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渋谷は落書きOK? 外国人が思い込んでる日本のヘンな噂

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東京・渋谷のセンター街で、外国人による落書きが相次いで摘発されている。この一連の騒動の背景には「渋谷は落書きが許される」という誤った噂があるという。

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渋谷区は10月に入り、落書き禁止を告げる英語のポスターなどを貼り出すなど対策に乗り出しているが、「実は、日本人が知らない日本のヘンな噂は他にもある」というのは、『日本人だけが知らない 日本人のうわさ 笑える・あきれる・腹が立つ』(光文社)の著者・石井光太氏。ヘンな噂が広まる背景には、外国人の「なんで?」という疑問にあるという。

「たとえば『日本人は男性も化粧をしている』という外国の方の噂があります。その理由は雨です。海外では雨が降ってもそれほど傘をさしませんが、日本人はコンビニで買ってでも傘をさします。その姿を見て、日本の男性には、雨に降られると困る理由があると考えたようです。いわゆるお化粧に限らず、カツラやデオドラント剤なども含めてのことだとは思いますが、雨によってとにかく何かが落ちるのだろうと思ったのでしょうね」

周りの状況に対して、「自分だけが違う」「自分だけは何かをわかっていないようだ」という恐怖が、「なんで?」を生み出すそうだ。

「他には、『マスクをしている人が多い場所は汚染されている』という噂も流れました。日本では四季を通じてマスクをする人が大勢いますが、それを見て、マスクをしていないことに恐怖を感じたのでしょう。海外ではマスクは公害を防ぐときくらいにしか使わないので。ある公園に行ったらマスクをした日本人が大勢いて『きっとここは危ないに違いないと思った』というエピソードは初めて日本に来た外国人から聞くことがあります」

まさに「点と点がつながる」ようにして、噂はできあがっていくようだ。

「『台東区・山谷に住んでいる日本人はオタク』という噂もあります。山谷にかつてあった労働者向けの簡易住宅が、今では外国人向けの安い宿泊施設になっていて、秋葉原からの交通の便が良いため、キャラクターグッズなどを買い込んだ外国人観光客が山谷に集まっています。その様子から、『山谷はオタクが集まる場所』というイメージがついて、『山谷に住んでいる人はオタク』となったみたいですね」

もちろん、すべての外国人が噂を信じているわけではない。同じ噂でも、日本に詳しい外国人には“笑い話”となり、日本をよく知らない人には笑えない話となるそうだ。

「噂というのは1つの特徴から妄想を膨らませている点では、極端に言えば差別的でシビア。ただ、それが行き過ぎると滑稽になってくるものなのです」

最終的には、噂は解消されるか、似た話が別の場所で広まることになるという。実はまだまだ知らないところで日本の「噂」が勝手に共通認識になっているかもしれない。

(飯田樹)

(R25編集部)

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※コラムの内容は、R25から一部抜粋したものです
※一部のコラムを除き、R25では図・表・写真付きのコラムを掲載しております

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