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【他人事ではない】あなたの家族が認知症になったら

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認知症は、かなり高齢の人がかかる病気というイメージがありますが、最近は一人世帯の中高年や若年層の罹患も目立ち、意外と身近にある病気です。誤解も多い認知症。もし家族や周りの人がなってしまったときに役立つ情報をお届けします。

そもそも認知症ってどんな病気?

認知症とは、様々な原因で脳の細胞が死んでしまったり、働きが悪くなって生活するうえで支障が出る状態のこと。現在、65歳以上の高齢者の4人に1人が認知症あるいは軽度認知障害(MCI)であると推計されており、これからの10年でその数は1.5倍に増えると考えられています。3人に1人が認知症か軽度認知障害になる可能性が高いわけです。認知症はまったくの他人事とは言えない病気になりつつあるのです。

認知症にも種類がある

認知症といっても、原因の違いによっていくつかの種類があります。

●アルツハイマー型認知症

認知症の多くがこのタイプになります。脳にアミロイドベータというタンパク質が溜まり、正常な神経細胞が壊れ、脳萎縮が起こることが原因とされています。要因については明確にはわかっておらず、加齢や遺伝によるもの、糖尿病や高血圧などの生活習慣病が引き金になるとも言われています。

●脳血管性認知症

認知症の20%を占めるとされていて、脳梗塞や脳出血などの脳の血流障害によって起こります。ダメージを受けた脳の場所によって症状が異なるという特徴があります。血流障害による認知症のため、日によって症状の現れ方が異なることもあります。

このほか、パーキンソン病に伴う認知症に多いレビー小体型認知症、初老期に起こりやすく人格や性格が極端に変わったり、毎日同じ行動をとらないと不安になるという症状が特徴の前頭側頭型認知症などがあります。

認知症の人との接し方

おもな症状である記憶障害は、記憶の帯のところどころが欠けるのではなく、その期間の記憶がすっぽり抜け落ちてしまいます。お昼に何を食べたか忘れるのではなく、お昼ご飯を食べたことを忘れてしまうのです。これが加齢による物忘れとの大きな違い。自分の置かれた状況がわからなくなる見当識障害や判断力の低下も現れますが、本人はそのことに気づいていません。記憶自体が無いわけですから、叱りつけたり強い言葉で否定されても混乱するばかり。特に家族間の場合はお互いに受け入れることができず精神的なストレスも多くなります。認知症は脳の病気で進行が遅れることはあっても完治することはありません。病気ということを理解し、本人や家族がストレスにならないよう介護する必要があります。

もしも家族や身近な人に認知症の可能性がある場合、早期の治療で進行を遅らせることができるかもしれません。脳神経科を受診したり、地域のソーシャルワーカーに相談してみることをおすすめします。

writer:しゃけごはん

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