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大きなミスにつながるかも!?やりがちな「二通りの意味にとれる」悪文例

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二通りの意味にとれる文章は混乱を招く!

二通りの意味にとれる文章を書いていませんか? 胸を張って「書いていません!」と答える人でも、知らず知らずのうちに、二通りの意味にとれる文章を書いているケースが少なくありません。

言うまでもありませんが、読む人に「どっちの意味?」と思われてしまう文章は悪文です。このような文章をビジネスシーン(たとえば、契約絡みの文章など)で書こうものなら、取り返しのつかないミスにつながる恐れもあります。

【ケース1】飛び込み営業をするの?しないの?

<例文>

効率の悪いコンサルティング営業は、弊社ではいたしません。

この文章は二通りの意味にとれます。「効率の悪い」が、コンサルティング営業の「説明」ともとれますし(①)、コンサルティング営業に「条件を付けている」ともとれます(②)。

【①の意味でとらえた修正文例】

すべてのコンサルティング営業は効率が悪いので、弊社ではいたしません。

【②の意味でとらえた修正文例】

コンサルティング営業のなかでも、効率の悪いものについては、弊社ではいたしません。

このように「効率の悪い」の意味をどうとるかによって書き方を変える必要があります。なお、二つの意味にとれそうな文章を書いてしまったときは、以下のような方法で修正しましょう。

① 読点(テン)を打つ。

② 句点(マル)を打つ。

③ 表現や言い回しを変える。

④ 紛らわしい言葉を省略する

⑤ 言葉を加筆する。

先ほどの修正文も、一例にすぎません(もっと上手な書き換えもできるはずです)。誰が読んでも、ひとつの意味でのみ理解できるよう、分かりやすくしてあげる必要があります。

復習を兼ねて、先ほどと同じパターンの例文をもうひとつ見てみましょう。

【ダメ文】

甘いスイーツは好きではありません。

【修正文1】

スイーツはどれも甘いので、好きではありません。

【修正文2】

甘いスイーツは好きではありません。ただし、甘さ控えめのスイーツは好きです。

二通りの意味にとれるダメ文は、文句なしの悪文です。一方で、修正文1と2は、ほかの意味にとられないよう工夫が凝らされています。

【ケース2】ファイナンシャルプランナーなのは兄(姉)?それとも弟?

<例文>

ファイナンシャルプランナーの弟は会社経営者だ。

この文章も二つの意味にとれる文章です。兄(姉)がファイナンシャルプランナーとも読めますし(①)、弟がファイナンシャルプランナーとも読めます(②)。

【①の意味でとらえた修正文例】

兄(姉)はファイナンシャルプランナーで、弟は会社経営者だ。

ファイナンシャルプランナーである兄(姉)には、会社経営者の弟がいる。

【②の意味でとらえた修正文例】

弟はファイナンシャルプランナーであり、会社経営者でもある。

弟はファイナンシャルプランナー兼会社経営者だ。

このように、兄(姉)と弟のどちらがファイナンシャルプランナーなのかによって書き方を変える必要があります。先ほど同様、書き方はひとつとは限りません。大事なのは、読む人に誤解されない書き方を心がけることです。

【ケース3】三浦さんは足が速い?それとも遅い?

<例文>

山田さんは三浦さんのように速く走れない。

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