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アナ・ウィンターが着た、ビルのための最後の服

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ニューヨークで40年以上にわたってファッションスナップを撮り続け、今年7月に亡くなったビル・カニンガム

ただひたむきにお洒落な人たち、それもセレブリティではない普通の人たちの素敵な瞬間を追い続けた彼は、その死から数か月経ったいまも惜しまれ、慕われ続けています。

そんな彼を追悼するイベントが10月17日、ニューヨークのカーネギーホールで開かれました。

セレブから普通の人まで、約1,000人が集結

20161024_naomi.jpgナオミ・キャンベル

招待状に書かれたドレスコードは、「ビルのために服を着てくること」。

そこに集まったのはアメリカ版『VOGUE』のアナ・ウィンター編集長をはじめ、マイケル・コースやラルフ・ローレン、『J.Crew』のジェナ・ライオンズなどなど。ファッション界の錚々たる顔ぶれとビルを愛する普通の人たちで、1,000人を超えていました。

20161024_michael.jpgマイケル・コース

みんながそれぞれに最高のお洒落をし、またはビルとの思い出にちなんだ服を着ていたそうで、彼が生きていればきっとよろこんで次々と写真を撮っていたんでしょうね。

ビルとの思い出を語るアナ・ウィンター

20161024_anna.jpg

イベントではゆかりのある人たちがそれぞれにスピーチをしましたが、なかでもアナ・ウィンターによる詩の朗読が感動的だったようです。

アナはバイロンの詩「So, we’ll go no more a roving」を読み、「この詩を読むと、ビルが自転車で街を回っているのを見かけるときのうれしさを思い出します」と語りました。

「氷の女王」と言われるアナも、このときばかりは涙をこらえている様子だったそう。

愛される理由は、純粋さ

20161024_bill01.jpg

ここまでビルが愛されている理由は、もちろん人それぞれいろいろあることでしょう。

でもなんといっても、彼がただただお洒落大好き、それも自分が主役ではなく誰かの素敵な服や靴や帽子を見るのが大好きで、その純粋さが人の心のバリアを取り払っていったのではないでしょうか。

20161024_bill03.jpg

「自分がどう見られるか」で頭がいっぱいになりがちなファッションラバーにとって、いつも青い作業着と自転車で街をめぐる彼の飾り気のなさは、姿を見かけるだけでも癒やされる存在だったのでしょう。

セルフブランディングしなきゃ、とか言われる今日このごろですが、まず自分が好きになれることをちゃんと追っていくことの大事さを改めて感じます。

[i-D]

写真/gettyimages

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