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Oculus Rift、新技術により動作要件が緩和 5万円の対応PCも登場

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サンノゼで行われている開発者会議Oculus Connect 3(OC3)にて、PC向けVRヘッドマウントディスプレイOcuus Riftに採用されている技術に新たなものが加わり、動作要件が緩和することを明らかにしました。

OC3の基調講演にて、OculusのCEOブレンダン・イリベ氏は、PC向けヘッドマウントディスプレイOculus Riftに新技術「Asynchronous Spacewarp」が導入されることを明らかにしました。この技術の導入により、Oculus Riftの動作要件が引き下げとなります。

Asynchronous Timewarp

Oculus Riftにはもともと、頭を動かしたときに発生する遅延を防ぐために、描画処理を補足するAsyncrouis Timewarp(非同期タイムワープ)という技術がされています。この技術により、どれだけ首を振っても要求水準である90fps(描画処理が毎秒90回)を維持しています。

しかし、現行のAsyncrouis Timewarpでは、位置を移動したときの補正が入らないため、残像などが発生することがあります。

Asynchronous Spacewarp

Oculusは位置トラッキング時の描画処理を補足する仕組みとして、Asynchnorous Spacewarpを発表しました。

45fpsで描画しながらもこの、Asynchnorous Spacewarpによって90fpsが維持されるため、位置が動いたときも快適にVR体験を続けることができるとしています。

Oculus Readyの基準が引き下げへ

このAsynchronous Spacewarpにより、Ocuius Riftを動かすPCの動作要件が引き下げられることとなりました。

引き下げ後のスペックは以下の通りです。

GPU: GTX970 以上 → GTX 960 以上
CPU: Intel Core i5-4590 以上 → Intel Core i3-6100/ AMD FX4350 以上

特にGPUの性能が一段と下がったことにより、Oculus Riftを動かすために必要なPCの価格は一層下がることになります。

Oculusは、PCメーカーのCYBERPOWERとAMDにより、499ドルでOculus Ready PCを発売することを明らかにしました。

今回の新技術により、Oculus RiftでハイエンドなVRを体験できる環境構築にかかる費用が下がりました。今後もこのような形でハイエンドなVR体験のハードルが下がっていくことに期待したいところです。

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