ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

《訃報》Mr.ラグビー平尾誠二さん 胆管細胞がん闘病を遺族が公表

  • ガジェット通信を≫


2016年10月20日に、訃報が報じられた元ラグビー日本代表監督平尾誠二氏。53歳という若さで旅立たれ、多くのファンがその早すぎる死を惜しみました。

日本ラグビー協会は25日に遺族のコメントを発表し、昨年の秋から胆管細胞がんを患っていたことが分かりました。

聞きなれない胆管細胞がんについて、詳しく医師に聞いてみました。

胆管細胞がんとは

胆管細胞がんは原発性の肝がんの一種で、原発性肝がん全体の3~5%と比較的少ないがんです。正常な肝臓に発生するとされ、最近増加の兆しがあるといわれています。 原因ははっきりしていません。糖尿病や胆石のある方にやや多いともいわれています。

胆管細胞がんの症状

症状が出にくい

ある程度進行するまで無症状であることが多い

食欲不振や体重減少

がん全体によくみられるもので、胆管細胞癌に特異的な症状ではない

腹痛

進行すると腹痛がみられることがある。

黄疸

皮膚や目の白目が黄色くなったり、全身のかゆみが現れることがあります。

全身倦怠感

こちらも進行するとみられることがあります。他のがんとも共通する症状ですね。

胆管細胞がんの治療内容

胆管細胞癌の治療は、根治が望めるものとしては外科的な肝切除が挙げられます。また、がんの進行の状態に応じて、放射線や化学療法などが行われることもあります。

胆管細胞がんのステージ

ステージⅠ

がんが粘膜、または筋層内にあるもの

ステージⅡ

がんが筋層を超えているが壁内にある、または筋層内にあるが近くのリンパ節に転移があるもの

ステージⅢ

がんが胆のう外へ出ているか、あるいは壁内にあるが少し遠くのリンパ節転移があるもの

ステージⅣa

隣接する臓器に直接浸潤していたり、遠方のリンパ節(大動脈周囲のリンパ節など)に転移が及んでいるもの

ステージⅣb

遠隔転移のあるもの

胆管細胞がんを発症しやすいタイプ

はっきりした原因は分かっていません。胆石や糖尿病のある人でやや多いともいわれていますし、ウイルス性肝炎がベースとなっている場合もありますが、多くは正常な肝臓に発生します。

胆管細胞がんの生存率

完全に切除できたものでも5年生存率は半分に満たないことがあり、切除しきれなかったものでは5年生存率は一割に満たないともいわれています。がんの中でも、生存率の低いほうに属するがんといえるでしょう。

最後に医師から一言

胆管細胞癌は、それほど多いがんではないですが、かかってしまうと恐ろしいがんの一つですね。今回、平尾誠二さんが亡くなったことで、このがんに対する認知が広がっていくといいですね。

(監修:Doctors Me 医師)

関連記事リンク(外部サイト)

胃がんの症状とそのステージについて 初期症状と末期症状とは?
あなたは大丈夫?医師が警告する女性に多い大腸がん「4つの要因」
小林麻央さんが患う進行性乳がん ステージにより懸念される炎症性乳がんとは?

カテゴリー : 生活・趣味 タグ :
Doctors Me(ドクターズミー)の記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

TOP