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妊娠してからでは遅い……風疹の予防接種は今すぐに!

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風疹にかかったことはありますか。風疹は子供の病気というイメージがありますが、最近では大人の間で感染が広がり問題となっています。特に妊婦が風疹にかかると、胎児に影響を及ぼす恐れがあります。将来のために、風疹にかからないための対策を今すぐしておく必要があります。

流行っている大人の風疹が怖い

意外なことに、現在では風疹は成人のほうがかかる割合が高いです。というのも、平成2年4月2日以降に生まれたすべての人には、2回の風疹予防接種が義務付けられており、風疹にかかることがあまりないのですが、それ以前に生まれた人に関しては、風疹の抗体を持っていない場合があるからです。2012年から2013年にかけて風疹が大流行しましたが、患者の多くは抗体をもっていない成人でした。
大人になってから風疹にかかると重症化しやすいのに加え、妊婦がかかると「先天性風疹症候群」になる恐れがあります。風疹ウイルスが胎盤(たいばん)を通して胎児に感染し、先天性の障害を伴って生まれてくる可能性が高くなるのです。

風疹が胎児に与える影響

先天性風疹症候群になると、特に耳と目、心臓に障害をもった子供が生まれてくる可能性が高くなるほか、低体重で生まれたり、身体や精神の発達障害が起こる場合もあります。先天性の難聴や視力障害は治療をしても完治させるのが難しく、障害が残ってしまう可能性があります。
先天性風疹症候群は妊娠してから20週頃までに風疹にかかると起こりやすく、特に妊娠初期においては先天性風疹症候群になる確率が50パーセントにもなります。妊娠2ヶ月くらいまでは子供の耳、目、心臓のすべてに症状が現れやすく、2ヶ月以降は目と耳のみに症状が出やすいそうです。また妊娠20週以降にかかった場合は異常がない場合が多いそうです。

風疹の抗体があるのか確かでなければ予防接種を!

風疹にかかったことがあれば、抗体を持っているので再びかかることはありません。風疹の抗体を持っていない場合、最も確かな予防法はワクチンを打つことです。現在20代から40代までの女性のうち、15%は風疹の抗体を持っていないそうですが、妊娠してしまうとワクチンが打てなくなるので、妊娠する前に予防接種を受けておく必要があります。風疹の抗体を持っているかどうか分からない場合は、予防接種を受けることをおすすめします。仮にすでに抗体があったとして、再度ワクチンを打っても身体上の問題はないそうです。
ところで予防接種は女性だけでなく、男性も打っておく必要があります。風疹ウイルスの感染力はインフルエンザの2〜4倍と強く、風疹にかかった男性が妊婦に感染させてしまうこともあります。風疹にかかったかどうか記憶にない方は、今のうちに予防接種を受けておきましょうね。

writer:岩田かほり

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