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突然のしゃっくり! 困った時に便利な3つの止め方とは?

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ふとした瞬間に突然始まるしゃっくり。我慢しようと頑張っても、どうしても止められない困りものです。

特に人前で始まった場合には恥ずかしいやら、苦しいやらで厄介に感じることも少なくありません。

今回はそんなしゃっくりの止め方を、人体の構造など医学的な側面から解説していきます。

要チェック項目

□しゃっくりとは横隔膜の痙攣である

□確実とは言えないが、有効な止め方はいくつかある

□どうしても止まらないしゃっくりは病気のサインの可能性がある

しゃっくりとはどういう状態? 仕組みと原因とは?

しゃっくりがどうして起こるのか、皆さんはご存知でしょうか? 医学的に言えばしゃっくりとは「横隔膜または呼吸補助筋の痙攣および声帯の閉鎖が一定期間繰り返される現象」ということになります。

一般に「ヒック」といった音が喉から出る状態を言いますが、体内では筋肉の意図せぬ収縮が起きており、そのために独特の音声が止めどなく漏れてしまう訳です。

しゃっくりが発生する原因は不明であることが主で、また特段の原因が無くとも発生することもあります。しかし、一部のしゃっくりは飲食物が食道を通る刺激や会話に伴う発声によって誘発されます。

しゃっくりの効果的な止め方1:深呼吸

多くのしゃっくりは数分放っておけば止まります。しかし、人前だったり大事な予定が控えていたりする場合、一刻も早くしゃっくりを止めたいと考えるのは当然のことです。

そこで諸説ありますが比較的効果があるとされるしゃっくりの止め方をご紹介していきたいと思います。是非覚えておいて、いざという時には試してみてください。

しゃっくりは特殊な深呼吸によって止まることがあります。以下に手順とその原理を書いていきます。

1.まず、10秒程度かけて、ゆっくり限界まで息を吸い込みます。肺に空気が充満していると実感できるほど目いっぱい吸い込んでください。

2.同じく10秒程度、お腹に力を入れながら息を止めた状態を保ちます。肺が張っている状態が大切ですので、無理をしないことが前提ですが、できるだけ1の状態を維持してください。

3.さらに10秒程度かけて、全ての息をゆっくりと吐き出します。この時、吐き出す速度が速過ぎると効果が薄くなるため、10秒をしっかり意識して吐き出すようにしましょう。

この方法は横隔膜の固定を意図した方法です。しゃっくりは横隔膜などの痙攣によって起こりますが、2の状態にある人体は肺によって横隔膜を固定した形になっており、そのため横隔膜は痙攣することができません。

その状態を体に覚えさせることで横隔膜の痙攣を抑制し、しゃっくりを止めるのがこの方法です。3で息を吐き出す際に急ぎ過ぎると、またしゃっくりが始まる原因になり得るため、キチンと手順を守りましょう。

もし一回で止まらなければ二回、三回と繰り返してみてください。大抵のしゃっくりは止まるはずです。

しゃっくりの効果的な止め方2:耳の刺激

しゃっくりは何らかの刺激で横隔膜の痙攣が誘発されて始まる例が多いため、始まった後に何らかの刺激を与えてやることで反対にしゃっくりを抑え込むことができるだろうという理屈が成り立ちます。

この考え方に基づいた場合、比較的簡単に行える方法が耳の奥の刺激です。耳の奥には脳からお腹側に繋がる迷走神経があるため、耳の奥を刺激することで間接的に横隔膜などへ刺激を与えることができます。

両手の人差し指を立て、両耳に深く差し入れて30秒以上を目安に指圧しましょう。この時、爪などで耳の中や鼓膜を傷付けないように注意してください。たったこれだけでしゃっくりを止める効果がかなり期待できます。

ただし、この方法は人前で行いづらいという欠点があります。有効な方法であることは間違いありませんので、TPOを選んで上手に試してみてください。

しゃっくりの効果的な止め方3:ツボ

ツボを扱う中医学の領域では、しゃっくりを止めると言われるツボも存在すると考えられています。

全部で4つのツボがありますので、覚えやすい場所や押しやすい場所など適当なツボを覚えておいて、いざという時には押してみましょう。

巨闋

みぞおちから測って指2本分下の位置を目安に、親指以外の指4本を束ねて内側向きにグリグリと刺激します。

気舎

両鎖骨を体の中央に向けてなぞってきた、端の部分から少し上の窪みが気舎です。広さが指2本分ほどありますので、親指などで気持ち悪い感触の無い程度に、必ず片方ずつ刺激しましょう。

天突

天突は気舎2つを結んだ中央から、少し喉の下寄りに位置するツボです。胸骨のすぐ上ということになります。息を吐きながら押し、息を吸いながら力を緩めるという手順で3回前後繰り返しましょう。

内関

手首に横向きに走るシワから体側に向かって指3本程度の、腱と腱の間に内関があります。ゆっくり力を込めながら刺激し、押したままの状態で5秒維持します。またゆっくり力を緩めたら、少し休憩してから繰り返しましょう。

長く止まらないしゃっくりは病気のサインであることも

どうやっても長期間止まらないしゃっくりは時に病気のサインであることがあります。

胃腸障害などの比較的軽度なものもありますが、場合によっては臓器の炎症や腫瘍、脳血管障害によって横隔膜が刺激を受けているためにしゃっくりが起こっている場合もありますので、

数日止まらないしゃっくりが現れた場合には念のため受診をお勧めします。

しゃっくりは止め方を知っていれば怖くありません

不意に現れるため厄介と感じることの多いしゃっくりですが、明確な根拠に基づく止め方を知っていれば恐れる程のものではありません。

状況に合わせて使い分けられるよう何種類か覚えておき、いざという時には試しにやってみましょう。もちろん必ず止まるという方法はありませんが、知っていると知らないとでは結構な違いがあると思います。

また、もし何を試しても数日以上続くしゃっくりが現れた場合には医療機関を受診してみてください。

(監修:Doctors Me 医師)

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