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白黒反転対戦シューティングゲーム『INVERSUS』 シンプル・イズ・ビューティフルな戦略性を堪能せよ!

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Hypersect開発の『INVERSUS』(インバーサス)は、白と黒の逆位で構成されたフィールドの中で対戦する、見下ろし視点・固定画面・全方向攻撃タイプのシューティングゲーム(アリーナ・シューター)である。
 
SteamにてPC版が、PlayStation Networkにてクロスファンクション株式会社より日本語ローカライズされたPS4版が配信されている。

「シンプルかつ奥が深い」というのはある種の常套句ではあるが、こと本作に関してはシンプルかつ奥が深いとしか形容しようがない強固なデザイン性と美しさすら携えた作品となっている。

”撃つ”そのワンアクションに凝縮された多彩な役割

『INVERSUS』のシンプルさの源は、宇宙の広がりを示す陰陽思想を紐解くかのごとき白黒2色で構成されたゲームフィールドと、「撃つ」というただひとつのアクションが見せる多彩な役割だ。

本作のシステムは、トレイラームービーの冒頭部分で「撃って逃げる、撃って防ぐ、撃って追いつめる、撃って勝つ」という4フレーズで実演されているので、まずはそちらを見てもらえれば、このゲームを直感的に理解することができるだろう。

『INVERSUS』の基本的なルール・システムを箇条書きにすると、以下のようになる。

・プレイヤーは白か黒いずれかの色を持っており、異なる色のタイル(例えば自身が黒ならば白いタイル)の上のみを移動することができる。
・上下左右の4方向にショットを発射可能で、ショットを敵に当てると敵を倒すことができる。
・銃弾同士がぶつかると打ち消される。
・ショットが通過したタイルは自身が移動可能な色に塗り替えられていく。

ショットには最大5発の弾数制限があり、自機の内部にリボルバー式拳銃の弾倉のように表示されている。
弾数は時間と共に回復するほか、タイルの上に落ちている赤い粒を取得することで、通常のショットよりも高速で飛ぶ弾丸が装填される。
また、ボタンを長押しすることで一度に3列へ同時発射できるチャージショットを撃つことができる。

放たれた弾丸の一発一発が布石となる対戦モード

『INVERSUS』においてメインとなるのがプレイヤー同士が直接攻撃しあう対戦モードで、1対1の2人対戦と、2対2の4人対戦が用意されている。
ローカルでのプレイはもちろんのこと、オンラインプレイにも対応しており、フレンドを招待して対戦したり、対戦の組み合わせが決まるまで一人用のアーケードモードを遊びながら待つことができる。

image02対戦の上でポイントになるのが、先に説明した「自身が動けるのは異なる色のタイルのみ」「ショットが通過したタイルは色が塗り替わる」というふたつの特性だ。

この特性を活用することで、相手を閉じ込めるための壁を作ったり、逆に追い込まれないようにショットを撃ちまくって移動できる範囲を広げたり、相手の弾切れの隙をついてチャージショットでの塗り替えを狙うなど、単純に相手へショットを撃ちこむだけではない頭脳プレーが発生する。

いわば『オセロ』のような陣取り合戦の要素をミックスした戦略的対戦シューティングゲームが本作『INVERSUS』なのである。

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上記画面写真の黒のプレイヤーの位置に注目すると判るように、一部のマップは一定区間内でループする構造となっている。
ループの反対側に居る敵へ向かってショットを撃ちこむなど、ループを駆使した奇襲戦法を覚えておくとライバルに差を付けるテクニックとして有効だ。

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