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【タベアルキスト】熱海・伊東エリアのグルメキーワードは「おさかな百景」 ~名店巡礼 熱海・伊東エリア編~ 

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みなさんこんにちは、メシ通レポーターのタベアルキストWakuiです。

今回も我々タベアルキストが、わざわざ食べに行く価値のある逸品を提供しているお店へ実際に訪れ、食べまくる究極の食べ歩き「名店巡礼」をお届けします。

名店巡礼のセレクト店の定義やこの企画ポリシーなどは、ぜひ以前の記事をご確認ください!

~名店巡礼 熱海・伊東エリア編~

今回の巡礼先は静岡県の「熱海・伊東エリア」を選びました。

静岡県の巡礼は、静岡市に続いて2回目。

このエリアは東海道線の終点の駅にもなっており、東京からも電車で一本。

ほどよい距離にある観光地です。

かつて昭和の頃は社員旅行のメッカとして賑わっていた熱海。

近年は客足もだいぶ落ちてしまいひなびた温泉街に……。

と思いきや、ここにきて勢いを取り戻しているとか!

今回はそんな熱海・伊東エリアの人気を支える海の幸をテーマに、こだわりの5軒をセレクト。

熱海・伊東の美食を巡ります。

1軒目:ふじいち 逸品:ねごめし

巡礼のスタートは、伊東港そばの「ふじいち」から。

連載読者の方はお気づきかもしれません。

タベアルキストのセオリー「老舗の直営店グルメは美味しい」。

こちら、「ふじいち」も1階は鮮魚店、2階が飲食店となっており、直営店ならではの鮮度と目利きされたお魚をいただくことができます。

▲ネゴめし(1,400円)

こちらの一押しは、伊東の漁師料理「ネゴめし」

三合たたきという、複数の魚のたたきを合わせたもの(この日はマグロ、ヒラマサ、サワラ、タイ、キンメでした)に味噌と生姜とトッピングした丼です。

最初は、味噌はよけておき、たたき丼としていただきます。

大きめにたたかれたお魚のたたきが口の中で混然一体となり、1種類のたたきでは決して生み出せない美味さです。

半分ほどいただいたら、味噌を戻し、出汁をかけてお茶漬けスタイルでいただきます。ぞぞぞっと豪快にいただくのが漁師飯風。

塩気はおさえめで、さっぱりと。生姜の風味が程よいアクセントになっています。

▲いかの丸焼き(800円)

そしてもう一つのおすすめが、いかの丸焼き。

各テーブルにセットされたロースターでいかを丸ごと焼きます。

たっぷり詰まった肝に醤油を少々おとして作ったタレにぷりぷりのイカを絡めて食べれば、至福の時間。

トロッと濃厚で臭みのない肝は、さすが直営店の品質の良さを感じさせます。

なんとも単純明快な魚介料理の数々だが、その素朴な豪快さが心地よかった。

お店情報

ふじいち

住所:静岡県伊東市静海町7-6

TEL:0557-37-4705

営業時間:10:00~15:00

定休日:金曜日

ウェブサイト:http://www.fujiichi.com/

執筆者:Kazushi Kikutani

2軒目:まご茶亭 逸品:まご茶漬け

2軒目に訪問したお店は「まご茶亭」。山本旅館さんがお昼のみ営業されている郷土料理、海鮮料理のお店です。

こちらは観光地・熱海にあって隠れ家感があり、どんな逸品に出合えるか期待が膨らみます。

看板メニューは店名の通り、伊豆半島沿岸部の郷土料理「まご茶漬け」ですが、俳優の阿藤快さんプロデュースによる「あじなどんぶり」と言う丼がありました。

折角なので、これら二品を実食!

▲まご茶漬け(1,500円)

ごく薄切りにしたマグロを浅く漬けにしており、熱々のかつお出汁を掛けていただきます。マグロの色のグラデーションが美しく、届いた瞬間に「おおっ!」となります。

塩気、出汁ともにサッパリな味わいで、マグロの酸味が爽快です。

マグロの下に柚子胡椒が仕込んであるところが個性的。

一気に溶かすと柚子胡椒味に席巻されますので、要注意!

