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【中央線沿線まとめ】秋の夜長にオレンジの電車を降りて、ちょっと寄っていきたいあのお店

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中央線沿線にいるとなんとなく落ち着いてしまう、メシ通編集部です。

なんでしょうね。気取らなくて、でもこだわりがあって、それなのに誰でも受け入れてくれるような懐の深い感じ。

とりあえず、おしゃれしてなくても落ち着ける、人間の価値は見た目で決まらないっていうのが中央線沿線の街ですよね。

今回はそんな中央線沿線の、それぞれがすごく個性的なお店を3軒集めてみました。

まずは知る人ぞ知る、このお店。

知る人ぞ知る“角打ち”の名店・阿佐ヶ谷「裏の部屋」という楽園

阿佐ヶ谷の駅前にある商店街「阿佐ヶ谷パールセンター」の酒屋さん「三矢酒店」では、店の奥で楽しそうに酒を酌み交わしている人たちがいる……? 不思議に思いつつお店を出るとその謎が解けました。

店先の看板に書いてありました、「角打ち処 裏の部屋」。

お店の奥が立ち飲みスペースになっている酒屋さんだったのですが、このあたりに住んで2年以上経つのに、「角打ち」の意味を知らなかったため、このスペースの存在にまったく気づかなかったのでした!


店内はこのように、歩き飲み推奨のビールの樽売りがあるくらいで、お店の奥に立ち飲みゾーンがあるようには見えないのですが……。

お酒のジャングルをかきわけ、ぐんぐん進んでいく……ビールコーナーの左に、謎めいた通路が……。


その奥は、完全に酒屋さんの倉庫です。

ここに先日、男女が吸い込まれて行ったのを目撃したんですよ。ホントに入っていいの? と思いつつ進んで行くと……。

完全に外!

しかし、ここが立ち飲みスペースなのです。「三矢酒店」三代目店主の三矢さんにお話を聞いてみました。

──お店の奥で飲むのを、角打ちって言うんですか? そもそも読み方って、「かどうち」で合ってますか? それとも「かくうち」?

三矢さん「『かどうち』『かくうち』、両方だよね。昔からこのへんの地域では酒屋さんがこういう店内の立ち飲みをやってたんですよ。だから単純に『立ち飲み』とか『コップ酒』って読んでたんだけど、最近立ち飲みがブームになってるから、立ち飲みっていう言葉からかっこいいお店を期待されても困っちゃうんで(笑)。それで『角打ち』にしたの。基本的に店頭でご注文いただいて、ここで自由に飲んでもらう。ふつう『角打ち』ってのは、レジの周りとか、店頭のあたりでやるわけよ。でもうちは普段は表で作業していて裏で飲んでもらう形だから、お客さんがほかのお客さんを案内したりしてます」

システムはこんな感じ!

また、同店はお得なだけじゃなくてこだわりのお店なのです。蔵元の方を招いた日本酒の試飲会なども頻繁に行っており、地酒寄りだった先代までの品揃えに加え、いわゆるクラフトビールを含め、世界のビールを約200種類揃えたラインナップとなっています。

ゆるい営業形態と、こだわりの品揃え。これぞ、中央線ですね!

さらに、クラフトビールに特化したお店もありますよ。

クラフトビールの良店、阿佐ヶ谷「STONE」で平均アルコール度数10%の本格派IPAを楽しんできた

こちらも、濃いこだわりのお店です。

ここ阿佐ケ谷にあるクラフトビール&ウイスキーショップ「STONE」では、近年注目の集まるIPAを中心に、海外のクラフトビールが楽しめます。わたしはここで人生初のIPAを飲んだのですが、そのフルーティな味と濃厚なコクが忘れられず、今回取材をお願いすることに。そのビールはどれもホップの豊かな風味を堪能できるものばかり。アルコール度数は8%などかなり高めのものが中心ですが、あえておつまみを食べずに、この高アルコールビールを4杯ほど味わおうという、やや暴挙ともいえるチャレンジをしてきました。


ビールをセレクトしているのは、バーテンダーであり「STONE」の代表でもある坂本貴洋さん。ここ数年クラフトビールが流行していて、スーパーなどでもIPAが買えるようになりつつありますが、アメリカンスタイルのIPAには、日本人が思っているのと比べ物にならないほど、たっぷりとホップが使われているとか。

IPA用のグラスというものもあります。

見ての通り、グラス中央部がギュッとくびれて、口がすぼまっています。底に微妙なキズをつけることで微細な泡が立ち上り、膨らみのある中央部でビールを回遊させることで香りをこもらせ、口がすぼまっていることで香りが逃げないようになっています。また、通常のグラスに比べ薄いつくりのため、唇に触れるタイミングもスムーズ。同じビールなのに、グッと香り高くなりました!

こちらにはなんと、度数10%超えのビールが!

当初の予定通り、平均アルコール度数10%の4つのビールを飲み干したメシ通レポーター。しかし、飲んでいた時の記憶は全くないそうです!

そして、締めはラーメンで!

なぜ毎日食べたくなる? 芳醇なうまみの丸鶏スープ絶品ラーメン【高円寺】

特別に「ラーメンマニア」というわけではない、月に2、3度ラーメンを食べに行く程度の「ラーメン好き」のメシ通レポーター。

筆者が「今日は塩だな」っていう気分の時にほぼ例外なく足を運ぶお店が、今回ご紹介するお店です。


やってきたのは東高円寺駅のほど近くにある「Bia Bia(ビアビア)」というラーメン屋さん。「ニコニコロード」という商店街から入ってすぐのところにあります。

店主のマスウド・ニコナムさんはイラン・テヘランのご出身、日本に来られてちょうど25年だそう。

▲Bia Bia special ラーメン(ライ麦入り麺)(1,000円)

スープは大山鶏をまるごと8〜9時間煮込んだものと、魚介系のだしをブレンドしたもの。タレは塩と醤油の2種類で、たまねぎ、しょうが、ニンニク、リンゴなど香味野菜がたっぷり入っています。麺は自家製で、パン用の北海道産「ゆめちから」とうどん用の福岡産「ちっご祭り」という小麦粉を独自の配合でブレンドし、毎日製麺しているものなのだとか。


上に乗っている赤い実は「zereshk(ゼレシュク)」というベリーで、別名「セイヨウメギ」といってさまざまな健康効果が期待できる「スーパーフード」とも言われているのだとか。

さっそく、食べてみましょう!

(ズズズッ)。お! ツルツルっとした喉ごしと、かみきるとプチッ、モチッとしていて、独特の食感です。細麺だから、どんどん食べられます。


そしてこのスープがもう……塩ベースであっさりしてると思いきや、鶏と魚介のだしがギュっと凝縮されていて、サラリとしているのに芳醇なうまみ。わ! 「ゼレシュク」の甘酸っぱさとスープの甘さが口の中で広がる! 絶妙なバランス!

鶏もも肉のチャーシューをかみ締めると、鶏肉のジューシーなうまみの後をサフランの香りが追っかけてきて、これまた良いアクセント。

スープもまろやかで思わず飲み干してしまう美味しさだそう。

今すぐ食べに行きたくなる、ヨダレもののレポートでした!

美味しいこだわりのあふれる中央線沿線。ハマッたら、抜け出せそうにありません!

※金額はすべて消費税込です。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

書いた人:「メシ通」編集部

食を楽しみたい人のためのWebマガジン「メシ通」編集部です。 Twitter:@mesitsu

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