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中井貴一×濱田岳対談 演技に掟も礼儀も必要ナシ!

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 ワイドショーが舞台の映画『グッドモーニングショー』(10月8日公開)で初共演を果たしたふたり。

 ある日、立てこもり事件が起こり、犯人(濱田岳)はなぜかワケありキャスター澄田(中井貴一)との面会を要求。いやがる澄田だが次々と降りかかる災難に追い込まれ、キレる犯人と現場で直接交渉する様子を生放送でリポートするハメに――。

 役柄の関係そのままに大先輩の中井をにらみつける構図で撮影をお願いすると、濱田は途端に表情を苛立たせ、神経質そうに膝をガクガクと震わせる。その役者魂に感服するも、濱田自身は無意識なのだと明かす。

中井:「濱田くんはそんなにいろいろと考えないで動くけど、まわりからはすごく考えているタイプだと思われるんじゃない?」

濱田:「そうなんです! そこまでむずかしいことは考えていないんです。だから飲んでいる時に演技論をふっかけられたりすると、スッと無になりますもん(苦笑)」

中井:「演技でも事前にプランを固めずに、現場の雰囲気を察知して臨機応変に動ける。いい意味でいい加減だろうなと。一緒に芝居して、そう感じました」

濱田:「ありがたいお言葉。今回は犯人役として自由に動いていいと言われたので、中井さんが話しているのにかぶせてキレたり、掟破りな芝居も交えて全力でぶつからせてもらいました」

中井:「掟だ礼儀だなんて、芝居で考える必要はないもの。劇中での澄田と立てこもり犯同様、人間は向き合ってお互いの本質に触れることで理解し合い、感情が動くんだろうね。

澄田が犯人を前に重大な決断をするシーンも、相手の人柄に触れて本能的に判断したと思うし。ネタバレになるから詳しく言えないけど、現場でああいう演出的な“賭け”に出られるのは、ワイドショーならではの強みであり魅力じゃないかな。濱田くんは普段、家でワイドショーを見るの?」

濱田:「グルメとか楽しい話題だとつい見ちゃいますね。番組で紹介されたお店をメモしたりして(笑い)、実際にラーメンを食べに行ったこともあります。放送後は行列ができるけど、30分くらいなら並びますよ!」

中井:「ぼくも洋食やラーメンなど食のコーナーが好きだけど、そこまではないな、さすがに(笑い)。この夏はリオ五輪の話題もたくさん流れたね。テニスをしていたから、“ナダルの壁”を打ち破った錦織圭選手の勝利には感動してシビれちゃったな」

濱田:「ぼくもスポーツニュースはよく見ます。『今日はイチローは打ったのかな』なんてチェックすることが多いけど、この夏はやっぱり五輪だな。あ、台風情報も気になりました。撮影が中止になったりして、ぼくらの仕事には直結しますからね」

中井:「インターネットも便利だけど、情報を得るツールとしてワイドショーの必要性もあると思うんだ。ネットに押されてもなぜ、今もテレビは家庭の中にあり続けるのか。その理由がこの映画を見れば、面白おかしく謎解きできる気がする」

濱田:「ぼくは立てこもり犯を演じてみて、現代社会の問題を肌で感じられた気がします。犯人役としては複雑なのですが、彼の動機や心情に共感する人が少ないといいなと思っています」

撮影■中山雅文

※女性セブン2016年10月20日号

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