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スタディサプリ一流講師が提案! 残り時間をムダにしない!センター試験対策!【山内恵介先生:数学ⅡB編】

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夏を乗り越えてセンター試験まで、もうひと頑張り!…のはずなのに…何をやっていいか分からない…、センターで8割以上取りたいのに、結果がでなくて少し不安な声も…?10月以降は、もうひと伸びする大事な時期。センター試験対策も短い時間でギュッと、効率良く自分の力にしたいところ。そこで、放課後版編集部はスタディサプリの一流講師陣に「8割以上を目指す」センター試験対策を教えてもらいました!第6回目 は数学ⅡBの山内先生です!

捨てるべきところは捨てる! その覚悟があれば8割が見えてくる

(要するに) 「微分・積分」だけを勉強する強化月間をつくろう!! 過去問は問題ごとの繰り返しが大事!!大問を通じた流れをつかめば8割が見えてくる 1分間考えて分からなかったら、次へ進む覚悟を!

まずは現実と向き合う。そして微分・積分から攻略していくのがGOOD!

Q.センターの数学ⅡBで8割を取るには何が必要ですか?

まず知っておいてほしいのは、数ⅡBは「チャレンジャー」として臨むべきだということです。数ⅠAが努力次第で満点も狙えるのに対し、数ⅡBはそもそも時間内に終わらせることだけでも難しい。どうやって時間内に一通り終わらせるかというレベルです。他の教科との兼ね合いもありますが、現実的にどれくらい数ⅡBに勉強のウェイトをかけられるのか、そこから考えて8割を狙いにいくか検討する必要がありますね。

それでも8割を狙うと決めたら、そこで重要になってくるのが「微分・積分」です。例年の配点では100点満点の30点を占めるわけですから、明らかに得点配分が高い。ここを大きく落としてしまうと、8割を取ることはほぼ不可能。ほかの問題でカバーできるなんてことはまずない。だから苦手な人も、微分・積分は絶対に取りきらなければならない最重要ポイントです。

とはいえ、微分・積分には特有の難しさがあります。それは最初から最後まで途切れることなく流れで解かなければいけないということ。他の分野も同様ですが、配点が高いがゆえに、1箇所つまずくと、それ以降の得点すべてを大きく失ってしまうことにもなりかねない、そんなリスクを含んでいます。

微分・積分を〝やらない日〟を作らない

Q.微分積分を攻略する方法はありますか?

演習を重ねていく必要があるのですが、その前に微分・積分が苦手だという人は考え方の土台がかけている可能性があります。もしそうなら、そのまま演習に入ってはいけません。まずは参考書やスタディサプリの講座で解き方を学ぶべき。解き方を学ぶインプットと演習を繰り返すアウトプットは、はっきりと段階を分けるべきです。

そもそも数ⅡBの問題では、問題文に書いてない問題の流れや行間を読むといったテクニカルな考え方も求められます。問題文や誘導は省略されている、ということを念頭におき、その行間を埋めて問題を解く方法や考え方を身に付けたい人には、「センター対策講座」は重要になると思います。また、取り掛かる時期は、早ければ早い方がいい。10月に入ってからセンター対策を始めたなら、まずやるべきは微分・積分。ノートを見るだけ、教科書を読むだけでもいいから、センターⅡBの対策を行う日の中で、微分・積分をやらない日を作らないように。たとえば10月は微分・積分しかやらないと振り切って、強化月間にするのも有効かもしれません。それくらい微分・積分は重要なんです。


「同じ問題の繰り返し演習は意味がない」は大間違い!

Q.考え方を身に付けた後は、どのように演習を進めたらいいですか?

数ⅡBは過去問がたくさんあるので、まずは年度が近いものからやってください。通しで解くだけでなく、大問2の微分積分だけ18~20分で解きまくるというのもいいかもしれません。ここで注意したいのは、ただ数をこなすだけではなく、1つの過去問を2~3回繰り返して解くということ。よく「同じ問題だと解答を覚えてしまうから繰り返し解く意味がない」という人がいますがこれは間違い。繰り返し解いていくことで、問題の流れをしっかりと意識して解けるようになっていきます。センターの数ⅡBはプレッシャーのかかる試験です。本番は緊迫した時間の中で、これまでに覚えたことを引き出し、引き出した知識をどこまで使えるかが勝負になる。だからこそ「分かっていることをその通りに実行し、最後まで解ききる」といった演習が本番に効いてくるんです。演習問題を繰り返し進めていけばきっとその「感覚」が分かってくると思います。

時間配分を考えた勉強は12月からで大丈夫!

Q.演習はどれくらいの時期から時間配分を意識したほうがよいでしょうか?

おそらく、演習に取り掛り始めた頃は全く時間が足りないと思います。それはインプットした知識と、実際の解答の進め方がまだ結びついていないからです。過去問や実践問題集を繰り返し解いていくと、徐々に結びつけられるようになるので、自然と解答に時間がかからなくなっていきます。だから最初は時間配分を意識しなくてもいいです。

ただし、本番では時間に余裕はありません。1分間じっくり考えて解けなかったら次に行く、そういったことも考えなければいけません。解けない問題でストップしてしまうと、他の問題で取れたはずの点が取れずに終わってしまう。それはもったいない。

演習の段階では、途中でどうしても分からなくなったら一度解答を見て、どの考え方ができなかったのかを確認し、流れを把握することに注力するのがとても大事です。流れがわかったら続きを解いていき、通しでやるのがいいと思います。

他の教科の勉強とのバランスもあるので、時間配分を意識するのは12月に入ってからでいいと思います。


ギリギリまで粘る!!ただしウェイト調整はすること!

Q.微分・積分以外の勉強はいつから始めるべきですか?

次に優先するべきなのは、指数・対数・三角関数です。これも微分・積分同様、合わせて30点と配点が高いですが、例年ですと15点ずつ別の問題として出題されるので微分・積分よりは気が楽な面があります。ただ、最近は見慣れない問題も出題されるようになり、苦手とする生徒も増えてきていますので、特に苦手な人はしっかりと時間を取ってインプットをしてください。

最後にベクトルと数列ですが、ここは得意・不得意がわりとはっきりしていると思います。現状8割に届かない人で、どちらも得意だという人は少ないと思いますが、両方とも不得意というのも考えにくい。だったらどちらか得意な方を先に仕上げていくのが得策です。12月中には、どちらに比重を置くか目途をつけておくといいですね。

もちろん、1月に入ってからもギリギリまで粘って勉強すべきですが、ある程度のところで各分野の勉強にかける割合を考えるべきです。すべての分野を万遍なくやっていると、伸びきるところが伸びずに終わってしまう可能性もある。志望校の比率に合わせて、どこかでウェイト調整をしていくことが数ⅡBでは必要になりますね。

センター試験への心得〜数学ⅡB編〜

数ⅡBで求められるのは、相手が求めている方針を理解し、それに沿った形で解き進めるということ。出題者は何を問いたいのか、その意図を汲み取る演習も行う必要があります。数ⅠAとは比べ物にならない範囲の広さと難易度です。でも、もし君が絶対に8割を取らなければいけない理由があるならば、覚悟をもってやってほしい。途中で息切れせずに60分で最後まで解ききったという経験を積めば、それは本番でもきっと生きてくると思います。

それから、時間がなく焦っているときに最後に気をつけるべきはマークミス。細心の注意を払ってチャレンジしよう!

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