▲あじなどんぶり(1,500円)

なめろうよりも粗めにたたいたアジに加えて、ほぐし身のアジの干物を用いているところが面白い! 新鮮なアジの食感と香りに、干物のしっとりした食感とこなれた風味、塩気が合わさり、絶妙な味わい。

たたきのアジの下味は醤油、生姜、胡麻、大葉。

ご飯にも胡麻をたっぷりと混ぜており、食欲を刺激します。

阿藤快さんのアイディアに乾杯!

お店情報

まご茶亭

住所:静岡県熱海市中央町17-14

TEL:0557-81-3063

営業時間:11:00~15:00

定休日:不定休

執筆者:Yuya Otani

3軒目:おやじの蔵 逸品:ダブルしらす丼

3軒目に訪問したお店は「おやじの蔵」。

地元のこだわり鮮魚を使った居酒屋さんで、ランチは土日限定の営業になります。

夜の居酒屋さんのこだわり料理もおすすめですが、今回はランチのどんぶりにスポットを当ててみました。

▲ダブルしらす丼(1,200円)

まずは静岡県内、由比港で捕れたしらすのどんぶり。

生しらすは臭みは全くなく苦みも少なく新鮮そのものです。

釜揚げはちょうどよい塩分で、醤油がなくてもしらすの塩分とうま味だけでご飯が進みます。

最初は別々に食し、そのあと生と釜揚げを混ぜて二つの食感を楽しんでいるとあっという間にご飯がなくなってしまいます。

▲名物あじタタキ丼(1,200円)

続いて名物あじタタキ丼。

地元で捕れた綺麗なピンク色のアジの身は見るからに新鮮でプリプリとした食感と程よく脂が乗っていてアジそのものの味が楽しめます。

ねぎとしょうがの風味もよくこちらもご飯が進みます。

隠し味が入っているらしいのですが、私はわからずどなたか是非当てて頂きたい。

ランチにはお味噌汁がつくのですがこれがまたこだわりの味噌と出汁で、通常はたたきにつかうアジのアラから出汁をとるそうなのですが、この日はたまたまかつお出汁でした。一口飲んだだけでも深い出汁の味が感じられ、こちらのお店の仕事の丁寧さがうかがえました。

職人気質だけれど朗らかで粋な大将と美人で明るい女将さんのあたたかなお店。

ついつい、「ただいま」と言って再訪したくなるお店でした。

今度は夜に、またゆっくりおうかがいしたいです。

お店情報

おやじの蔵

住所:静岡県熱海市渚町7-1

TEL:0557-85-6330

営業時間:18:00~21:00(ランチは土曜日・日曜のみ11:30~14:00)

定休日:木曜日

執筆者:Nagisa Yoshino

4軒目:海幸楽膳 釜つる 逸品:季節の地物鮮魚の干物

熱海で2軒巡った勢いに乗り、続いては4軒目は「海幸楽膳 釜つる」

絶品の干物を頂ける和食のお店です。

母体の「釜鶴ひもの店」は、なんと親子五代続く老舗。

当代のご主人が新しい試みを次々と行い、支店と料理店を出店されるまでに成長。

常時30種類の干物を用意し、年間を通すと50種類以上作られているそうです。

この度は地物の「ムロアジ」、「カマス」に加えて、

非常に珍しい「天使の海老」を干物店の店先で選び、料理店で焼いていただきました。

(天使の海老は、フランス領ニューカレドニア産)

お店で頂くと御膳スタイルで、とても豪華です。

▲天使の海老(1尾 378円)

届いた瞬間に立ち上がる香りが心地良い。

香りだけでなく甘み、うま味が凝縮されており、至福の味わいです。

こちらの干物は塩気が控えめな点がうれしく、素材の魅力を最大限楽しめます。

▲本カマス(1枚 840円)

脂が乗るのは秋以降ですが、ご主人の目利きのお陰で十分美味しいです。

カマスは水分が多いお魚なので、干物にすると抜群のうま味を味わえます。

塩気に加えて、鮮度の高さもこちらのお店の魅力です。

▲ムロアジ(1枚 540円)

