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視力の悪い人に朗報! 夜つけて寝れば、日中裸眼で過ごせる方法がある!?

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コンタクトレンズを長年愛用している方、多いですよね。“長時間使用していると目が乾いたり、違和感があったりする”という方や、日常的にスポーツをしている、過酷な環境下(乾燥、高温、低温、ほこりっぽいなど)で働いている…などという場合は、裸眼で過ごすのが一番です。とはいえ視力が悪いと、コンタクトやメガネなど、わずらわしく感じることもある視力矯正アイテムは必須。裸眼を優先させたいなら、レーシック手術を受けるという手もありますが、メスを入れるのは怖い…。そんな方に朗報です。なんと、寝ている間に視力を矯正してくれるコンタクトレンズがあるのです!

寝ている間に視力を矯正する、そのしくみは?

画像提供:ユニバーサルビュー

睡眠中に専用コンタクトレンズをつけるだけで翌朝視力が回復するという、魔法のような視力矯正法を「オルソケラトロジー」というそう。そのしくみや取り入れ方などについて、オルソケラトロジー専用のコンタクトレンズ「ブレスオーコレクト」を開発した医療機器ベンチャー「ユニバーサルビュー」の橋本雅さんにうかがいました。

画像提供:ユニバーサルビュー

「オルソケラトロジーとは、アメリカで始まった、手術なしで視力を回復させる治療法です。寝るときに特殊なカーブのついた専用レンズを装用し、角膜をほんの少し平らに矯正することによって、翌朝レンズをはずしても角膜の形状が維持され、視力が良くなるのです」(橋本さん・以下同)

画像提供:ユニバーサルビュー

でも角膜の形を矯正するとなると、けっこう時間がかかりそうですよね。どのくらいで効果を実感できるのでしょうか?

「一般的には一週間ほど続けて装用すると、日中裸眼で過ごせるようになるという方が多いです。なかには、数時間から数日で効果を実感できたという方もいらっしゃいます。効果の出方は、近視の度合いや年齢によって変わるといわれています」

効果を実感した後も毎日装用しないと視力を維持できない人もいれば、週に2、3回の装用で安定して効果を得られる人もいるのだとか。便利な治療法ですが、装用し続けないといけないというところが気になります。

「確かに手術をするわけではないので、装用を中止すると角膜が元の形状に戻ってしまいます。ただそれは、やめたいときにやめられるというメリットでもあると、我々は考えています」

装着した感じも気になります。普通のコンタクトレンズと同じような装着感なのでしょうか?

「ハードレンズなので、ソフトレンズしか使ったことのない方は、最初だけ少し違和感があるかもしれません。ただ、次第に慣れてきますよ。弊社製品は折り曲げても割れない素材を使っていて、酸素透過性も一般的なハードレンズの約1.5倍あるので、夜間の装用も安全です」

酸素をたっぷり通すなら、快適に装用できそうですね。睡眠中の装用検証を行い、厚生労働省の承認も得ているとのことです。ちなみに日々のメンテナンスは、通常のハードコンタクトレンズと同じで、洗浄液で洗うだけだそう。ここまで聞くといいことばかりですが、何かデメリットはないのでしょうか?

「すべての人に必ず効果が現れるわけではない点です。矯正できる範囲が限られているので、強度近視の方は効果を得られない場合があります。また、通常のコンタクトレンズやメガネのように装着すればすぐに視力を上がられるわけではなく、安定的に効果を得るためには、一定の日数が必要なのもデメリットといえるかもしれません」

オルソケラトロジーを取り入れる手順は?

さてこの「ブレスオーコレクト」を使用したオルソケラトロジー療法ですが、どこで受けることができるのでしょうか?

「通常のコンタクトレンズのように、眼科で処方できます。現在全国250の眼科で取り扱いがあり、オルソケラトロジー啓発サイトで近くの眼科医を検索することが可能です。医師に治療の説明と検査を受けたうえで、60種類あるブレスオーコレクトの中からぴったりのレンズを選んでもらいましょう。処方後は、レンズの取扱方法の確認や、目の状態を確認するために定期検査に通っていただきます」

定期的に目の状態をお医者さんに診てもらえるのは、安心ですね。そして最も気になるお値段は?

「両眼のレンズと診察料で10~20万円ほどです。5000円ぐらいで1日~1週間の装用体験を行っている眼科も多いので、まずはそちらで試してみることをオススメします」

自由診療のため保険非適用ですが、医療費控除の対象にはなるとのこと。ちなみにレンズの寿命は、ハードコンタクトレンズと同じで3年くらいだそうです。快適さと長く使えることを考えたら、そこまで高くはないかもしれませんね。

日中裸眼で過ごせるため、どんな点眼液も利用でき、スポーツをする人にも好評だそう。オルソケラトロジーで、裸眼でもよく見えるという快適さを体験してみてはいかがですか?

監修/医療法人社団 南青山アイクリニック東京院長

戸田 郁子 (とだ・いくこ)

本格的な屈折矯正手術専門施設として知られる南青山アイクリニック東京の開院当時(1997年)より、院長としてレーシックなどのレーザー屈折矯正手術に取り組む。担当した症例数が1万2000を超える。

南青山アイクリニック

取材協力/ユニバーサルビュー

取材・文/鈴木翔子

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