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『3月のライオン』撮影現場で大友監督を直撃「神木君と“桐山零”はルックスだけでは無い共通点がある」

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大友啓史監督、主演・神木隆之介さんで実写化される人気コミック『3月のライオン』。2017年に【前編】【後編】2部作での公開が決定しています。

【9月24日(土)AM7:00解禁】桐山零

「3月のライオン」は多くの女性から共感と絶大な支持を得ている人気漫画家・羽海野チカ先生の作品。2007年「ヤングアニマル」(白泉社)で連載が開始した本作は、将棋を描いたマンガながら大きな注目を集め、2011年に「第4回マンガ大賞2011 」大賞と「第35回講談社漫画賞」一般部門、2014年に「第18回手塚治虫文化賞・マンガ大賞」、そして2015年に「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2015 (コミックランキング 1位)」を受賞するなど、数々の漫画賞を総なめにし、男女問わず幅広い世代から圧倒的な人気を獲得しています。

今回、筆者はこの『3月のライオン』の撮影現場に潜入。どうやってこの映画が出来上がるのか、一部を先行して見させていただきましたよ〜!

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筆者が見させていただいたのは、とある2人の棋士による対局を神木隆之介さん演じる桐山が解説する場面。東京・文京区にある「椿山荘」には、テレビで観た事のある様なシーンが再現されていました。

撮影現場では、対局を見守る観客や将棋雑誌の記者までもがエキストラさんだったわけですが、記者のエキストラさんにヘアメイクさんが「将棋記者の方がこの場面だったら、忙しくてもっと髪の毛がボサボサのはず……」と物語さながらのこだわりを見せていました。

また、公開前なので写真には収められませんでしたが、対局のポスターも完全に映画仕様になっていて、細かな所へのこだわりをひしひしと感じました。

撮影中の忙しい合間をぬって、大友監督が質問に応えてくださりました!

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Q:監督を引き受けた理由について。
大友監督:この企画はかなり前からいただいていたのですが、『るろうに剣心』シリーズが終わったタイミングで、自分の中でこれは面白いかもなと思いました。(これまでは)映画だと大画面で見るときに、アクションやガジェットなど何かプラスアルファの要素がいると思い、そこにとことんこだわってきましたが、シンプルに「そういったものに頼らないドラマがやりたい」と思ったんです。アクション勝負の『るろうに剣心』シリーズや『秘密 THE TOP SECRET』、『ミュージアム』のような作品は、物語や人間ドラマの構築以上に、アクションやガジェットなどに対する配慮と手間暇が、僕の性質上(笑)とんでもなくかかるので、この辺りでシンプルなドラマに還ってみたいなと。とりわけ、世の中の大きな出来事や社会性とはかけ離れた市井の人たちの話に取り組みたいと思ったんですね。引き受けるに当たっては他にも色々なことを考えましたが、とにかく多くの引き出しを要求される素材なので、自分のキャリアを考えるとタイミング的にも面白いかなと思いました。

将棋は勝負師の世界ですから、駆け引きやその世界ならではの独特のルールやマナーがある。一方で本作は家族の話でもあり、一人の男の子がどうやって自立していくかの青春物語でもある。幼くして孤児になった主人公の桐山零は、好きでもない将棋と向き合い、幸田家という他者の家で必死で生きていかざるを得ない。まるで僕らが夢中になっ、昭和の劇画世界を彷彿させるような、根っこの深い疑似家族の愛憎を孕んだ話でもある。そういったことを複雑な要素を堂々と描けるのは、とても魅力的でした。一方で、川本家という朝ドラみたいなテイストの“かしましい”部分もあって、一本の映画の中にいろいろな要素があります。なので、(それぞれのシーンの)立ち上げが、毎回毎回違うテイストのドラマを撮っているようで、とてもフレッシュで(笑)。いま将棋シーンを撮影していてこれから川本家のシーンになりますが、別のドラマを立ち上げる気分です。

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記者:

映画・アニメ・美容に興味津々な女ライター。猫と男性声優が好きです。

ウェブサイト: https://twitter.com/ZOKU_F

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