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【英】ニキビに悩んだ人は肌が老化しない?鍵を握る「テロメア」の正体

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2016年10月4日(火)英国の皮膚科学者シモーヌ・リベロ率いる研究チームが、「若いころニキビに悩んだ人は肌の老化が遅いかもしれない」といった研究内容を発表しました。

若い時にニキビで悩んだ人は、白血球のテロメアと呼ばれるDNAのキャップ構造にあたる部分が長い場合があり、このことによって細胞が老化しにくくなっていつまでも若いお肌を保てる可能性がある、というものです。

今回焦点となる「テロメア」とはいったいなんなのか、この研究ニュースについて医師に解説をしていただきました。

テロメアとは

染色体の端の部分にある構造で、細胞が分裂するたびに短くなっていくと考えられています。

このテロメアが一定以上短くなってしまうともう細胞は分裂できなくなることから細胞の寿命を規定するものと考えられています。

今回行われた2つの実験

実験1

女性の双子1205人のテロメアの長さを測定

実験結果

ニキビを患ったことのある人の方がテロメアが長い傾向があった

実験2

ニキビの経験がある人とない人のグループで、同じ年齢の人の皮膚生検を実施

実験結果

ニキビの経験がない人のグループは細胞死にかかわる遺伝子が活発に動いていた

実験結果から判明したこと

これらの実験結果から、ニキビに悩まされたことのある人は、遺伝子の影響によって若々しいお肌が保ちやすい可能性があることが判明しました。

過去におこなわれたテロメアに関する実験

2015年9月に、アメリカの会社のCEOである45歳の女性が遺伝子組み換えウイルスで、テロメラーゼと呼ばれる酵素をつくり、テロメアを伸ばす効果のある遺伝物質を細胞に送り込みました。

その結果彼女のテロメアは長くなり、20歳若返ったと主張しております。

テロメアは今後どのような影響を与える?

今後もこの、細胞の若返りとテロメアの関係は少しずつ研究が進み、この研究によって病気の治療などでもテロメアに着目したものが出てくるかもしれませんね。

医師からのアドバイス


まだまだ謎の多いテロメアですが、これをどんどん解明していくことで人間の寿命が延びるようなことがあると考えると、ドキドキする感じがしますね。医学の進歩がこれからも楽しみですね。

(監修:Doctors Me 医師)

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