体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

幻の「お好み焼きの天ぷら」を求めて【大阪】

あれは幻だったのか

私がスタッフをしている大阪の中津にあるミニコミショップ「シカク」の店長が巴大樹さんだ。

f:id:Meshi2_IB:20161010125112j:plain

▲右が巴さん。ちなみに左は副店長のたけしげみゆきさん

巴さんは大阪育ちでお店に食べに行くのも自分で料理するのも好きな方なので、いつも大阪に関する面白いグルメ情報をいろいろ教えてもらっている。そんな巴さんがある時「そう言えば、何カ月か前にスーパーの惣菜コーナーで『お好み焼きの天ぷら』っていうの売ってましたよ」と言う。

お好み焼きを天ぷらにする!? それが大阪の流儀なのかと驚いたが、どうやらそれは、さしてポピュラーな食べ物ではなく、巴さん自身も初めて見たという。しかし、さすがにその時は買わずにスルーしてしまったとのこと。

それからというもの、私は何度か巴さんに教わったスーパーに足を運んでみたのだが、そういったものが売っている現場に遭遇することはできなかった。それからしばらくして、またふと巴さんと「お好み焼きの天ぷら」の話になり、「あれなんだったんでしょうね」というところから、巴さんに、記憶をできる限り掘り返してもらった。

確か、純粋なお好み焼きではなくて、さつま揚げに近い感じの見た目で、丸くて平べったくて……。すみません。これ以上は分かりません。

さらに(今までなぜそうしなかったのかという話だが)スーパーに直接電話して問い合わせてみると、こんな回答が。

惣菜コーナーの商品は日々入れ替わりますので、数カ月前のものというとあまり正確なことが分からないのですが、「お好み焼きの天ぷら」というものに近いものですと、練り物の「お好み天」、「お好み棒天」かもしれませんね。

今も販売しているのかたずねたが、残念ながら再販は未定だとのこと。しかし、どうやらさつま揚げ、練り物の方向で間違いないようだ。「お好み焼きの天ぷら」ではなく「お好み焼き揚げ」あるいは「お好み焼き天」と呼ぶのが正しいか。

「お好み焼き天」を作ってみる

ネット上で「お好み焼きの天ぷら」「お好み焼き 天ぷら」などで検索しても手掛かりは見つからなかったのだが「お好み焼き さつま揚げ」で検索してみると参考にできそうな情報が集まった。

魚のすり身にキャベツやタコ、イカ、エビ、紅しょうがなどを混ぜ合わせて油で揚げると「お好み焼き天」といった感じのものができるらしく、実際にそういう商品を作って販売しているかまぼこ店などもあった。

よし! これなら私にも作れそうだ。そう思い、すり身を用意することに。すり身が味を左右しそうな気がしたので、少し奮発して枕崎産のすり身を通販でお取り寄せした。

f:id:Meshi2_IB:20161010125657j:plain

これを解凍してボールに入れます。

濃厚な磯の香り。きっとこのまま揚げるだけで充分美味しいのだろう。

f:id:Meshi2_IB:20161010125705j:plain

みじん切りにしたキャベツを追加! すり身500グラムに対し、1/3玉弱ぐらい入れました。

f:id:Meshi2_IB:20161010125718j:plain
1 2 3 4次のページ
グルメ
メシ通の記事一覧をみる
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。