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グランツーリスモとして進化を遂げた「NISSAN GT-R 17年モデル」

▲2007年の発売以来最大規模となるエクステリア・インテリアのデザイン変更に加え、新技術の採用によりさらなるドライビングパフォーマンスの向上を実現した17年モデル

▲2007年の発売以来最大規模となるエクステリア・インテリアのデザイン変更に加え、新技術の採用によりさらなるドライビングパフォーマンスの向上を実現した17年モデル

15年モデルとの違いは、操作性と快適性

今回お借りしたのは、「GT-R Premium edition」グレードのモデルだ。

まず、エクステリアの印象。フロントまわりを見ただけでも、かなり改良が加わっていることが分かる。象徴的なクオーターパネルは、デザインよりも空力重視したような滑らかな形状だ。

▲空力性能の追求とともにGT-Rらしさをさらに深めたアグレッシブなエクステリア

▲空力性能の追求とともにGT-Rらしさをさらに深めたアグレッシブなエクステリア

インテリアは、相変わらず素晴らしい作り込みだ。セミアニリンのシートはしなやかで座面と背中を柔らかく沈み込ませながら身体をホールドしてくれる。インパネまわりも秀逸だ。ナッパレザーを使用したサイドパネルとセンタークラスターは、マットな雰囲気としっとりした肌触りで高級感を演出してくれる。

また、このクラスでは当たり前かもしれないがあえて言うと、ステッチには化粧ステッチを使わず本ステッチを採用している。見た目がとても良い。(欲を言えば、サイドブレーキのカバーもこれに準じてほしかった……)

▲高級本革として知られるナッパレザーを熟練の職人が厳選した一枚革で仕上げ、さらに精巧なステッチを施すことで、コックピット全体に圧倒的な高品質感を付与している

▲高級本革として知られるナッパレザーを熟練の職人が厳選した一枚革で仕上げ、さらに精巧なステッチを施すことで、コックピット全体に圧倒的な高品質感を付与している

さて、肝心の試乗だ。結論から言うと、2015年モデルから飛躍的に向上した部分は大きくふたつ。操縦性と快適性だ。

まず操縦性だが、違いは特に高速道で実感できる。路面が多少バンプしてもステアリングは微動だにしない。安定感が抜群に増しているのだ。制限速度まで加速してもしっかりしていて、とにかく疲れない。安定しすぎでは楽しくないという人向きには、VDC-R、サスペンション(ショックアブソーバー)、トランスミッションに用意された各3段階(R、ノーマル、各システム固有)のモード切り換え機能で、好みのセッティングに調整することをオススメする。

ちなみに出庫する際、低速でステアリングを目一杯切ってみて気づいたのだが、左右のタイヤの回転差をあまり感じなかった。なるほど“アンチアッカーマン方式”を採用しているのだ。これはレーシングカーなどに採用されている機構で、ハンドリング性能を良くしてくれる。このような造りが、高速領域での操縦性に一役買っているのだろう。

もうひとつ、快適性についてだが、まず静粛性が大きく向上した。路面ノイズや細かな振動はサスペンションが滑らかにいなし、2015年モデルでは目立っていたトランスミッションの高周波ノイズも、かなり低減されている。一般道の走行では特に、このような快適性の向上を実感できるはずだ。

▲3.8リッター24バルブV6ツインターボエンジン。軽く踏み込んだだけでも信じられないほどスムーズに加速し、ターボであることを忘れさせるリニアなエンジン特性だった

▲3.8リッター24バルブV6ツインターボエンジン。軽く踏み込んだだけでも信じられないほどスムーズに加速し、ターボであることを忘れさせるリニアなエンジン特性だった

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