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【VR向けPC選び】GTX1070のVRでのパフォーマンスはどの程度か?1060、1080と比較

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Oculus RiftとHTC ViveはどちらもPCに接続して使用するハイエンドなVRHMDです。

良質なVR体験をするためには高いスペックのPCが必要になりますが、具体的にどのようなPCを購入すればいいのかといった意見も多く聞かれます。Mogura VRでは、VR向けのPCで実際に様々なソフトを動かし、動作するのか、そして使用感はどうかといったレビューを行っています。

今回は、マウスコンピューターのゲーミングPCブランドG-Tuneシリーズから発売されている「LITTLEGEAR i310シリーズ」のGTX1070モデルを取り上げます。

スペックは以下の通りです。

GTX1070搭載モデル

■OS : Windows 10 Home 64ビット

■CPU : インテル® Core™ i7-6700 プロセッサー (4コア/3.40GHz/TB時最大4.00GHz/8MB スマートキャッシュ/HT対応)

■グラフィックス : GeForce® GTX 1070(8GB)

■メモリ : 16GB PC3-12800 (8GB×2/デュアルチャネル)

■ハードディスク : 2TB SerialATAIII 7200rpm

■SSD : 240GB Serial ATAIII

■チップセット : インテル® H110 Express

■電源 : 500W 【80PLUS® SILVER】

■外部インターフェイス : USB 3.0(Type-A)×2[前面] DisplayPort×3,HDMI×1,DVI×1,USB 3.0(Type-A)×2,USB 2.0(Type-A)×2[後面]

■価格 : 139,800円(税抜)

ベンチマークテスト

『SteamVR Performance Test』、『FF14蒼天のイシュガルドベンチマーク』、『3DMark:TIME SPY』の3種類のベンチマークソフトを使用してスコアの計測を行いました。

SteamVR Performance Test

『SteamVR Performance Test』はSteam上で配信されているHTC Viveがどの程度動作するかを計測するソフトです。無料で配信されています。 GTX1070モデルは平均忠実度が10.9で、「非常に高い」から一切下がることなくVRレディという結果に。 同様の条件でテストしたGTX1080モデル。平均史実度が11、「非常に高い」から下がることなくVRレディとGTX1070モデルとほぼおなじ結果に。 こちらはGTX1060モデルです。GTX1070と比べ平均史実度は8.1、「非常に高い」から「高い」の間を行き来するような形でVRレディと少し低めの結果になりました。

FF14蒼天のイシュガルドベンチマーク

続いて『FF14蒼天のイシュガルドベンチマーク』。設定は全てDirectX11のフルスクリーン、1980×1080の最高品質で行っています。 GTX1070モデルの結果はスコアは「15413」で非常に快適という結果に。 同様の条件でGTX1080を使いテストした結果「18409」です。GTX1070と比べて3000ほど高いスコアに。GTX160モデルでは「14860」。GTX1070と比べ500ほど低い結果となりました。

3DMark:TIME SPY

3DMarkはグラフィックボードのベンチマークなどでよく利用されているベンチマークソフトです。 GTX1070モデルでのスコアは「5377」とHTC ViveやOculus Riftの動作基準である3362を2000ほど上回る結果となっています。

同様の条件で行ったGTX1080モデルでは、スコアが「6155」とGTX1070モデルに比べて1000ほど高い結果になっています。GTX1060モデルでは「3913」とGTX1070モデルに比べて1500ほど低い結果になりました。

3つのベンチマークソフトの結果をまとめると以下の通りになります。
 

GTX1080

GTX1070

GTX1060

SteamVR Performance Test

11

10.9

8.1

FF14蒼天のイシュガルドベンチマーク

18409

15413

14860

3DMark:TIME SPY

6155

5377

3913

実際のパフォーマンスはどの程度か

今回はHTC Vive向けにリリースされている『Everest VR』と『NVIDIA VR Funhouse』の2種類のソフトを使って動作テストを行いました。fpsの計測は『Fraps』を使用して行っています。

Everest VR

www.youtube.com/watch?v=GNcFlRk9M4g

『Everest VR』はリアルなグラフィックで構成されたエベレストを登山する体験。天候効果や見た目の綺麗さなどグラフィックの設定を細かく調整できます。 CG特有のギザギザを減らす「Supersampling」はグラフィックの性能に依存します。この設定の数値が100~140の低〜中設定の間はほぼ90fpsを維持していました。逆に最高設定の200まで上げた場合は45fpsと下位の設定と比べるとfpsが落ち込む結果になりました。

NVIDIA VR Funhouse

www.youtube.com/watch?v=0Ao_uAb6Jkw

『NVIDIA VR Funhouse』はグラフィックボードのメーカーであるNVIDIA社が開発したサンドボックス型のVRコンテンツです。高性能の物理エンジンを使用しており、炎の燃え方やボールの弾み方などがリアルに表現されています。 このソフトには「Low」、「Medium」、「High」の3つの設定があり、グラフィックの設定によりエフェクトの表現方法などに違いが出てきます。「Low」設定ではGTX1060、「Medium」はGTX1080、「High」はGTX1080 SLIが最適な設定とされています。「Low」では常時90fpsを維持していましたが、「Medium」と「High」では常時45fpsという結果でした。

総評

GTX10番台ではGPUチップの性能向上によりGTX1060、GTX1070、GTX1080の全てのモデルでVRに対応。VRレディとなっています。

ではその3モデルの違いはどんなところにあるのか特徴をあぶり出してみると、GTX1070はVRでの使用に関してはGTX1080に近く、安定したパフォーマンスを見せています。GTX10番台の中では、エントリーレベルとハイエンドレベルの中間に位置する“無難”な選択肢と言えます。

※本記事で使用したPCはマウスコンピューターより貸与を受けたものです。

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