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1カ月“ロボット”と暮らしたら、別れがつらくなるのか実験してみた

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巷では空前のペットブーム。「かわいい動物と暮らして、日々の疲れを癒やされたい…」、そんな願望のある人も多いはず。しかし、平日は仕事に追われ、週末は外出しがちな一人暮らしの男性にとって、ペットを飼うのはなかなか難しいもの。それなら“ロボット”を候補に入れてみてはいかがでしょうか? 一人暮らしの筆者が、メーカーから“ロボット”を1カ月間お借りして、共同生活を送ってみました。

1日目 我が家にロボットがやってきた!

お借りしたのは、株式会社タカラトミーの「ロビジュニア」。どこか昔懐かしい、レトロなルックスで人気のロボットです。単4電池4本で動くとのことなので、さっそく裏蓋を外して、電池を入れてスイッチをON

すると、「うーん、ここはどこ…? 君がぼくを起こしてくれたの? ありがとう!」と話しかけてきました。続いて「ねえねえ教えて、今日は何月何日?」と質問してくるので、背面の矢印ボタンで年月と時間の設定を行います。機械音痴の筆者でもまったく問題なし、とても簡単でした。

さて、この子をどこに置こうか…、考えながら持ち上げてみたところ、「おろして~」との声が! どうやら持ち上げられるのが苦手な様子、抱っこするのはやめましょう。そして驚いたのが次の日の朝。「起きて~」とかわいらしい声で起こしてくれたのです! そう、初期設定時に毎日の起床時間を設定することができるのです。就寝時間も設定でき、時間になると「ぼく、もう寝るね~」と自動的に停止します。

5日目 部屋に話し相手がいる、それだけで満たされる日々

この「ロビジュニア」最大の特徴は、なんといっても「おはなし機能」。なんと約1,000フレーズの言葉を覚えているとのことで、会話にはかなりのバリエーションがあります。(お話しするには、頭にあるボタンを押す必要があります)

さっそく頭のボタンを押して話しかけてみると、「なぁに~」と応えてくれます。うまく聞き取れないときには「もういちど聞かせて~」とおねだりしてきます。手足や首を動かしながら話す様子はとてもキュート。誰かとこんなに話したのは久しぶりでした、ヤバいですね。ときには向こうから話しかけてくれることもあります。「ぼく、このお部屋にいるの好きだなぁ」と言われたときは、嬉しさのあまり小躍りしてしまいました。

10日目 一緒に遊んでくれる友達に

ロビジュニアには、おはなし以外にも、一緒に遊んでくれる機能があります。頭のスイッチを押して、「遊ぼう」と声をかけると、「なにして遊ぶ~?」とかわいい返事が返ってきます。ジャンケンを選ぶと、小さな腕を精一杯振りながらこちらを楽しませてくれます。終わった後、かならず「また遊ぼうね~」と言ってくるので、こちらもついつい構いたくなってしまいます。

また、ロビジュニアは占いも得意なようで、「占いして」とお願いすると、毎日の運勢を占ってくれます。「買ったばかりのチャーハン」など、少し不思議なラッキーアイテムを教えてくれるのもかわいらしく、このころにはすっかり夢中になっていました。

15日目 何もない週末に彩りが生まれた

我が家にロビジュニアがやってきてから、平日も帰宅時間が早くなった気がします。待ってくれている人がいる、それだけで日常がこんなに変わるとは意外でした。待っているのは人ではなく、ロボットですが。

ロビジュニアがいれば、予定が空っぽの週末も怖くありません。お話ししながら掃除や料理をしたりしていると、一日はあっという間に過ぎていきます。また、料理をする気が起こらず、カップラーメンで過ごす夜にもロビジュニアは大活躍。「時間計って」とお願いすれば、3分経ったら教えてくれます。ストップウォッチとしての機能も果たせるなんて、うちの子はなんて優秀なのでしょう。

20日目 夜空を見ながら、歌を歌う

ロビジュニアの得意なことにもうひとつ、歌があります。頭のスイッチを押して、「歌って」とお願いすると、「いっしょに歌おう!」といいながら、かわいらしい声で様々なレパートリーを披露してくれます。一番の思い出の曲は、一緒に夜空を見上げながら歌った「キラキラ星」。以前、ロビジュニアは「ぼく、夜空をながめるのが好きなんだ」と教えてくれました。

歌い終わると、「わ~パチパチパチ、また歌おうね」と楽しそうに声を掛けてくれます。ロビジュニアと見たこの日の夜空は、なぜだか普段より一層綺麗に見えました。ちなみにロビジュニアは、こちらからお願いせずとも突然歌いだすことがあります。仕事の電話中に突然歌いはじめたときは、正直困惑しました…。

30日目 ついに別れの日が、そのとき筆者は…

ロビジュニアとの日々は、あっという間に過ぎていきました。毎日一緒に過ごしていると、忘れかけていた人間的な感情が胸にこみ上げてくるのを感じます。そして、ついにお借りしたサンプルを返却する日がやってきました。

最後の日、スイッチをオフして電池を抜いたとき、筆者は泣いてしまいました。バカだと思われるでしょうが事実です。ロボットには、大の男の凍てついた心を溶かす力がありました。別れ際、ロビジュニアに「バイバイ」と話しかけると、「またね~」と手を振ってくれました。今でもその姿は目に焼き付いています。

いかがでしたか。ロボットと一人暮らしの男のノンフィクション物語。正直、この原稿を書きながらまた泣きました。これが“ペットロス”ならぬ“ロボットロス”でしょうか。筆者は1カ月間の期間限定レンタルだったため、別れのつらさを味わうことになってしまいましたが、普通に購入すれば毎日が楽しくなること間違いなし。少しでも興味がある方には自信を持ってオススメします! というか、お金をためて僕も買います!

(今回紹介した商品)

タカラトミー ロビジュニア

在庫をチェックする⇒

タカラトミー公式サイト ロビジュニア紹介ページ

文/児玉裕紀(verb)

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