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大学の倍率の種類と見方、合格率との関係は?【ミニコラム】

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受験する大学の倍率があまりにも高くて驚くことがありませんか?人によっては、倍率だけでその学校の受験をやめようかと考えてしまう人も。しかし、倍率とは一概に合格しやすいかどうかを表しているものではありません。倍率の見方や合格率の考え方について理解しておきましょう。


大学の倍率は2種類

大学の受験倍率には、「志願倍率」と「実質倍率」というものがあります。受験を考えている大学の倍率が高くて驚いた、というようなときは、たいてい志願倍率を見ているのではないでしょうか。志願倍率とは、募集者数に対して受験志願者がどれだけいるかという倍率。式で表すと、「受験志願者数(願書を出した人数)÷募集者数」になります。一方、実質倍率とは、合格者数に対してどれだけの人が受験したかということを元に計算した倍率です。こちらは、「受験者数÷合格者数」で計算します。

倍率が高いということの意味

志願倍率は高くても、実質倍率はそれほどでもないというのは良くあることです。それはなぜでしょうか?志願倍率は願書を出した人の人数を募集者数で割るため、例えば志願者が3000人、募集人数が300人だとすると倍率は10倍。それに対し、実質倍率は当日の受験者数が母数です。他の大学に合格したため受験しないという人や、体調不良で受験しないという人も出るため、志願者数よりも当日の受験者数は若干減少します。さらに、受験生はいくつもの大学を掛け持ちで受けるため、合格者すべてが入学するとは限らず、大学側もそれを見越してかなり水増しして合格者数を決めます。「合格者数=募集者数」ではないため、実質倍率は志願倍率に比べるとかなり低くなるのです。

倍率と合格率は関係している?

では、倍率が高いと合格率は低くなるのでしょうか?これも、実は必ずしも直接関係するものではなく、あくまで最低合格ラインを上回るかどうかが合否を決めるカギになります。仮に倍率が高くても、全ての人が自分と同じ偏差値というわけではありません。チャレンジ校として受験する人もいれば、滑り止めとして受験する人もいます。模試の合格率は、自分が当日どれくらいの点が取れるかの参考とすることができます。

倍率はそれほど気にしなくても大丈夫

倍率が高いと合格ラインが上がることも考えられますが、突然倍率が高くなったというのでなければ、それは毎年のこと。倍率はそれほど気にせず、自分が当日何点くらい取れるのか過去問で確認しておくことのほうが大切です。いかに余裕を持ってボーダーラインを越えられるかが、合否の分かれ道となるでしょう。


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