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妊娠で仕事のチャンスを断ることに。マタニティブルーで悔しさと不安に泣いた日

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私は、妊娠中に「マタニティーブルー」になりました。

マタニティーブルーは、出産後になることもあるそうなのですが、私の場合は妊娠初期と後期でした。

少しでも不安な事があったり、思うようにいかなかったり、上手く出来なかった時など、通常じゃあり得ない程の感情がこみ上げて来て、どこにもぶつけることが出来ず、ただただ泣くことしか出来ませんでした。

物に当たりたいけど壊したりすると後片付けも大変になるし、夫に言っても迷惑になるし関係が悪くなるし…と、理性は働いていたのですが、どうしても処理しきれなくなってしまっていました。 関連記事:大きなお腹で自由を奪われたような憂鬱。ポジティブな考え方ができなかった妊婦時代

不安な事というのは、主に仕事の事が多かったです。

私は大学を卒業してから、ずっとフリーで仕事をしてきました。

物を作ったり、パフォーマンスをすること、技術を教えることなどが主な仕事で、仕事の量は自分次第なので、妊娠初期の頃は体調に合わせて少しセーブしながら続けていきました。

その頃、とても大きな仕事の話が舞い込んで来て、その中には海外へ行く案件もありました。

日本国内での案件は、丁度妊娠4ヶ月の頃になる予定で、きっと悪阻も治まっているだろうと思い引き受け、無事にやり遂げる事が出来ましたが、海外の案件は5~6ヶ月の頃。

安定期には入っているけど、妊娠自体が初めてで、その頃どんな体調でどんな状況なのか予想が全く出来ず、言葉も通じない国に行って万が一何かあった場合、どうしたらいいのか…など色々考えに考え、結局お断りすることになってしまいました。

まだ妊娠がわかって間もない頃にこの判断をしなければならず、初期流産の可能性もまだある時期でしたし、まだ母親になる自覚もあまりなかったので、

「妊娠していなかったらふたつ返事で引き受けていたはずだったのに…」

と思ってしまった自分がいました。

今になって思えば、正直なところ、引き受けていても大丈夫だったと思いますが、結果論であって、その時にはこの判断は出来ず、本当に悔しい思いをしました。

そして、後期になればなるほど、仕事の幅が狭くなってしまった事も不安の要因でした。

お腹が大きくなって来て、パフォーマンスをする仕事を引き受けられなくなってしまったためです。

1番やりたい事、そして1番収入源になっていたのがこの仕事だったので、これが出来なくなり、何のために生きているんだろう?と思ってしまうほど落ち込むようになってしまいました。

1日中家に居ることも増え、夫以外誰にも会わないのに、夫は忙しくてあまり構ってくれなかった時などは本当に寂しかったです。

また、同年代の同じ職業の女性達が活躍している姿をSNSなどで見ていると、本当に羨ましくて、どんどんその世界から遠ざかっていることに改めて気付かされてしまうんです。

あんなに早く子供が欲しいと思っていたのに、妊娠さえしていなければ…と思ってしまう自分が腹立たしくて、一瞬でもそんな事を思ったことがお腹の中の子にも申し訳なくて、情けなくて、涙が止まらなくなりました。 関連記事:「どうか妊娠していませんように…」待ち望んだ赤ちゃんを拒絶してしまった日 byユーラシア

今は、1週間先、2週間先に楽しみな事を見つけたり、無理にでも用事を作って外に出かけるようにしたりして、少し気を紛らわせて過ごしています。

仕事に関して解決したわけではないけれど、出産後少しずつでも仕事に戻れるように考えたり、今のうちに行動しておかなくてはと思っています。

少しでも、先が見える状況を作っておかないと、不安に押しつぶされてしまうんですよね。

また、マタニティーブルーについて、夫にも話をし、理解を求めました。

仕事が忙しい中、私のケアまでするのは本当に大変だとは思いますが、5分でも10分でも私と話をする時間を作ってくれるだけで救われるということを伝えて、今は気持ちが落ち着いています。

著者:アルパカ

年齢:31歳

子どもの年齢:妊娠8ヶ月

現在妊娠8ヶ月目のプレママです。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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