布袋寅泰、ロンドン・ロイヤル・アルバート・ホールでズッケロと3度目の共演が実現

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35周年ジャパン・ツアーを敢行中の布袋寅泰が、イタリアの国民的アーティストであるズッケロのロンドン・ロイヤル・アルバート・ホール公演(10月21日)にスペシャル・ゲストとして出演し、圧巻のパフォーマンスを披露した。
10月21日@ロンドン・ロイヤル・アルバート・ホール (okmusic UP's)
ズッケロは現在、最新アルバム『Black Cat』発売に伴うワールド・ツアー中で、同アルバムに布袋がゲスト参加し意気投合したことがきっかけとなり、5月の六本木ヒルズアリーナ、9月のイタリア・ヴェローナに続き、布袋にとっては“夢のステージ”であるロイヤル・アルバート・ホールで3度目の共演を果たした。

ロイヤル・アルバート・ホールは1871年の開場以来、ザ・ビートルズ、ザ・ローリング・ストーンズ、レッド・ツェッペリン、クリーム、ディープ・パープルらの歴史的名演が刻まれた、英国を代表し、かつ世界的に有名な会場。

ズッケロのロンドン公演には、これまでにエリック・クラプトンやクイーンのブライアン・メイらが参加しており、彼ら世界的ミュージシャンと同格で“HOTEI”が名を連ねることになった。

およそ6,000人収容の会場を埋め尽くした観客の期待感が最高潮に達した午後8時20分にライブはスタート。ツイン・ドラムとホーン・セクション、さらにはUKジャズ・ロックの伝説的オルガン・プレイヤー、ブライアン・オーガーを含め総勢13名で編成されたバンドを従えたズッケロは、1曲目から迫力のあるボーカル聴かせる。3曲目「Ti voglio sposare feat. Tomoyasu Hotei」のイントロが始まると同時に軽やかなステップで登場した布袋は、彼独自のソリッドなギター・サウンドで華麗なパフォーマンスを披露。バンドとの息の合ったプレイも相まってオーディエンスを魅了し、拍手喝采の中で一旦ステージから消えた。

その後、中盤に再び布袋が登場。ズッケロの代表作のひとつでもある1989年の大ヒット・アルバム『Oro Incenso & Birra』から「Il Mare Impetuoso Al Tramonto Salì Sulla Luna E Dietro Una Tendina Di Stelle…」「Iruben me」の2曲を共演。前者ではオーディエンスが総立ちとなり、掛け値なしに布袋を中心に会場全体が大きなグルーブに揺れた。一方メロディックな「Iruben me」のエンディングで叙情感溢れるギター・ソロをプレイした布袋は、オーディエンスのみならずズッケロをも唸らせ、惜しみない拍手と大歓声の中でステージを後にした。

たった3曲のパフォーマンスながら、そのインパクトは絶大であった。今回のロイヤル・アルバート・ホール出演によって、“HOTEI”の名が英国のロック・ファンの記憶に深く刻まれたことは間違いないであろう。

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