ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

中絶費用はいくらかかる? 気になる中絶手術について徹底解説

  • ガジェット通信を≫


中絶手術は女性にとって心身ともに負担がかかる上、事情によっては一人で悩んでいる方もいらっしゃると思います。実際、中絶手術とはどういうものなのでしょうか。

中絶手術に関して方法、痛み、必要なものそして費用までを解説したいと思います。

要チェック項目

□中絶手術には同意書が必要

□中絶手術は2種類ある

□初期中絶手術の費用は20万円かからないくらい

中絶手術とは?

中絶手術とは正式名称ではなく”人工妊娠中絶”が正式名称となります。中絶手術はいつでもできるわけではなく”母体保護法”で規定が定められています。

母体保護法では妊娠してから21週6日までしか中絶は認められていません。21週と6日を超えると母体に重大な影響を及ぼす可能性が高くなるからです。

しかし、妊娠から21週と6日が経っていなければ母体にリスクがないかというとそうではありません。

妊娠12週目までとそれ以降で負担が異なります。

妊娠12週目まで

初期中絶手術と呼ばれます。母体へのリスクが比較的少ない方法で中絶を行うことが出来ます。入院の必要もないことがほとんどです。

妊娠12週目以降

中期中絶手術と呼ばれ人工死産となり死産届が必要となってきます。また、死体として火葬、埋葬も必要です。強制的に胎児を出産させることになるので出血を伴う場合もあります。

中絶手術には同意書が必要

中絶手術は同意書が必要となってきます。サインをするのは手術を受ける本人とパートナー(配偶者など)の2人です。

また、未成年の場合は保護者のサインも必要になってきます。

パートナーがサインをしない場合や誰かわからない場合は手術を受ける女性だけでも提出は可能ですが医者に事情の説明は必要となってきます。

同意書の内容は両者ともに名前、住所、捺印となります。これは医者の前で書くのではなく手術日までに予め用意をして医者に持っていくのです。

また、医療機関での保管期間は5年となっています。

中絶手術の方法

手術の方法は2種類あります。

初期中絶

・掻爬法

掻爬法(そうはほう)と読みます。子宮口を開きスプーンのような器具で子宮内から掻き出す方法です。

・吸引法

子宮内にチューブを通し子宮内から吸い出す方法です。

どちらの方法も麻酔をかけた後に行われるので手術中の痛みは少なくて済みます。しかし、手術後に麻酔が切れた後は痛みが伴います。

中期中絶手術

中期中絶手術を行う場合は掻爬法、吸引法は使えません。この時期をすぎると体内で胎児が300g程度の大きさに成長しているため掻爬法や吸引法では処理ができないからです。

・人工死産

子宮口を器具で開き陣痛促進剤を使って陣痛を人工的に誘発させます。陣痛が始まったら分娩台で通常の出産のように胎児を子宮から娩出します。

通常の出産と同じなので一般的に麻酔は使用しません。麻酔を使用すると子宮が収縮せずに分娩ができなくなるからです。

通常の出産と同様の痛みや場合によっては出血が伴います。

中絶手術のリスクとは?

中絶手術は手術なのでノーリスクということはありません。万が一ということも当然起こりえます。その中絶手術に伴うリスクを説明します。

初期中絶手術

・麻酔アレルギー

・子宮内感染

・子宮穿孔

中期中絶手術

・子宮内感染

・子宮頚管裂傷

・子宮破裂

・子宮の多量出血

麻酔が体に合わない場合麻酔アレルギーを起こす場合があります。これは中絶手術に限らずその他の手術でも起こりうるリスクです。

子宮はとても柔らかいため異物を入れたときに穴が空くこともありえます。医者の先生も機械ではなく人間です。100%なにもないということは言えません。

また、術中のトラブルではなく精神的なトラウマを抱えることも少なくありません。PTSDと呼ばれる心的外傷後ストレス障害にかかり心身ともに衰弱してしまうケースもあります。

中絶費用はいくら掛かる?

初期中絶手術と中期中絶手術それぞれで術法が異なるため当然費用も変わってきます。

また、中絶手術は自由診療となっており健康保険が適用されないため病院によって値段はまちまちです。

これからお伝えする金額はあくまで目安となります。

初期中絶手術

手術前検査:2万円前後

初期中絶手術:10万円前後

合計:12万円前後

あくまで目安であり病院によって当然異なりますが20万円を超えることはほとんどありません。

中期中絶手術

(妊娠12−14週)

入院費用含め:30万円前後

(妊娠16-21週)

入院費用含め:45万円前後

中期中絶手術は妊娠からの経過日数が多いほど値段が上がってきます。初期中絶手術の3倍以上の値段となっている理由は入院が伴うからです。

また、中絶手術後に母体に影響があった場合は別途治療費が必要になる可能性も出てきます。

手術費用は現金払いですが病院によってはクレジットカード払いが認められているところもあります。小さな病院では現金払いと思っておいたほうが無難です。

中絶手術は肉体的・精神的な負担が大きいです

中絶手術は費用負担だけでなく肉体的・精神的な負担がかかってきます。中絶にはどうしてもやむを得ずせざるを得ない相応の理由が必要で、それは母体保護法にも規定があります。

またどこの病院でもやっているわけではありません。

一人で悩まず、周囲に相談し、それでも解決できない場合は医療機関を受診し相談しましょう。

(監修:Doctors Me 医師)

関連記事リンク(外部サイト)

安全日っていつのこと? 安全日は妊娠しないって本当?
子供たちのために「学校の性教育」を大人たちが知ってみよう
ピルを飲んでも普通に妊娠してしまう理由

カテゴリー : 生活・趣味 タグ :
Doctors Me(ドクターズミー)の記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

TOP