珍味・くさやの材料であるムロアジは干物では珍しい。

ご主人いわく「肉で例えると、アジがカルビなら、ムロアジはハラミ」との事。

確かに、程よい脂に特有の酸味が加わり、肉の赤身的な持ち味があります。

スッキリした味わいは唯一無二の味わい。

塩気、鮮度に加えて、珍しい干物も頂ける点は、他にはない魅力でしょう。

価格に見合った上質な味を提供するお店です。

お店情報

海幸楽膳 釜つる

住所:静岡県熱海市銀座町10-11

TEL:0557-85-1755

営業時間:11:30~14:30(LO14:00)、17:30~21:00

定休日:水曜日、第3木曜日

ウェブサイト:http://www.kamaturu.co.jp/

執筆者:Yuya Otani

5軒目:磯料理赤沢丸昌 逸品:金目鯛煮付け

締めくくりは、断崖絶壁に寄り添って立っている「磯料理赤沢丸昌」。

創業60年、先代は洞窟の中でお店をやっていたようで、その後こちらの店内に移ってきて40年になるそう。

お店の下には、洞窟の中に天然の生け簀があります。

店内は岩肌もそのままインテリアとなっております。

多少の改修はしているものの、立派な材木なので頑丈とのこと。

▲刺身盛り合わせ(写真は3人前 4,000円となりますが、価格は要相談で対応していただけます)

新鮮な刺身の盛り合わせ。

お店のご主人が船で釣ったり、網にかかっていたり、市場で仕入れたりと新鮮なお魚をその日のお任せで楽しめます。

本日はマダイ、アジ、炙りカマス、クロムツの4種でした。

マダイはまだ生きていてピチピチしており、コリコリとした新鮮な歯ごたえが楽しめます。

アジはさすが地元産脂が乗っており、うま味と食べ応えがありました。

また無農薬の畑で採れた甘夏がふんだんに添えられて柑橘の風味が増します。

冬はだいだいになるそうです。

▲金目鯛の煮付け 5,500円

こちらの名物金目鯛の煮付けになります。

稲取で1本釣りされた金目鯛は極上品とされ、その金目鯛を煮付けしたこちらは本当に贅沢な逸品でした。

煮込んでも煮崩れなくぷりぷりとしており、煮汁が染みこみ過ぎず金目鯛そのものの味が感じられます。

また、濃厚な煮汁に身をくぐらせると金目の出汁と煮汁の甘みで重厚感が増した味わいが感じられます。

もちろんご飯が進むこと間違いなしです。

新鮮な金目鯛が捕れた時は、金目鯛のしゃぶしゃぶも可能。

ただし捕れる場合に限るので、事前にご相談されるのが良いかと思います。

金目鯛の煮付けは年間あるとのことですが、売り切れる場合もあるので連絡してから訪問されることをおすすめします。

お店情報

磯料理赤沢丸昌

住所: 静岡県伊東市赤沢309

TEL:0557-53-0325

営業時間:11:00~(LO 19:00)

定休日:木曜日(繁忙期は営業)

執筆者:Nagisa yoshino

名店巡礼 熱海・伊東エリア編 まとめ

今回の5軒のセレクトいかがでしたでしょうか。

丼ぶり3種類に干物と煮付け。

とにかく白いご飯が進む巡礼となりました。

新鮮なお魚と白いご飯は日本食の原点とも言えます。

観光地だけあって、お店のロケーションやおもてなしの趣向もさまざま。

お魚料理のバリエーションとあいまって、そのパターンは幾通りにも。

この多彩さから、今回のキーワードは「おさかな百景」としたいと思います。

おさかな×シチュエーションで必ずお気に入りのお店が見つかるはずです!

次回は、山を越えて日本海まで! 新潟市民に愛されている名店を探ります!

書いた人:タベアルキスト

タベアルキストとは、「食べる幸せ、探す喜び」をモットーにした実名制の食べ歩きマニアのコミュニティ「Tabearukist Association」に所属する、年間300軒以上の外食をしているメンバーのことを「タベアルキスト」と言います。その一食、一食を、お腹も心も満たされる幸せな時間とするため、「一般人による一般人のためのグルメ検証」を旗印に、公正中立な立場から「食べる価値のある逸品」の情報を発信しています。 Webサイト:Tabearukist Association facebook:Tabearukist Association

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