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アジアとヨーロッパが調和する!マカオの世界遺産の見どころ紹介と一覧地図まとめ

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Photo credit: tabitabi parsley「2011.3 ちょこっとマカオ」

こんにちは。Compathy Magazineの川島です。
香港の隣に位置するマカオは、かつてポルトガルに統治されていた地域。そのためマカオでは、中国とポルトガルのという2つの文化が混ざり合い、独特の雰囲気を感じることができるエリアとして注目されています。
小さな島であるマカオですが、実は8つの広場と22個の建造物が世界遺産に登録され、多くの人が訪れる人気の観光地。今回は、マカオにあるそれぞれの世界遺産の見どころについて紹介します。マカオの世界遺産について事前に把握して、マカオ観光を満喫しましょう!

徒歩やバス・タクシーだけで回れる!マカオの世界遺産の数と見どころを紹介

なぜ多い?マカオの世界遺産が30個もある理由

16世紀半ば、当時世界各地に勢力を展開していたポルトガルは、アジア圏への貿易拡大と布教活動の拠点をマカオに置きました。そこから中国に返還される1999年までの間ポルトガルに統治されていたマカオは、ポルトガルと中国の文化が混ざり合った街並みが広がっています。
また第二次世界大戦中、マカオは中立港の立場を貫いたため戦火にさらされることがなく、街にはポルトガル統治時代の建物などが現在も残っています。なかでも多くの歴史的建造物が残るマカオ歴史地区は、2005年に地区内30ヵ所の建物と広場がユネスコ世界遺産へ登録されました。
マカオ歴史地区内の世界遺産は小さなエリアの中に密集しているので、バスとタクシーと健脚を駆使して上手に回れば、数時間での制覇も可能ですよ。

ポルトガルの影響を受けた建築物

マカオに移り住んだポルトガル人たちは、遠い故郷の雰囲気を再現した街づくりを開始しました。小さなタイルを敷いた道や、その周辺に築かれたゴシック様式の建物や鮮やかな色使いの邸宅からは、アジアにいながらヨーロッパの雰囲気を感じることができます。

教会と寺院が共存?2つの文化が入り交じる空間

長くポルトガルに統治されていたマカオでは、ポルトガルと中国の文化が深く混ざり合うエリア。街の中には、教会と寺院が存在したり、ヨーロッパらしい石畳の道に漢字の看板が点在していたりといった独特の風景は、不思議さと新鮮さを感じます。
このように全く違ったテイストの建築様式・宗教が、互いにリスペクトし共存している点がマカオの街の特徴であり、魅力であると言えますね。

マカオの世界遺産30まとめ

1.媽閣廟(マーコウミュウ)

Photo credit: Maki Ito「マカオで世界遺産巡り☆何個見れるかな?」

航海の守護神などが祭られているマカオ最古の寺院。中国明朝スタイルの廟(びょう)の建立は、ポルトガルの植民地になる以前の1488年頃とされています。
ポルトガル人にここはどこかと尋ねられた地元の漁民が、マーコウと答えたことからこの地がマカオと呼ばれるようになったとの説もあるのだとか。媽閣廟は、ポルトガル統治前のマカオの様子をみることができるスポットですね。

媽閣廟(マーコウミュウ)
住所:Rua de Barre, Macau
営業時間:7:00〜18:00

 

2.バラ広場

Photo credit: Kazunori Inoue「Macauへの旅」

媽閣廟前地に位置する広場で、かつてあたり一帯いバラが咲いてたことからこの名前が付けられたと言われています。広場にはポルトガル式の石畳が敷かれており、中国風の媽閣廟とコントラストが絶妙な美しさですね。
またバラ広場は海辺に位置しており、海や対岸の中国本土の市街を望むことができます。晴れた日は、ぜひこちらの景色もチェックしてみましょう!

