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ノーベル賞受賞に無反応のボブ・ディランは“無礼で傲慢”?

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 ボブ・ディランに2016年のノーベル文学賞を授与したスウェディッシュ・アカデミーの会員が、受賞後に何のコメントもせず沈黙を貫いているディランについて「失礼かつ傲慢だ」と話していることが明らかになった。

 同アカデミーが先々週贈った栄誉にディランの反応がないことを受け、作家のPer Wastbergは予想していたもののやはり無礼だとしている。22日付のスウェーデンの新聞ダーゲンス・ニュヘテルにて、「失礼かつ傲慢だと言えるでしょう。彼はそういう人です」と述べているのだ。

 同アカデミーはノーベル文学賞の授与にあたりディランを「素晴らしいアメリカの歌の伝統において新しい詩的表現を創出している」と称えており、現在もまだ連絡をとることを望んでいるとのこと。Wastbergは同紙に対し、「こちらからは動かないことで一致している。ボールは完全に彼の方にある。やろうと思えば色々と思索できるが、我々はやらない」などとしている。

 しかし、そんなWastbergの意見への答えは、1981年のディランの曲「The Groom’s Still Waiting at The Altar」にて読み取れる。「心からピュアでいようとすると、泥棒だと阻まれる」、「シャイでよそよそしくすると、沈黙していることが偉そうだと間違われる」などと歌っているのだ。

 なお、過去に2人だけノーベル文学賞を辞退した人物がいる。ボリス・パステルナークは1958年に旧ソ連の圧力により辞退し、ジャン=ポール・サルトルは公式な賞をすべて断っているため1964年に受賞を拒否した。

 また、2004年にはオーストリアの小説家で劇作家のエルフリーデ・イェリネクが、対人恐怖症を理由にノーベル文学賞授賞式を欠席。ハロルド・ピンターとアリス・マンローも、それぞれ2005年と2013年に健康上の理由で式を欠席している。

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