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バリアフリーの旅レポート!車イスで伊勢神宮&おかげ横丁に行ってきました!

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車イスで国内外を旅する水谷さん。今回はそんな水谷さんが行く、初の伊勢神宮参拝を密着レポート。名物グルメあり、食べ歩きありの楽しいバリアフリー旅をご紹介します。

<今回行ってきたのは>

水谷 友幸さん

左半身に麻痺があり、3年前より手動車いすを使用。今年に入ってニューヨークやバルセロナ、パリなどをひとりで周ってきたほどの旅行好き。「伊勢神宮に参拝するのは初めて!一度は行ってみたい場所だったので、すごく楽しみです!」。

<同行者>

友人の中山めぐみさん

まずは名物「伊勢うどん」に初挑戦!

伊勢うどんの名店「奥野家」。老舗らしい外観に期待が膨らみます

さっそく車イスのまま店内へ。段差もなく入りやすいです!

伊勢神宮参拝の前に、まずはおはらい町にある伊勢うどんの名店「奥野家」で伊勢名物の伊勢うどんをいただくことにしました。

「奥野家」店舗の入口は段差がないうえ横幅も広いため、車イスでも十分通ることができます。店内にも基本的に段差はなく、テーブルとテーブルの間も広め。車イスでの通行がしやすい造りとなっています。

お伊勢参りに来る人から長年愛され続けている「名物伊勢うどん」(450円)。モチモチ、フワフワした食感の麺に黒く濃厚なつゆがよく絡みます。

テーブルの下、足が入る部分の高さはおよそ61㎝。水谷さんの場合は車イスのまま席に付けました

車イスのまま着席し、注文。ほどなくして、鰹節のいい香りとともに熱々の伊勢うどんが運ばれてきました。興奮気味に初の伊勢うどんを味わう水谷さん。モチモチとしたうどんの食感に「初めての味!でもすごく美味しい!」と完食です。

トイレに向かう途中の通路はゆるやかな傾斜になっています

トイレの中はこんな感じ。個室も広めに造られていました

「奥野家」店内にあるトイレまでのアプローチは、ゆるやかな傾斜です。「このくらいの傾斜なら、僕は一人でも大丈夫ですね」と水谷さん。通路の幅は最も狭いところで約72㎝。個室はバリアフリートイレではありませんが、写真のとおり広めの造りでした。 伊勢うどん 奥野家

TEL/0596-22-2589

住所/伊勢市宇治今在家18伊勢内宮前おはらい町

営業時間/11時~16時

定休日/なし

アクセス/近鉄宇治山田駅又は伊勢市駅よりバス15分、内宮前下車で徒歩1分

「伊勢うどん 奥野家」の詳細はこちら

「来る福招き猫まつり」で盛り上がる「おかげ横丁」を散策!

おかげ横丁の入口で、招き猫と記念写真。水谷さんもご満悦

名産品がずらりと並ぶおかげ横丁を興味津々で見て回ります

お腹を満たした後は、毎年開催される「来る福招き猫まつり」で盛り上がる、おかげ横丁の散策へ。

60店ほど並ぶお店を見て歩きます。横丁内の道は舗装されており、段差も少ないため車イスで観光を楽しんでいる方の姿も多く見られました。

あちらこちらのお店に立ち寄る水谷さん。お店の人との会話も楽しみながら、のんびり食べ歩きやお買い物を楽しみます。

人気の食べ歩きグルメ、傳兵衛の「きゅうりスティック」(150円)

普通のきゅうり?と思ったけど「う…うまい!」

「おかげ横丁」で人気の食べ歩きグルメ、傳兵衛の「きゅうりスティック」を買って、そのままお店の前でパクリ。

「普通のきゅうりと違う!何!?美味しい!」とこれまた大興奮の水谷さんです。

この日は暑かったので、冷たくみずみずしいきゅうりがより一層美味しく感じられました。

傳兵衛の外観。元気のいいお母さんがお漬物を売っています 傳兵衛

TEL/0596-23-8801

住所/三重県伊勢市宇治中之切町(おかげ横丁内)

営業時間/9時30分~17時30分(季節により異なる)

定休日/なし

アクセス/近鉄宇治山田駅または伊勢市駅よりバス約20分、神宮会館前下車で徒歩2分

「傳兵衛」の詳細はこちら

いよいよ憧れの伊勢神宮内宮を参拝!

