ソロ・デビューを果たした、ナイル・ホーランが書いた1Dの名曲10選

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ソロ・デビューを果たした、ナイル・ホーランが書いた1Dの名曲10選

 ワン・ダイレクションのメンバー、ナイル・ホーランがいち早くソロ・デビューを果たし、2016年9月29日にリリースしたデビュー・シングル「ディス・タウン」が、米ビルボード・ソング・チャートで前週の63位から25位へ、一気にジャンプアップするヒットを記録している。

 この曲は、「ストーリー・オブ・マイ・ライフ」(2013年)など、ワン・ダイレクションのヒット曲に携わってきたジェイミー・スコットと、ナイル・ホーランの共作で、「ストーリー・オブ・マイ・ライフ」では、ナイルも作曲者としてクレジットされ、相性の良さをみせている。

 ナイルのデビュー・アルバムは、リリース日がまだ発表されていないが、現在制作中と本人がコメントしていて、2017年の春頃には、おそらく発売されるのではないかと思われる。ナイルのソロ・デビューを記念して、これまでリリースした、ワン・ダイレクションの5枚のアルバムの中から、ナイルが制作した楽曲を厳選して10曲ご紹介する。

◎「エヴリシング・アバウト・ユー」(2011年)
1stアルバム『アップ・オール・ナイト』より
デビュー曲「ホワット・メイクス・ユー・ビューティフル」に通ずる、若さハジけるアップ・チューン。ライブでも盛り上がるナンバーで、サビの「ユー・ユー・ユー」では、曲に合わせてジャンプするファンも多い、1D王道中の王道ともいえる1曲。シングル・カットはされなかったが、この曲がシングルの候補として挙がっていても、おかしくはない完成度の高いポップ・ソングだ。

◎「テイクン」(2011年)
1stアルバム『アップ・オール・ナイト』より
想いを寄せる相手が、自分に気持ちがないことを切なく歌う、ナイルらしい、優しいメロディが印象的なミッド・チューン。当時10代だった彼らにとって、曲を解釈するのが難しいナンバーだったとは思うが、見事に歌い熟している。制作当時、若干18才とは信じ難いナイルのソング・ライティングにも感服する。

◎「リヴ・ホワイル・ウィアー・ヤング」(2012年)
2ndアルバム『テイク・ミー・ホーム』より
先行シングルとして、アルバム発売の2か月前にリリースされ、デビュー曲「ホワット・メイクス・ユー・ビューティフル」の最高位4位を上回る、初のTOP3入り(最高位3位)をマークした、1Dの人気を確立した大ヒット曲。メンバーの楽しそうな表情が印象的なミュージックビデオでは、曲を手掛けたナイルがギターで弾き語りするシーンもある。

◎「チェンジ・マイ・マインド」(2012年)
2ndアルバム『テイク・ミー・ホーム』より
ナイルのソロ・パートも光る、切ない男心を歌った、お得意のメロウ・チューン。「君があと少し一緒にいて欲しいって言ったら…」と歌う、5人のハーモニーがピッタリ重なったサビがすばらしく、ライブでは女子たちがうっとり聴き入ってしまうナンバーだ。制作には、ブリトニー・スピアーズ等大スターを手掛ける、ラミ・ヤコブも参加している。

◎「ストーリー・オブ・マイ・ライフ」(2013年)
3rdアルバム『ミッドナイト・メモリーズ』より
3rdシングルとしてカットされ、全米では6位、UK(英国)では2位、デンマーク、アイルランドでは首位をマークするなど、世界中で大ヒットを記録したナンバー。これまでのシングルはアップテンポのものが多かったが、1Dにとってミッド・チューンのタイトルがTOP10入りしたのは、この曲が初となる。

◎「ドント・フォーゲット・ホエア・ユー・ビロング」(2013年)
3rdアルバム『ミッドナイト・メモリーズ』より
壮大なサビが印象的なバラード曲。マクフライのトム・フレッチャーやダニー・ジョーンズと共作したナンバーで、ライブでは、ナイルがギターで弾き語りすることが多い。この頃から、ポップなタイトルだけでなく、こういった大人っぽい雰囲気の楽曲も歌うようになってきた、彼らの成長が伺える1曲だ。

◎「ナイト・チェンジズ」(2014年)
4thアルバム『フォー』より
2ndシングルとしてカットされ、UK(英国)チャートでは7位をマークした、ファンからの人気も高い1曲。ミュージックビデオは、5人それぞれとデートしているようなシチュエーションで作られていて、脱退を発表する前のゼインが、水とパスタを頭からかけられるシーンが話題となった。

◎「フールズ・ゴールド」(2014年)
4thアルバム『フォー』より
ナイルのデビュー・シングル「ディス・タウン」に最も近い、アコースティックな雰囲気のナンバーで、今のナイルを確立させた1曲といっても過言ではない。1stアルバムでは決して表現できなかった、20代になったばかりの彼らの大人っぽさも際立っていて、アイドルからアーティストへと、進化を遂げる成長過程も伺える。

◎「ネヴァー・イナフ」(2015年)
5thアルバム『メイド・イン・ザ・A.M.』より
アップ・チューンではあるが、これまでのアルバムに収録されていたナンバーとはまた違う、バウンスの効いた、男っぽさを醸し出した1曲に仕上がっている。曲を手掛けたナイルにとっても、新たな挑戦となった。ゼインが脱退し、4人で再出発した初のアルバムだったが、違和感をまったく感じさせない4人の一体感もすごい。

◎「A.M.」(2015年)
5thアルバム『メイド・イン・ザ・A.M.』より
デラックス・エディションのみに収録されたナンバーで、ナイルが曲を手掛けたことがすぐに分かる、アコースティック・ギター1本で仕上げたバラード曲。「いつだって帰るのはこの場所」と歌っているのは、女性に対してではなく、ファンに向けてのメッセージだったのかもしれない。

Text:本家一成

◎リリース情報
「ディス・タウン」
ナイル・ホーラン
2016/9/29 RELEASE
https://goo.gl/0F5jjP

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