ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

【TSスマホカメラ部 ⑩】iPhone 7 Plusのカメラはどれだけ凄いのか? 試してみた

DATE:
  • ガジェット通信を≫

スマホでの撮影テクニックを探求し、SNSでたくさんシェアしてもらう写真を模索するTSスマホカメラ部。今回は、9月に発売されたばかりのiPhone 7 Plusのカメラ性能に迫ります。

最初に、先代モデル(iPhone 6s Plus)と比べて現行モデルのカメラはどう変わったのか?ざっくり言うと、「画質を落とさず2倍ズームができるようになった」「暗い場所での撮影に強くなった」「本体が防水仕様となったため、多少の雨や軽い水没をものともしない防水カメラとして利用できるようになった」というところです。

カメラに詳しくないとついていけないかもしれませんが、おもに写真関係のトピックをおさらいしましょう。
1.「従来の広角カメラ」と「2倍ズームの望遠カメラ」の2つのカメラを搭載。
2.広角カメラが29mmから28mmへと変更され、ほんのちょっとワイド化。
3.広角カメラの明るさがF2.2からF1.8になり、暗い場所での撮影に強くなった。
4.デジタルズームが最大5倍から最大10倍になり、よりズームできるようになった。
5.True Toneフラッシュが倍増され、フラッシュ撮影がより明るくなった。
6.今後のアップデートで背景をボカす加工を利用できるようになる。(予定)
7.自撮りカメラが5メガピクセルから7メガピクセルへと画素数アップ。
8.自撮りカメラにも手ブレ補正機能が付いた。
9.顔検出機能に加え、人体検出機能も追加された。
10.RAW形式で記録できるようになった。

常日ごろ、撮影すれば即座にSNSにアップできるiPhoneカメラの機動性に感心しつつ、その画質に納得がいかなかった筆者も、今回の望遠カメラの搭載で「これならコンパクトデジカメを持ち歩かなくて済むかも」と、iPhone 6s Plusの購入から1年を待たずしてiPhone 7 Plusに機種変してしまったのでした。

では、その実力やいかに。iPhone 7 PlusとiPhone 6s Plusを持って秋の瀬戸内に出かけてみました。

ズーム機能を比較してみた

まず、画質以前に感動したのが、カメラアプリの使い勝手の向上です。広角カメラから望遠カメラへの切り替えは、縦持ちだと画面下部、横持ちだと左右に表示される「1×」というアイコンをタップするだけ。即座にカメラが切り替わり、素早くズームできます。広角レンズに戻す場合は「2×」という表示に変わったアイコンをタップするだけ。広角と望遠をパッパッと行き来できる軽快さは、従来のデジカメになかった操作性です。

さらに1倍から10倍まで細かくズームしたい場合は、「1×」「2×」のアイコン周辺を指で上下(もしくは左右)させるだけ。iPhone 6s Plusのデジタルズームは人さし指と親指でつまむように操作するピンチイン・ピンチアウトが必要で、どうしても両手でiPhoneをかまえなければなりませんでしたが、iPhone 7 Plusの場合は親指だけ、つまりで片手でズーミングが可能なのです。

気になる光学2倍ズームにあたる望遠カメラの実力はどうでしょう。今回はフェリーの船上から、遠くを航行するタンカーをiPhone 7 Plusの望遠カメラと、iPhone 6s Plusのデジタルズームで狙ってみました。ちなみに望遠カメラは、被写体が近すぎる場合や、周囲が暗すぎる場合、光学ズーム(レンズの焦点距離を変えるズーム)から自動的に、より明るい広角カメラのデジタル2倍ズーム(画像データを切り取ってサイズを大きくするズーム)となりますのでご注意ください。

■iPhone 7 Plus(望遠カメラ)

■iPhone 6s Plus(デジタルズーム)

これだと違いがあまりわからないかもしれませんね。では会社ロゴの部分を切り出してみましょう。

■iPhone 7 Plus(望遠カメラ)

■iPhone 6s Plus(デジタルズーム)

iPhone 6s PlusではKの文字を始め、周辺の海や島のディテイルがガタガタしていることがわかります。明らかにiPhone 7 Plusの望遠カメラが高画質ですが、それもあくまで大画面で見たり、紙にプリントした場合の話。SNSに投稿した写真をスマホで見てもらうようなケースでは、ほとんど差が出ないと言えるかもしれません。

iPhone 7 Plus(望遠カメラ×デジタルズーム)

ちなみに望遠カメラで最大10倍のデジタルズームを試してみた野口五郎岳からの槍ヶ岳の写真がこちら。望遠カメラには手ぶれ補正機能が付いていないこともあり、さすがにガタガタしていてノイズもひどいものですが、3~4倍程度なら使用は可能。実際、Instagramにアップして好評を得た五郎池の写真(下に掲載)も、3~4倍ズームした写真を加工したものです。

暗い場所での撮影や、自撮りカメラの性能は・・・・・・?

続いて暗い場所での写りの違いを見てみましょう。

■iPhone 7 Plus

■iPhone 6s Plus

■iPhone 7 Plus(拡大)

■iPhone 6s Plus(拡大)

これらは明暗の差がとくに強い夜のステージを撮り比べたものですが、iPhone 7 Plusで撮影した写真の方が輪郭や色味、グラデーションが美しく記録されていることがわかります。居酒屋やレストランなど、暗い環境ではその威力を発揮すること間違いなしです。

最後に自撮りカメラの比較です。

■iPhone 7 Plus(Facetimeカメラ)

■iPhone 6s Plus(Facetimeカメラ)

これもまた、拡大すれば違いがわかる程度の差ではあるものの、色再現度の違いはあり、肌の色つやが健康的に写るのはiPhone 7 Plusであるように感じました。

結論として、カメラ視点でiPhone 7 Plusは買いかどうか? と言いますと、個人的には買って良かったと思っています。ただ、写真の元データを見れば差は歴然なのですが、サイズを小さくしてSNSにシェアするぶんにはその違いに気づかない人もいるだろうな、と。

そのうえでまとめると――

■iPhone 5sやiPhone 6シリーズからの機種変なら絶対にオススメ!

■iPhone 6sシリーズからだと、防水性能やApple PayのSuica対応にもメリットを感じるなら機種変の価値あり

・・・・・・というような塩梅です。今回掲載した比較写真を見て「これは!」と思われた方は、買い替えを検討してみてもよいのではないでしょうか。

関連リンク

Apple
au

関連記事リンク(外部サイト)

もう試した? iOS 10の新しいメッセージ機能で想いが伝わる3つのシチュエーション
史上最大のアップデート!! 試してみたい「iOS 10」の新機能5選
【TSスマホカメラ部 ⑨】イケメン風プロフ写真の撮り方をプロカメラマンに聞いてみた

TIME & SPACEの記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。