“湘南色”満載のららぽーとがオープン! ひと足お先に潜入レポート

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 “湘南色”満載のららぽーとがオープン! ひと足お先に潜入レポート

神奈川県のほぼ中央に位置する平塚市に、10月6日「ららぽーと湘南平塚」がグランドオープンしました。湘南平塚の自然をデザインに取り入れた6万m2の空間は、“湘南”と“ギャザリング(集い・つながり)”をテーマに247店舗が展開。ショッピング+αの価値を提供しようと工夫が凝らされた、ニュースポットにひと足早く潜入してきました。

大規模なタウン開発が進行中! ママがうれしいスペースも

関東三大七夕祭りのひとつ「湘南ひらつか七夕まつり」が開催される平塚市は、江戸時代に東海道7番目の宿場町として栄えたエリア。近代に入り、日産自動車の関連会社をはじめとする工場を中心に工業都市として発展してきました。

JR東海道本線「平塚」駅から徒歩圏内にオープンした「ららぽーと湘南平塚」は、日産車体湘南工場の跡地に誕生。周辺は平塚市役所や平塚市美術館、平塚市総合公園など公共施設が立ち並ぶ、市の中核を担うエリアです。現在、住宅地区・医療福祉地区・工業地区を含めた大規模複合再開発「LaLa City湘南平塚」の整備が進み、新しい街の顔となる商業施設としても注目されています。【画像1】ららぽーととしては13番目にオープン。開業に合わせてバスルート・バス停も新設された。施設周辺では分譲マンションや病院の建築、戸建住宅の開発も進められており、新たな街「LaLa City湘南平塚」が平塚市の中心部に創出されることになる(画像提供/三井不動産)

【画像1】ららぽーととしては13番目にオープン。開業に合わせてバスルート・バス停も新設された。施設周辺では分譲マンションや病院の建築、戸建住宅の開発も進められており、新たな街「LaLa City湘南平塚」が平塚市の中心部に創出されることになる(画像提供/三井不動産)

“ひらつかリビング~My Third Place~”をコンセプトに据えた同施設は、子育て世帯にうれしいスペースやキッズ向け店舗、アミューズメントが充実していることが特徴です。そのひとつが2階にある「こにわハウス」と名付けられたエリア。ママの“あったらいいな”をかたちにしたというこのスペースには、すべり台などの遊具のほか、離乳食が食べられるようにと電子レンジや調乳機を設置。さらには、ゆったりとしたソファのある授乳室などを完備しており、ショッピングの合間に親子でゆったりと過ごせる空間となっています。【画像2】子どもの成育環境を専門とする東洋大学の仲綾子准教授をはじめ乃村工藝社のチームMと三井不動産のママwithチームが組み、コンセプトの開発からデザイン、遊具と玩具のセレクトまで一緒に取り組んだ。“我が家のような居心地の良さを感じられる遊び場”に(写真撮影/末吉陽子) 【画像2】子どもの成育環境を専門とする東洋大学の仲綾子准教授をはじめ乃村工藝社のチームMと三井不動産のママwithチームが組み、コンセプトの開発からデザイン、遊具と玩具のセレクトまで一緒に取り組んだ。“我が家のような居心地の良さを感じられる遊び場”に(写真撮影/末吉陽子)【画像3】子ども向けのアミューズメント施設として注目されているのが「チームラボアイランド-学ぶ!未来の遊園地-」。創造力や共感力などを育むアートな体験を楽しめる仕掛けがちりばめられた空間だ※有料(写真撮影/末吉陽子)

【画像3】子ども向けのアミューズメント施設として注目されているのが「チームラボアイランド-学ぶ!未来の遊園地-」。創造力や共感力などを育むアートな体験を楽しめる仕掛けがちりばめられた空間だ※有料(写真撮影/末吉陽子)

地域の特色を活かした店舗が数多く出店

地元愛がくすぐられるような店舗も多数。例えば、あの中田英寿氏が所属していたサッカーJ1チーム「湘南ベルマーレ」のオフィシャルショップ、直営の鍼灸整骨院「湘南ベルマーレ コンディショニングセンター」、さらに屋上のフットサルコートでは、湘南ベルマーレの選手が参加するサッカー教室が開催されるなど盛りだくさん。地元チームへの愛着を呼び、地域の一体感が高まることが期待できそうです。【画像4】左:1階には、湘南ベルマーレのオフィシャルショップや、右:大型スクリーンで試合を観戦できるダイニング「MEAT COMPANY with Bellmare」などが出店。ちなみに、同ダイニングでは選手監修のメニューも提供されるとか(写真撮影/末吉陽子)

【画像4】左:1階には、湘南ベルマーレのオフィシャルショップや、右:大型スクリーンで試合を観戦できるダイニング「MEAT COMPANY with Bellmare」などが出店。ちなみに、同ダイニングでは選手監修のメニューも提供されるとか(写真撮影/末吉陽子)

また、1階のレストランゾーン「湘南キッチンストリート」には、神奈川県初出店の6店舗をはじめ“湘南色”を感じられる飲食店が勢ぞろい。地元の味をいつでも楽しむことができます。【画像5】左:小田原漁港にある『漁師の浜焼 あぶりや』は、商業施設初出店。いけすから自ら獲りあげる貝類や海鮮串など、40種以上の魚介類が焼き&食べ放題! 右:地産地消のビュッフェ型レストラン「湘南の恵みビュッフェ ごちそうさま」では、マルシェも開催される予定だとか(写真撮影/末吉陽子)