バラ広場
住所:Largo do Pagode da Barra, Macau

 

3.港務局大樓

Photo credit: Cheong Hei Chon Francisco (Public domain) from wikimedia commons

1874年完成当時は、マカオの警察部隊を補強するために、インドから派遣されたムーア人兵士の宿舎として使われていました。白とクリーム色が目を惹く建物は、イスラムのムガール帝国の新古典建築様式を採用しており、その独特の雰囲気が多くの人を惹きつけます。
現在は供水サービスを展開する海事水務局のオフィスとして使用されており、観光客は回廊のみが見学可能です。

港務局大樓
住所:Calada da Barra, Macau
営業時間:9:00〜18:00

 

4.リラウ広場

Photo credit: English: Abasaa日本語: あばさー (Own work) [Public domain], via Wikimedia Commons

周囲の建物や石がブロック状に重なっている壁など、小規模ながらまるで映画のセットのような小粋な広場。リラウとはポルトガル語で湧水を意味し、昔この広場にはマカオでの生活に欠かせない水源がありました。
ポルトガルの民謡でも、「リラウの水を飲んだものはマカオを決して忘れない」と歌われているそう。現在井戸は封鎖されていますが、かつて貴重な水を提供していたこの地に思いを馳せるのも良いですね。

リラウ広場
住所:Rua do Lilau, Macau

 

5.鄭家屋敷

Photo credit: Kazunori Inoue「Macauへの旅」

清の末から中華民国の初めにかけて活躍した思想家、鄭観応の邸宅として使われていた建物です。2010年にリニューアルが行われ、現在は観光客にも公開されています。
複数の棟と中庭で構成される約4000㎡の広大な敷地内には、西洋風のアーチ型の装飾、真珠貝で作られたインド風の窓枠、中国式の格子窓などを見ることができます。さまざまな様式がミックスした独特の雰囲気は、マカオならではの光景といえるでしょう。

鄭家屋敷
住所:10 Travessa de Antonio da Silva, Macau
営業時間:10:00〜18:00
定休日:水・木曜日
公式サイト:鄭家屋敷

 

6.聖ローレンス教会

Photo credit: Kazunori Inoue「Macauへの旅」

16世紀後半に、ポルトガルカトリック教会のイエズス会によって建立された教会。風の守護聖人とされるローレンスが祀られ、航海士の安全を願う祈りがささげられていたと伝えられています。
上品な淡い山吹色が特徴的な建物では、新古典主義様式の影響を強く受けた荘厳なデザインを見ることができます。聖堂内にある聖母伝説を描いた6枚のステンドグラスなどの見どころもあるので、ぜひ足を運んでみてください。

聖ローレンス教会
住所:Rua de S. Lourenço, Macau
営業時間:8:30~17:00

 

7.聖ヨセフ修道院及び聖堂

Photo credit: Kazunori Inoue「Macauへの旅」

イエズス会によって1758年に建てられたカトリック教会。アーチ型の石門やドーム状の天井などの装飾は、伝統的なバロック様式の華やかさを醸し出しています。
教会内部には、日本にキリスト教を伝道したことでも知られる、フランシスコ・ザビエルの遺骨の一部も納められているのだとか。また庭先にあるマカオ最古のカジュマルの木などもあるので、こちらも要チェックです。

聖ヨセフ修道院及び聖堂
住所:Rua de Seminário, Macau
営業時間:10:00〜17:00

 

8.ドン・ペドロ5世劇場

Photo credit: Maki Ito「マカオで世界遺産巡り☆何個見れるかな?」

1860年に建築された、300席を擁するアジア初の西洋式劇場。建設当時のポルトガル国王に敬意を表して、この名がつけられました。
通常劇場の内部は一般公開されていませんが、マカオオーケストラがコンサートを開催する際は観客として入場ができます。興味のある人は、マカオオーケストラのスケジュールを確認してみましょう。

ドン・ペドロ5世劇場
住所:2 Larggo de Santo Agostinho, Macau

 

9.ロバート・ホー・トン図書館

Photo credit: English: Abasaa日本語: あばさー (Own work) [Public domain], via Wikimedia Commons

聖オーガスティン広場に面するオレンジ色の建物は、1894年にポルトガル人の邸宅として建築されたもの。その後、香港の大富豪ロバート・ホー・トン氏の所有となり、死後にマカオ政府に寄贈されました。
現在は図書館として利用され、観光客でも入館することができます。館内は冷暖房完備でWifiも無料で使用できるので、世界遺産巡りの休憩スポットとして活用する野も良いですね。

