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故アンジェイ・ワイダ監督最新作、来年6月公開 実在したポーランド人画家による全体主義への抵抗を描く

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10月9日に逝去したポーランド映画界の巨匠アンジェイ・ワイダ監督の最新作であり、遺作となった『残像(原題)』が2017年6月に岩波ホールにて公開される。

アンジェイ・ワイダ監督は、ワルシャワ蜂起など史実に材を取った作品を撮り続け、レジスタンスの体験を基にした『世代』(54)、対ソ連の地下抵抗運動を描いた『地下水道』(56)、第二次大戦前後のポーランド社会の流転を描いた『灰とダイヤモンド』(58)など、「抵抗3部作」で国際的な評価を獲得。1981年には『鉄の男』でカンヌ国際映画祭の最高賞パルムドールを受賞し、2000年には米アカデミー賞名誉賞を受賞した。

公開されることとなった『残像(原題)』は、アヴァンギャルドなスタイルで著名なポーランド人画家、ヴワディスワフ・ストゥシェミンスキ(1893-1952)の生涯を描いた物語だ。1945年、スターリンがポーランドへと侵略の手を伸ばす中、ストゥシェミンスキは社会的リアリズムの方針と自身のアートが歩み寄ることを拒否。そのことで迫害を受けることになり、大学教授の椅子から追放、作品は美術館の壁から排除された。彼は、数名の学生たちの協力を得て党に対して闘いを挑み、文化人の全体主義(個人の全ては全体に従属すべきとする思想または政治体制のひとつ)に対するアーティスティックなレジスタンスのシンボルとなった。

『残像(原題)』は2017年6月、岩波ホールほか全国順次ロードショー

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