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「レット・イット・ゴー」の大ヒットから2年…ロックやダンス・ポップ・ナンバーで新境地を開いたイディナ・メンゼルの最新作(Album Review)

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 2014年、空前の大ヒットを記録した、ディズニー映画『アナと雪の女王』で女王エルサの声を担当し、主題歌「レット・イット・ゴー ~ありのままで~」が、世界中で大ヒットを記録した、イディナ・メンゼル。同曲は、全米で5位、ビルボード・ジャパン・チャートでは、主要各国の最高位を上回る、4位をマーク。松たか子の「ありの~ままの~」だけでなく、イディナの「レリゴ~」を真似て歌う動画も、多数アップされた。

 その大ヒットから2年。日本盤としては、2015年の『アイ・スタンド』(海外では2008年にリリースされた3rdアルバム)以来、1年振りとなるオリジナル・アルバム『イディナ。』が、2016年10月21日に発売された。

 先行曲として8月にミュージック・ビデオが公開された「クイーン・オブ・スウォーズ~剣(つるぎ)の女王」では、ライトをバックに佇むイディナが存在感抜群で、高低差のある音域の広い楽曲を、見事な美声で披露している。続いて公開された「アイ・シー・ユー」は、モノクロのシンプルな仕上がりで、ピアノベースのバラードを優しく、包むように歌うイディナに酔いしれる。まさに、彼女の本領発揮とも言える強力なナンバーだ。

 冒頭の「スモール・ワールド」や、「エクストラオーディナリー」、「パーフェクト・ストーリー」など、もう聴き入るしかないバラード・ナンバーが、やはり本作の魅力ではあるが、あえてエフェクトをかけた、ロック調の「ケイク」や、テンポアップしたフロア向けのダンス・ポップ・チューン「エヴリバディ・ノウズ」など、新境地を開いた彼女っぽくないナンバーも、聴きどころである。

 全曲、イディナが制作を担当し、共同制作者として、セレーナ・ゴメスやマルーン5等を手掛けるロス・ゴランや、ワンリパブリックの「アポロジャイズ」や、ケイティ・ペリーの「ウェイキング・アップ・イン・ベガス」などをプロデュースした、グレッグ・ウェルス等がクレジットされている。

 「レット・イット・ゴー」のあの美声に酔いしれた方はもちろん、スタンダードなポップ・アルバムや、「歌」で勝負できるシンガーの作品を求めている方には、是非聴いていただきたいアルバムだ。海外では、すでに9月23日にリリースされ、視聴したリスナーから「イディナの歌はやっぱりすばらしい!」と絶賛の声が上がっている。

Text:本家一成

◎リリース情報
『イディナ。』
イディナ・メンゼル
2016/10/21 RELEASE
2,654円(plus tax)

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