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小林麻央さん続ける乳がん術後治療 投与したゾメタの効能と定期検診内容

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2016年10月24日(月)乳がんで闘病中のフリーアナウンサー小林麻央さんのブログでは、病院での治療や検査の様子が綴られておりました。

CTやゾメタの投与などをおこなった最中に眠ってしまった、と語っておりますが、今回小林さんが受けた検査や治療はどのような内容なのでしょう。

今回はこの「ゾメタ」のこと、そして乳がん術後の検診などを医師に解説していただきました。

ゾメタとは

ビスホスホネートと呼ばれる骨吸収抑制剤の一種で、抗がん剤ではありません。骨は常に破壊され生成されるというプロセスを繰り返していますが、このゾメタは、骨の破壊される過程を抑制し、骨の重量の減少を防ぐ薬剤となります。

ゾメタの効果


■悪性腫瘍により、血中カルシウム濃度が上昇している患者に対しての血中カルシウム低下作用

■がんの骨転移における痛みの緩和、骨折の予防

ゾメタの副作用

重篤な副作用

・急性腎不全

・間質性腎炎

・うっ血性心不全

・低カルシウム血症

・間質性肺炎

その他の副作用

・頭痛

・吐き気

・消化不良

・発熱

・倦怠感

乳がん手術後に通院や定期検診が必要な理由


術後は切除した患部に水が溜まったり、手術後の合併症などの可能性もあるのでそういったものが出ていないか経過を確認していきます。

また、手術では腫瘍部分から周辺にマージンをとり切除することが基本ですが、目には見えない範囲で癌細胞が広がっていた場合には、取り切れないという事態も発生します。

そこから再発や転移などがありえるためこういったことがないか、定期的にチェックをしていくことになります。

乳がん手術後の定期検診での診察内容

問診

何か変わったことはないか、気になることはないかなど質問されます。

視診

術後の傷はどうか、患部のむくみなどはないか、再発はないか、対側乳房の状態はどうかなど確認していきます。

触診

患部がむくんでいればその程度を触って確認していきます。また切除側乳房も対側乳房も、しこりがないか、腋窩リンパ節はどうかなどを確認していきます。

乳がん手術後の定期検診での検査内容

CT(胸部、腹部)

肺、胸部のリンパ節などに転移がないかを調べます。

採血

一般的な血液検査の項目のほか、腫瘍マーカーを測定しその推移をみます。

胸部X線

 

肺、胸膜への転移がないかの参考にします。また放射線治療を併用した場合はその影響が肺にでていないかなどを確認します。

骨シンチグラフィ

乳がんは骨転移しやすいので、全身の骨に転移がないか調べます。

肝臓エコー

肝臓への転移がないかを調べます。

マンモグラフィー

再発はないか、対側乳房での発症はないか、などを確認します。

乳房超音波検査

再発はないか、対側乳房での発症はないか、などを確認します。

医師からのアドバイス

乳がんの手術が終わっても、しばらくは術後の痛み、むくみ、また再発の心配など不安が続くと思います。

検診は定期的にあるので、普段疑問に思っていることなどは都度解決し、前向きに治療にむかっていけるといいですね。

(監修:Doctors Me 医師)

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