ロバート・ホー・トン図書館
住所:3 Largo de Santo Augustinho, Macau
営業時間:10:00〜19:00(日曜日は11:00〜)
電話:8532837711

 

10.聖オーガスティン教会

Photo credit: Motohiro Takeuchi「Hong Kong and Macau」

スペインの聖オーガスティン修道会によって1591年に建立された教会。もともと修道院として建設された建物は何度も修復を繰り返し、1847年に現在の姿へと再建されました。
その昔、大雨が降るたびに司祭がヤシの葉で屋根の補強をしており、風になびくそのヤシの葉が竜のヒゲに見えたことから、地元の人からLong Song Miu (竜のヒゲ寺院) で親しまれています。

聖オーガスティン教会
住所:2 Largo de Santo Agostinho, Macau
営業時間:10:00〜18:00

 

11.聖オーガスティン広場

Photo credit: Kazunori Inoue「Macauへの旅」

聖オーガスティン教会、ドン・ペドロ5世劇場、聖ヨセフ修道院及び聖堂、ロバート・ホー・トン図書館の、4つの世界遺産に囲まれた小さな広場。敷き詰められたタイルが描く幾何学模様が美しく、のどかな南欧の雰囲気が漂います。

聖オーガスティン広場
住所:Largo de Santo Agostinho, Macau

 

12.セナド広場

Photo credit: Yuki「Macau」

民政総署、聖ドミニコ教会などの歴史的建造物に加え、お土産店も面するセナド広場は、マカオ観光の中心とも言えるスポットです。
広場自体は比較的新しく、モノトーンのタイルによる波模様の石畳は、1990年代にポルトガルから職人を招いて制作した作品であるそう。また大航海時代を象徴する地球儀がモチーフとなった噴水は、地元のマカオ市民の待ち合わせ場所の定番として親しまれています。

セナド広場
住所:Largo do Senado, Macau

 

13.民政総署

Photo credit: tabitabi parsley「2011.3 ちょこっとマカオ」

1584年の完成後マカオの政治の中心となった建物で、現在もマカオの地方自治局が置かれています。シンプルな外観とは対照的に、手入れの行き届いた中庭とそれに続く壁のアズレージョと呼ばれるタイル装飾が魅力です。
アズレージョはポルトガルの伝統的な青いタイルのことで、マカオでも各観光スポットで見受けられます。民政総署のアズレージョは東洋の文化も入り混じった作品で、その美しさは一見の価値ありです!

民政総署
住所:163 Avenida de Almeida Ribeiro, Macau
営業時間:8:00〜21:00(図書館13:00〜19:00、議場10:30〜12:00, 15:30〜17:00)

 

14.大堂(カテドラル)

Photo credit: Shohei Watanabe「香港よりマカオへ日帰り」

マカオにおけるカトリック教会の中核的存在を担っていた大聖堂。カトリック教徒にとって重要なキリストの受難行列の儀式も、ここを舞台に執り行われます。
もともとは1622年に建立された教会ですが、修復や改築を繰り返し、現在の建物は1937年に造られたもの。石造りの威風堂々とした外観とは対照的に、聖堂内の色鮮やかなステンドグラスが光に反射して輝く様子は息をのむ美しさと言えるでしょう。

大堂(カテドラル)
住所:Largo de Sé, Macau
営業時間:7:30〜18:30

 

15.大堂前地(カテドラル広場)

Photo credit: Shohei Watanabe「香港よりマカオへ日帰り」

大堂(カテドラル)の前にある広場。魚とタツノオトシゴをあしらった石柱の頂に地球儀の乗った噴水からは、大航海時代のマカオの雰囲気を感じることができます。
こちらの広場は、地元民の憩いの場としても親しまれているローカルスポット。また周囲の壁面には美しいブルータイルも飾られているので、こちらもぜひチェックしてみてください。

大堂広場
住所:Largo do Sé, Macau

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