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【Interview】理学療法士が手がける日本初の腰痛対策サービス「ポケットセラピスト」に密着

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pocket_1日本の国民病といわれ、多くの人々を悩ませている腰痛。その割合は、世界でも類を見ないほど高いものだ。

しかし、クリニックなどで治療を受けている人は少なく、放置しているケースがほとんど。大半は痛みの原因もわからないまま、半ば諦めて生活しているのだという。

そうした背景を受けて誕生したのが、日本初の腰痛対策アプリ「ポケットセラピスト」だ。千差万別の腰の痛みを、豊富な見識と科学の力で分析。時間や場所にとらわれず、いつでも専門家に相談できる体制を整えた。

開発元は、京都で創業したバックテック。理学療法士でもある代表取締役社長、福谷 直人(ふくたに なおと)氏に、話を聞いた。

・独自の判定アルゴリズムによってタイプ別の対策を提供

Q1:まずは、サービス開発のきっかけからお聞かせください。

pocket_2腰痛は、日本国民の約2770万人が患っている国民的疾患であるにも関わらず、それに対する正しい理解や対策が進んでいない状況です。私が理学療法士として、患者さんと向き合う中でも、「忙しくてつい腰痛を放置してしまい、悪化させてしまう」「いろいろな腰痛対策情報があふれていて、どれをやるべきか困ってしまう」という声を多く聞きました。

一人の理学療法士としては、年間120人程度の担当が限界です。しかし、大学院で培った腰痛に対する科学的知見と、最新のテクノロジーを用いれば、より多くの腰痛患者を助けることができます。(そうした理由から)「ポケットセラピスト」の開発に踏み出しました。

Q2:「ポケットセラピスト」とは、どんなアプリなのでしょうか。

pocket_3腰痛にはタイプがあり、タイプに合った対策を行わないと、逆に悪化してしまうこともあります。

「ポケットセラピスト」は、京都大学大学院医学研究科の研究成果である腰痛タイプ判定アルゴリズムを用いて、これまで原因解明が曖昧なまま行われていた腰痛対策に対し、科学的根拠に基づき、一人ひとりに最適な対策を提示するアプリです。

提案する対策は、腰痛タイプに合わせた優良治療院のご紹介、リハビリのスペシャリストである理学療法士によるテレビ電話もしくはチャットによるオンライン相談、腰痛タイプに応じたセルフエクササイズの3種類です。ユーザーの痛みの程度や、ライフスタイルに合わせて選択いただけます。

・年内に首都圏にも拡大予定

Q3:このアプリを使うことで、ユーザーの生活はどのように変化するのでしょうか。

pocket_4「腰痛が怖いから、子どもを思うように抱っこできない」「痛みで仕事に集中できず、ミスも増えて残業が増えた」など、理学療法士として腰痛の患者さんと接していると、皆さん、痛みの先に真の課題を抱えていることがほとんどです。

「ポケットセラピスト」は、単に腰痛改善の手助けに留まらないアプリです。一人ひとりが腰痛に悩まされずに生き生きと暮らし、社会に貢献できる未来を手に入れることができます。

Q4:トライアル版は地域限定展開だそうですが、エリアを全国に拡げる予定はありますか?今後の展開と併せて、教えてください。

優良治療院を紹介するサービスは現在、京都、大阪、兵庫限定ですが、今年中には首都圏にも拡げていく予定です。その後、順次全国に拡大していきます。なお治療院紹介以外にも、理学療法士によるテレビ電話もしくはチャットによるオンライン相談サービスがあり、こちらはすでに、全国どこからでもご利用いただけます。

さらに来年早々には、ユーザーの腰痛タイプやライフスタイルに応じた継続的な腰痛対策支援機能の追加、スマートフォンアプリでのご提供、法人向けサービスへの展開を予定しています。

関西地区でのサービスは、すでに展開中。タイプ判定から治療院紹介まで、すべて無料で行っている。いきなり病院は気が引けるという人、まずは「ポケットセラピスト」で、自身の腰痛を判定してみてはいかがだろうか。(取材・文 乾 雅美)

ポケットセラピスト(トライアル版)

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