【画像5】左:小田原漁港にある『漁師の浜焼 あぶりや』は、商業施設初出店。いけすから自ら獲りあげる貝類や海鮮串など、40種以上の魚介類が焼き&食べ放題! 右:地産地消のビュッフェ型レストラン「湘南の恵みビュッフェ ごちそうさま」では、マルシェも開催される予定だとか(写真撮影/末吉陽子)

さらに、「海」や「スポーツ」、「アウトドア」をテーマにしたゾーン「SHONAN SEASIDE STREET」を開設。サーフカルチャーやストリートファッションのトレンドをおさえた7ブランドが出店するなど、随所に湘南エリアのショッピングセンターならではのカラーが色濃く表れています。【画像6】左:海もあれば山もある、そんな湘南平塚の立地を満喫したいアウトドア志向が高い人のニーズを満たすブランドが集結。右:日本初出店のストリートブランド「FLEXFIT」は、特許技術を活かしたデザイン性の高いCAPがそろう(写真撮影/末吉陽子)

【画像6】左:海もあれば山もある、そんな湘南平塚の立地を満喫したいアウトドア志向が高い人のニーズを満たすブランドが集結。右:日本初出店のストリートブランド「FLEXFIT」は、特許技術を活かしたデザイン性の高いCAPがそろう(写真撮影/末吉陽子)

バラエティ豊かな店舗が訪れる人の好奇心を刺激!

ちなみに、グランドオープン前のプレス向け内覧会で人気を博していたのが、カリフォルニア生まれの本格バーガー「Carl’s Jr. / カールスジュニア」。1941年にフロリダで設立され、一流バーガーブランドとして世界的に有名なショップで、素材のクオリティにこだわったアメリカンなバーガーが楽しめます。【画像7】左:神奈川県初出店の「Carl's Jr.」は国内2号店目となるため注目度高め。右:トラディショナルメニューとして人気の「オリジナルシックバーガー(パテサイズ1 / 2)」とフレンチフライ&ドリンクのセット。上質なアンガス牛のパティはとってもジューシーで食べごたえバツグン!(写真撮影/末吉陽子)

【画像7】左:神奈川県初出店の「Carl’s Jr.」は国内2号店目となるため注目度高め。右:トラディショナルメニューとして人気の「オリジナルシックバーガー(パテサイズ1 / 2)」とフレンチフライ&ドリンクのセット。上質なアンガス牛のパティはとってもジューシーで食べごたえバツグン!(写真撮影/末吉陽子)

さらに、ショッピング、グルメ以外の特徴として、地域コミュニティの活性化を生みそうな施設やサービスの充実ぶりも目を引きます。例えば、3階にある「SHONAN TREE HOUSE」は人・モノ・コトの出会いや交流、学びを提供するスペース。「ショップPRプロジェクト」と呼ばれるワークショップや店舗とのコラボレーション、また個人から本の寄贈をつのり感想をメッセージとともに共有する「まちライブラリー」が展開される予定です。【画像8】左:集いを生むためのスペースとして誕生した「SHONAN TREE HOUSE」。右:こちらで展開される「まちライブラリー」提唱者の礒井純充さんは、「人の交流が希薄な時代に、本を介して感情の交流ができることは、地域コミュニティの礎になるはず」と語る(写真撮影/末吉陽子)

【画像8】左:集いを生むためのスペースとして誕生した「SHONAN TREE HOUSE」。右:こちらで展開される「まちライブラリー」提唱者の礒井純充さんは、「人の交流が希薄な時代に、本を介して感情の交流ができることは、地域コミュニティの礎になるはず」と語る(写真撮影/末吉陽子)

ほかにも、ドイツ生まれのクックウエアブランド「ツヴィリング J.A. ヘンケルス」は、クッキングスタジオを併設。「マスタークッキングコース」と「スペシャルクッキングクラス」を開講し、フレンチやイタリアンなどワンランク上の料理を体験しながら学ぶことができるほか、有料でスタジオのレンタルも可能。パーティーや同窓会など、ちょっとした集まりなんかにも重宝しそう。【画像9】左:刃物から鍋などハイクオリティな調理アイテムに定評がある「ツヴィリング J.A. ヘンケルス」。右:10月4日のクラスでは、西麻布の有名イタリアン『マリオ・イ・センティエリ』のオーナーシェフを招いたレッスンを実施。今後は、子ども向けの食育講座からワインセミナー、プロ料理人のクラスまでバリエーション豊富なクラスが展開されるようだ(写真撮影/末吉陽子)

【画像9】左:刃物から鍋などハイクオリティな調理アイテムに定評がある「ツヴィリング J.A. ヘンケルス」。右:10月4日のクラスでは、西麻布の有名イタリアン『マリオ・イ・センティエリ』のオーナーシェフを招いたレッスンを実施。今後は、子ども向けの食育講座からワインセミナー、プロ料理人のクラスまでバリエーション豊富なクラスが展開されるようだ(写真撮影/末吉陽子)

今回、ららぽーと湘南平塚を訪れてみて、とりわけ印象的だったのは“地域色”と“子育て世帯”を意識した店舗設計。山や海をモチーフにした空間デザインはもとより、商圏10km以内にターゲットを絞り、エリア在住の人たちからの「子どもが遊ぶ場所があまりない」「自分のための時間を少しでももちたい」という声をつぶさに拾い、“こんな場所があったらいいな”という願いをカバーする空間づくりに取り組んだことが感じ取れます。

以上、ハイライトでご紹介しましたが、まだまだ見どころはたくさん! ぜひ実際に足を運んで確かめてみてください。 ●取材協力

三井ショッピングパーク ららぽーと湘南平塚
元画像url http://suumo.jp/journal/wp/wp-content/uploads/2016/10/119164_main.jpg
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