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逃走罪は成立するの?

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Q.

 甲は窃盗罪で逮捕状によって逮捕され、乙は窃盗罪で現行犯逮捕されました。
 甲も乙も、最寄りの警察の留置場に入れられましたが、警察官のすきを見てその日に警察から逃走をしました。

 甲乙に逃走の罪は成立するのでしょうか?

(1)甲には成立、乙には不成立
(2)甲にも乙にも成立
(3)甲にも乙にも不成立

A.

正解(3)甲にも乙にも不成立

 刑法97条は、「裁判の執行により拘禁された既決又は未決の者」について、単純逃走罪が成立するとしています。甲も乙も「未決」であることに問題はありません。
 しかし、ここで「裁判の執行により拘禁」というのは、未決についていえば、勾留の裁判によって勾留されていることを意味します。

 ところが、甲も乙も留置されているだけで、勾留されているわけではありませんから、逃走の罪は成立しません。

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