くの人材が育つわけがないが、それを継続できているのは栄監督の人柄も影響しているんだろうと実感する」

と、ユーモアで返す栄監督を評価する声も続々と寄せられた。

栄監督の至学館大学レスリング部での教え子には、吉田選手のほかにも、リオ五輪金メダリストの登坂絵莉選手(23歳)、川井梨紗子選手(21歳)、五輪で4連覇を成し遂げた伊調馨選手(32歳。当時は前身の中京女子大学)など、数々のトップ選手が名を連ねる。そうした栄光の裏で、栄監督は私費で家を購入して選手寮にするといった選手へのサポートを惜しまず、生活のすべてをレスリング指導に捧げたといわれている。

吉田選手の副学長就任という教え子が師匠を超える事態に、ユーザーが敏感に反応したと同時に、栄監督の偉大さも浮き彫りとなった何とも微笑ましい出来事だった。立場は変わっても、2人は変わらない強い絆で結ばれていることだろう。

(山中一生)

(R25編集部)

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※コラムの内容は、R25から一部抜粋したものです
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