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表紙がタオル? 温泉に行かないと買えない謎の小説

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表紙がタオル? 温泉に行かないと買えない謎の小説
J-WAVEで放送中の番組「WONDER VISION」(ナビゲーター:平井理央)のワンコーナー「OPINION」。10月30日のオンエアは、編集者でライターの影山裕樹さんお迎えしました。

今、面白いフリーペーパーや情報誌が次々に生まれています。フリーペーパーといえば、割引きクーポンが付いたお店の情報誌というイメージがありますが、「今は、地域の人と人がつながるツールとして活用されているのが面白いです」という影山さん。まずは、そんな日本各地にある冊子の中から、おすすめの2冊を紹介していただきました。

○「みやぎシルバーネット」(宮城県)

仙台市を中心に3万6,000部発行。なんと、編集者は一人しかいません。お年寄りを読者層に取り込んでいます。中でも楽しいのは「シルバー川柳」のコーナー。作品を読者投稿で募っており、参加型で読者とのコミュニケーションを図っています。

○「城崎裁判」(城崎温泉)

万城目学さんの小説ですが、なんと表紙はタオル、小説部分はストーンペーパーという防水加工された紙でできていますので、温泉でも読むことができます。「その土地に人を呼び込むこと」を目的に作られたため、城崎温泉でしか手に入りません。実際に、この本を買うために温泉を訪れる方も多くいるということで、平井も感心しきりでした。

影山さんは「地方は読者が少ないため、クオリティを追求したメディアを作るというよりは、限られたコミュニティでつながることのほうが面白い」と、地域やコミュニティに根ざした”ローカルメディア”を捉えているそうです。

ほかにも影山さんは『大人が作る秘密基地』(DU BOOKS)という著書も出版されています。“秘密基地”に注目したきっかけは、東日本大震災だったそう。自分の居場所探しのため、会社でも自宅でもない、第三の場所を求めていた人が多く、その感覚を秘密基地に置き換えて紹介した一冊です。

「何か、有名な人、力のある人ではなく…無名な人がクリエイティビティを発揮することができる社会になっていけたらと思います。東京の中でもコミュニティがあるので、その中から発信することも面白いかなと思っています」と影山さん。ローカルメディアも秘密基地も「人と人とをつなげるためのツール」だそうで、今後ますます注目が集まりそうですね。

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【番組情報】
番組名:「WONDER VISION」
放送日時:毎週日曜 6時−9時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/wondervision/

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