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貧困が招く子供の「口腔崩壊」 虫歯で白米も噛めない児童も

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2016年10月11日(火)に公開されたニュースにて、子供の虫歯の有病率が全国で最も高い水準にあるといわれている沖縄県において、虫歯が大量にあったり、歯根しか残っていないといった状態の子供の存在が問題となっておりました。

食生活の改善や、歯磨き指導などで大幅に改善した例もあり、今後の改善が望まれますが、貧困が背景となっております。

今回は問題視されている「子供の口腔崩壊」について、医師に解説をしていただきました。

口腔崩壊状態とは

虫歯が10本以上など多数あり、未処置のままになっていたり、歯根しか残っていない状態の歯が何本もあるものを口腔崩壊と呼びます。

こういった状態になると、ごはん程度の硬さのものも噛めなくなったり、虫歯のためにものが呑み込みにくくなったりする場合もあります。

ものを噛めないため、栄養を効率よく取り込むことが困難であり、脳の発達や顎の発達などにも悪い影響を及ぼすことも考えられます。

口腔崩壊による体への悪影響

■永久歯の歯並びが悪くなる

■歯周病を引き起こす

■ひどくなるとその部位から感染を起こす

■しっかり噛めないために食べるものが限られ、栄養のバランスが乱れる

■顎がしっかり発達しない

口腔崩壊が引き起こす日常生活のリスク


■栄養のあるものでもある程度硬いものが噛めなくなるため、食事内容が偏る

■お菓子やジュースなど軟らかいもの中心の食生活になりやすい

■虫歯の痛みなどで物事に集中できなくなる

■口臭や歯がないことなどでいじめの原因などにもなりうる

■見た目を気にして自分から他人とコミュニケーションをとることがなくなる

貧困によってなぜ口腔崩壊が引き起こるのか

生活に経済的に余裕がなく、口腔内の衛生などに気を配る気持ちの余裕や時間の余裕がなくなる場合があるということがあげられます。

また、虫歯などを発見しても、医療機関にかかる費用などを気にして、なかなかかかりにくいということもあると思います。

口腔崩壊の子供たちが受けられる医療サービス

学校が必要と判断した虫歯治療に関しては、低所得世帯(要保護、準要保護の世帯)の小中学生は 原則無料ということになっています。

また地方自治体によって独自の制度を設けて支援していることもあります。

医師からのアドバイス


口腔内の清潔は、生活習慣によるものが大部分なので小さなころからきちんと習慣づけを行うことが非常に大切です。

(監修:Doctors Me 医師)

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