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躁うつ・別居・破産…北杜夫の娘「全部が楽しかった」

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J-WAVEで11月3日(木・祝)にオンエアされた特別番組「J-WAVE HOLIDAY SPECIAL MY BOOKSHELF」(ナビゲーター:大倉眞一郎・本谷有希子)。ここでは、「北杜夫が教えてくれた“心”」をテーマに、大倉が北杜夫さんの娘であるエッセイストの斎藤由香さんにインタビューした模様をピックアップします。

北杜夫さんは長年、躁うつ病を患われていたのですが、それが表れたのは由香さんが小学校1年生の頃。それまで穏やかな生活が続いていたのですが、ある日、“躁状態”になった北杜夫さんは「チャーリー・チャップリンのような喜劇映画を作りたい」と家族に宣言。

そのための資金を作るために株取引で株を買う資金を、出版社、友人の佐藤愛子さん、遠藤周作さん、阿川弘之さんに借りたりしていたそう。

それを妻・喜美子さんが止める度に夫婦喧嘩が起こり、夫婦別居や破産に至るなど、大変な生活だったのですが、由香さんはなんと「全部が楽しかったです」とおっしゃいます。

「父は元気(躁状態)になって母と喧嘩になると、必ず母に対して『喜美子は作家の妻として失格だ。遠藤周作さんの家を見ろ、阿川弘之さんの家を見ろ、うちよりもっと酷いんだぞ!』って言って、ワーッと夫婦ゲンカしているのを聞きながら、私は幼心に『うちの家よりもっと酷い阿川佐和子さんの家はどんなに大変なんだろう!』って思って、『私も頑張らなくちゃ』と思って、それを心の支えにしてました(笑)」(由香さん)

しかも、北杜夫さんが躁状態になると、「税金対策のために独立国家を作る」と言い出して国旗や紙幣を作るなど、文化祭のように家が明るくなるそうで、妻の喜美子さんも、銀行への返済などお金の面では大変だったようなのですが、そんな中でも家にユーモアが溢れていたそうです。それが「父のすごさ」と由香さん。

インタビューを終えた大倉は、「由香さんの話の内容だけを聞いていると、とんでもない話でしょ? 破産ですよ? お金がどこにもなくなってしまう状態。あの北杜夫が。でも、由香さんの話の口調を聞いていると、やっぱり楽しかった思い出しかなかったというところはすごいです」と感想を漏らしました。

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【番組情報】
番組名:「J-WAVE HOLIDAY SPECIAL MY BOOKSHELF」
放送日時:11月3日(木・祝) 9時ー17時55時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/holiday/20161103/

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