「ママ、給食おかわりしたよ!」小食が悩みのタネだった息子が見せた成長

「ママ、ただいま!」のあとに、
「きょう、きゅうしょくをぜんぶたべたよ!」という報告があるととても嬉しくなります。
周りの友だちにも、少食の代表格と思われているほどの息子。
たとえそれが、最初の配膳から減らした量だとしても、“すべて食べきった”という事実に感動します。
ましてや、「やさいをおかわりしたんだよ! スープも2かい!」なんて言われた日には、
「すごいじゃん!!!!」と頭をぐりぐり撫でまわしたくなるくらい嬉しくなります。
息子のクラスは、食べ終わらないとおかわりができないので、それは完食した証なのです。
幼稚園時代は、完全お弁当でした。
“みんなと楽しく、食べきれる”という命題を与えられ、基本は好きなもの中心のお弁当。
手のひらサイズの小さなお弁当箱にぎゅっと詰め込んだ、小さなおにぎりとほんのちょっぴりのおかずたち。
それでも、少食な息子にとっては、頑張らなければ食べきれないこともあったようで。
先生に「もう少し減らしても大丈夫ですよ…」と言われたこともありました。 関連記事:1歳9ヶ月の息子は元気いっぱい!でも満1歳ごろから、体重は9kg台のまま…
実家に帰っても、「はやく、もりもり食べる姿が見たい!」と実母に毎食言われる始末…。
毎度毎度のこと過ぎて、そんなセリフも息子はどこ吹く風。
「ばあちゃん家は、量が多すぎるから、全部食べられるわけがない~」と涼しい顔。
私から見ても、大人でもひくぐらいの量なので、当然全部食べられるはずもないけれど。
(また、少食という理由だけでなく、実家の場合、孫びいきによる、おやつとデザートの回数が多いことにも理由があると思うけれど)
常に、少食が心配されていた息子だから、ベーシックな食材で苦手なものはそれほどないものの、給食のはじまりに私は密かにドキドキ。
給食で想定される小学1年生の昼ごはんの量と、見たことのないメニューの連続。
大丈夫だろうか???
でも、やっぱり学校ってすごい!
最初のうちは、初めてのメニューに戸惑っていて、先生も驚きの少食っぷりだったようですが、他のお友だちが食べる姿を見て、次第にひと口、ふた口と手を付けるようになり、
「これおいしいよ!」とお友だちにおすすめ発言をすることもあるそうです。
母の心配を余所に、とうとう完食する日がきて。
そして、おかわりする日も増えてきて。
特に練習はしなかったけれど、なんとかなるものです。
栄養が考えられた上で、たくさんの子どもたちがパクパク食べている、給食ってすごいな~!
そんな給食に感謝しながら、さて、今日の夜ごはんは何にしようかな?
うちでもおかわりして欲しいな~~。
(しかし、給食の多彩さにはびっくりしました。
クロックムッシュ、チリコンカン、プルコギ、パエリア、魯肉飯。世界各地の料理はもちろん、鶏飯や油麩丼、タコライスなどの郷土料理もラインナップ。昭和生まれの私からしたら、ご相伴に預かりたいくらいのうらやましいメニューの連続です♪) この記事を書いた「zoe」さんの過去記事:キミは大きくなったら何になる? 「夢の素」は、こどもの毎日の生活の中に

著者:zoe
年齢:40代
子どもの年齢:6歳
2010年に生まれたひとりっ子男子の母。てんやわんやの子育ても、気が付けばもう6年目。あれこれ悩んだりした日々がまるで嘘のよう…となる理由もなく新たな悩みに日々悶々。今一番の楽しみはこどもが早々に登校した後のママ友たちとの朝会♪
※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。
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