参拝専用の車イスを借りて乗り換え。今回は電動車イスを借りました

いよいよ天照大御神を祀る、伊勢神宮 皇大神宮(内宮)へ!宮域内の参道は玉砂利が敷き詰められているため、参拝専用の車イスを借りる必要があります(電動・手動あり。貸出し無料)。

どちらも介助者が必要なため、1人での参拝はできないのでご注意を。

まずは宇治橋手前の衛士見張所にて申し込みをし、ここで借りた電動車イスを乗り換え。体を固定するベルトも貸し出してくれました。自分の車イスは参拝から戻るまで、見張所で預かってもらいます。

参拝用の車イスは予約することができませんが、もしもすべて出払っていても、待っていれば戻ってきた車イスに乗ることができるので大丈夫。

鳥居の前でまずは神様にご挨拶です

さっそく大きな鳥居の先の宇治橋を渡ります。伊勢神宮内宮は右側通行がルール。いよいよ初参拝のスタートです。

参拝の前に手水舎で手と口をお浄め

手水舎の下には溝があるのでちょっと注意が必要

正宮に向かう前に、まずは手水舎で手と口を清めます。ここでは車イスを横付けすればひしゃくに手が届きました。

溝があるので、落ちないようにちょっと注意が必要です。手水舎のすぐそばには車イス用トイレもありました。(個室は横幅があまりないため、横からの乗り移りは難しい)

正宮に向かう玉砂利の道も電動車いすでスイスイ移動。タイヤが太いので砂利にも埋もれません

宇治橋から正宮までは玉砂利の参道が800mほど続きますが、電動車イスなので、操作にさえ慣れてしまえば同行者も楽ちんです。「レバーを握る時、手を操作盤に固定させ、手のひら全体でゆっくりレバーを動かすと、速度の加減ができます」と同行者の中山さん。

大きな木々が立ち並ぶ参道

水谷さんが小さく見えるほどの大木がありました

正宮までの道は、緑の葉が生い茂る大きな木々に囲まれ、とても荘厳な雰囲気。道沿いにも迫力ある巨木がせり出しています。

さっそく近づき、触れてみる水谷さん。「すごい!こんな大きな木見たことないですよ」

正宮の階段の下で天照大御神にお祈りします

いよいよ正宮の前に到着。正宮の前には25段の階段があり車イスで登ることはできませんが、階段の下からゆっくりと参拝をすることができます。

階段の下からの参拝でも神様への失礼には当たらないということで、車イスで参拝される方も多くみられました。

参拝の作法は「二拝、二拍手、一拝」。基本的には正宮では個人的なお願いはしないのがルールです。

荒祭宮では個人的なお願いをしても良いそう

階段の下から参拝。2人とも熱心に手を合わせていました

正宮での参拝を済ませた後は、階段を避けて、逆行する形で御稲御倉と五丈殿の間にある道を右に曲がるルートを進みます。

目指すは天照坐皇大御神荒御魂(あまてらしますすめおおみかみのあらみたま)をお祀りする荒祭宮(あらまつりのみや)。

こちらも前に15段の階段があるので、階段下から参拝しましょう。

悠々と泳ぐ錦鯉の大きさにしばし癒さるひとときを

宇治橋を渡る手前を右に下った場所は穴場の写真スポット。宇治橋の木組みが美しく見えます

荒祭宮を参拝した後は、ゆっくりと来た道を戻り、神楽殿前から帰り道に右折。途中にはきれいな池があり、悠々と泳ぐ大きな鯉を眺めることができます。

帰り道には屋内休憩所もあるので、疲れたら休憩するのもおすすめ。最後にまた宇治橋を渡って、初の伊勢参拝は無事終了しました。

伊勢神宮(内宮・外宮)

伊勢神宮には、天照大御神(あまてらすおおみかみ)をお祀りする内宮(ないくう)と、衣食住を始め産業の守り神である豊受大御神(とようけのおおみかみ)をお祀りする外宮(げくう)を始めとした125のお宮があります。外宮(げくう)は内宮からバスかタクシーで10分のところにあるので、内宮と併せて参拝することもできる。外宮にも内宮と同じく車イス(電動・手動)の無料貸し出しあり。 伊勢神宮(内宮)

TEL/0596-24-1111(神宮司庁)

住所/伊勢市宇治館町1

参拝時間/5時~17時(10月~12月)、5時~18時(1月~3月・4月・9月)、5時~19時(5月~8月)

アクセス/内宮:近鉄「宇治山田駅」からバスで15分

「伊勢神宮(内宮)」の詳細はこちら

今回の旅の感想

「おかげ横丁は車イスの人が結構いらっしゃいますし、道もフラットなので、賑やかな雰囲気を思う存分楽しむことができました。

また、伊勢神宮の参道は玉砂利の道なのですが、貸出しの電動車イスを使えば特に問題なく参拝することができます。初めての伊勢神宮でしたが、厳かな雰囲気は「やっぱり他とは違う!」の一言。本当におすすめです!

今回は内宮のみの参拝でしたが、いつかぜひ、外宮の方にも行ってみたいですね」(水谷さん)

※この記事は2016年10月時点での情報です


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