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痛風の原因は? 知っているようで知らない痛風について解説します

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痛風とはどのような病気なのでしょうか。足の親指が痛いということやプリン体を摂取しすぎてはいけないなどは聞いたことがあるかもしれません。

しかし、実際にどういう病気なのか理解していないという方のために痛風について解説したいと思います。

要チェック項目

□痛風は白血球の働きによって起こる

□痛風を防ぐには食生活の改善が大事

□痛風の治療には二段階ある

痛風の症状とは?


痛風は足の親指の付け根が腫れて赤くなり熱を持つようになります。

そして、名前の通り風が親指に吹き付けただけでも激痛が走ります。この症状は一般的に痛風発作と呼ばれます。

大きく腫れ上がる場合もあり靴はもちろん、靴下さえ痛くて履けないということも起こりえます。そして、その痛みは骨折と同等以上とも言われています。

病院に行かず放置したとしても大抵の場合は痛みが始まってからおおよそ10日ほどすると、腫れと痛みは治まります。

そして殆どの場合1カ月以内には元の状態に戻りますが、その後1年以内に再発する事が多いと言われています。適切な治療をしないと痛風が起こる頻度が狭まっていき、最終的には慢性化してしまうのです。

また、最初は親指の関節のみの痛みだったものが足首やヒザの関節にまで広がっていき、放っておくと腎臓などの臓器にも影響を及ぼして来るので注意が必要です。

痛風のメカニズムとは?

痛風の原因は体内の尿酸が増えることにあります。体内で尿酸が増えると排泄されなくなり蓄積されるのです。

そして、その蓄積された尿酸が結晶化し体内の関節に付着します。付着した尿酸が増えすぎて関節から剥がれ落ちると白血球が反応し攻撃を加えるのです。その攻撃が痛みとなって体に症状を及ぼすのです。

痛風の原因となる尿酸が増える要因はいくつかありますが多くは食生活の問題です。多くはプリン体の大量摂取から痛風を引き起こしています。尿酸はプリン体の老廃物の一種なのです。

プリン体を多く含む飲食物を体内に摂取するとそれだけ尿酸ができやすくなり排泄が追いつかず、痛風を引き起こす頻度が上がってしまいます。

よくプリン体が痛風を引き起こすと言われていますがそのメカニズムはこのようになっているのです。

プリン体は多かれ少なかれどんな飲食物にも含まれています。完全に口にしないことはほぼ不可能なので、バランスよく摂取することが大事なのです。

痛風の原因とは?

痛風の原因はいくつかあります。

偏りのある食生活

プリン体が多く含まれている魚卵、肉類、レバー、魚の干物などを食べ続けるとプリン体から尿酸が多く生まれてしまいます。

プリン体の多い食事はバランスよく取るのが大事です。

アルコールの大量摂取

アルコールを飲むと体内で分解され尿として排泄されますが、アルコールの分解時に尿酸も同時に生成されており排泄しきれない時に体内に多くの尿酸が残ってしまいます。

また、アルコールは尿酸の排泄を弱めてしまう特性もあるのです。

プリン体が多く含まれている代表的なアルコールはビールです。蒸留酒(焼酎、ウイスキー)にプリン体は多く含まれていません。

肥満

過去の研究から痛風患者の大半は肥満であることが証明されています。1/3以上の患者がいわゆる”メタボ”です。肥満ということは多くの飲食物を口にしておりプリン体の摂取も通常より多いため尿酸値が上がってしまうのです。

遺伝

痛風は遺伝するのです。これは研究により痛風に関わる遺伝子があるということは判明しています。

痛風の予防方法は?


通風にならないように予防することが大事です。その予防法にはどのようなものがあるのでしょうか。

適度な運動

肥満が痛風の原因の一つということもあり適度な運動をすることが大事です。急に激しい運動をするのではなく、有酸素運動と呼ばれるウォーキングやランニングが有効です。

短距離走などの無酸素運動は乳酸を体内に生成し、尿酸の排泄を妨げてしまうため結果的に尿酸値を上げてしまうのです。

健全な食生活を心がける

プリン体を摂取し過ぎないようにバランスの良い食事を取り、アルコールも程々にするのが大事です。ビールではなく焼酎だから大丈夫というわけではなく、アルコールは尿酸の排泄を妨げてしまう悪い部分があるので注意が必要です。

水分補給を行う

体内に水分が豊富にあることで尿酸が溶けやすく尿の量も増え、結果的に体内に残る尿酸は減少します。ただし、水分と言ってもアルコールは逆効果なので注意が必要です。

ストレスを溜め込まない

ストレス過多になるとホルモンバランスが崩れてしまいます。ホルモンバランスが崩れると腎臓機能や免疫機能も低下してしまい、尿酸が体内から排泄されにくくなってしまいます。ストレス発散は大事なのです。

痛風の治療方法とは?

痛風になってしまったら無理をせず病院へ行き治療をすることが大切です。痛風の治療には2段階あります。

痛風発作の痛みを抑える治療と尿酸値を減少させる治療です。どういった治療なのかをご説明します。

痛風発作の治療

痛風発作が起き、痛みを発症したら非ステロイド性抗炎症薬を用います。これは飲み薬で白血球の働きを抑制する効果があります。白血球の働きが抑制されると痛みが治まるのです。

尿酸値を減少させる治療

原則として痛風発作の痛みが治まってから行います。慢性的に痛風になっている場合は尿酸降下薬を投与します。

また、重度の痛風でない場合は薬物投与ではなく食事制限などの治療法を行います。食事制限を行い食生活を改善していくのです。

痛風の予防は日頃から行うことが大事

痛風についての解説はいかがでしたでしょうか。誰にでも起こりうる病気ではありますが予防するに越したことはありません。

食生活の見直し、適度な運動、水分補給、ストレス発散など簡単に始められることばかりなので、日頃から心がけていきたいものですね。

(監修:Doctors Me 医師)

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