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高校生なりたい職業ランキング1位の看護師の仕事! 「訪問看護師」って?

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今年2月の調査によると、「女子高生が就きたい職業」のトップに輝いたのは、看護師。(※1)

 

みんなは看護師と聞いて、どんなことを思い浮かべる?

 

例えば、働く場所というと、病院や診療所を思い浮かべるかもしれない。けど、働く場所はさまざま。

 

老人福祉施設や保健所、リハビリセンターでも看護師が活躍している。

 

今回紹介するのは、訪問看護ステーションに所属する訪問看護師。自宅で療養生活を送る人を訪問してケアをするという仕事だ。

 

「ケアプロ訪問看護ステーション東京」の訪問看護師、長山詩穂さん(24歳)に1日の仕事内容や、仕事の魅力について話を聞いた。

 

「病気や障がいのある方が、ご自宅で安心して療養できるよう、医療の視点を持ちつつ、生活のサポートをするのが訪問看護師です。

 

ご利用者さま(※)が実際に暮らす場へ入るので、その方の生活やご希望に沿いながら看護をすることができます。とてもやりがいのある仕事です」

 

(※)長山さんが勤める訪問看護ステーションでは、訪問看護を受ける人のことを「ご利用者さま」と呼んでいる。

 

地域の人たちの在宅療養をサポートする仕事

 

まず、仕事内容について。勤務時間は職場の営業体制にもよるが、長山さんが勤めるステーションは24時間365日体制で営業している。

 

夜間も利用者からの緊急コールに対応する体制があるため、夜間待機が月4回あるが、基本的には9時から18時までの勤務で週2日は休日。

 

長山さんの1日の流れと主な仕事を紹介しよう。

 

●9時にステーションへ出勤

訪問する利用者の情報を、パソコンやスマートフォンを利用し電子カルテで確認。仕事専用リュックには必要な看護物品がスタンバイされている。

 

 

●9時30分 訪問スタート

訪問する範囲はステーションから直線距離で半径5km以内の地域。電動アシスト自転車に乗って移動する。

 

 

1日に訪問するのは4~5件で、1件についての訪問時間は30分から1時間ほど。仕事は体温、血圧、脈拍などの測定、症状や健康状態の観察。

 

また、点滴や注射を打ったり、人工呼吸器など医療機器の管理、リハビリテーション、食事など介護方法の助言、内服薬の説明などさまざま。

 

「むずかしい判断や処置が必要な場合には、すぐにステーションに連絡して先輩に相談し、指示をもらいます」

 

 

この仕事はコミュニケーション力も求められる。

 

「ご利用者さまはもちろん、ご家族とお話しすることも大切。自宅療養での不安や、どんなことを訪問看護に望んでいらっしゃるのか、ご家族のお気持ちをお聞きすることは、ご利用者さまに合わせた看護をするうえですごく重要なんです」

 

かかりつけの医師や、地域の福祉施設の職員など、多くの関係者と連絡を取り合い、連携することも必要になる。

 

●16時または17時

訪問看護を終え、ステーションへ戻る。症状や、行った処置などを記録。

 

その日の訪問の振り返りをしながら、先輩から指導を受ける。毎週木曜にはスタッフ全員が顔を合わせ、定例ミーティング。

 

 

●18時

勤務終了。

 

実習授業で訪問看護の現場へ。「これだ!」と思った

 

訪問看護師になるには、看護系大学や3年制の看護学校などで学び、看護師国家試験に合格することが出発点。

 

その後に病院で経験を積んでから訪問看護師になるケースが多いのだが、最近では新卒で訪問看護師を選ぶ人も増えている。

 

長山さんも新卒で訪問看護師になったひとりで、今年で2年め。訪問看護師の道へ進んだ経緯とは?

 

 

「高校時代の進路選びのとき、人の役に立てる職業に就きたいと考え、選んだのが看護師です。

 

高校卒業後、大学の看護医療学部に進学。大学3年生のとき、実習で初めて訪問看護を見学しました。

 

ご利用者さまと1対1で接する時間が長く、ご自宅でありのままに生活されているご利用者さまを支えていけるこの仕事に惹かれたんです。

 

病院にも実習に行きましたが、ひとりのご利用者さまに継続して寄り添っていける訪問看護に魅力を感じ、こういう看護の仕事をしたいと思いました」

 

新卒でも務まるのかどうか悩んで病院への就職を考えた時期もあったが、同じ大学の2年上の卒業生が新卒で入った訪問看護ステーションがあると知り、心が動いた。

 

卒業生の働く現場を見学し、ひとりで訪問看護を実践して利用者からも頼りにされている様子を見て、「私もやりたい仕事で頑張ろう!」と決心を固めた。

 

「あなたが来てくれるから安心」の言葉が励みに

 

 

そうして「ケアプロ訪問看護ステーション東京」に勤務。最初は先輩に同行してもらっての訪問看護だったが、3カ月後には初めてひとりでの訪問を行った。

 

現場で経験を積みながら、看護系大学と連携しての技術研修会などに参加し、専門知識と技術の向上を目指して努力を続けている長山さん。

 

今では難病など医療依存度の高い利用者も担当している。

 

「ご利用者さまから『長山さんの顔を見るとほっとする』『あなたが来てくれるのが一番のお薬』と言っていただけるのがすごくうれしくて、励みになります」

 

訪問看護師は超高齢社会を迎えた日本で、重要な役割を担う仕事のひとつ。

 

 

「ご高齢のご利用者さまのなかには残りの人生を家でご家族と一緒にいたいと望まれる方も多く、そうした方々の願いをかなえるお手伝いができる仕事なんだなと感じています。

 

素晴らしい仕事に就けたと思っています」

 

看護師に興味をもつ高校生のキミ、訪問看護師にも要注目だ!

 

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◆患者をケアする体力と明るさが必要【看護師】

 

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※1 リクルート進学総研が発表した調査結果から

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