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「合格できない人にはそれなりの理由がある」 資格試験の合否を分けるポイントとは?

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11月には行政書士、日商簿記といった大型資格試験の試験日が控えており、合格を目指して勉強をしている人も少なくないはずだ。

しかし、試験には「受かる人」がいれば「落ちる人」もいる。

「弊社では資格試験のためのオンライン講座を提供していますが、やはり合格できない人にはそれなりの理由があるものです」

そう語るのは、『資格試験に「忙しくても受かる人」と「いつも落ちる人」の勉強法』(大和書房刊)の著者であり、資格試験のオンライン講座「資格スクエア」の代表である鬼頭政人さんだ。

前著『開成→東大文I→弁護士が教える超独学術 結局、ひとりで勉強する人が合格する』(幻冬舎刊)から1ヶ月という短い期間で出版された新刊は、試験に受かるための方法を50のTIPSとしてまとめた一冊。「明日から使えるテクニック」を重点的に書かれたという。

では、試験に「受かる人」と「落ちる人」、決定的に違う部分は一体どこにあるのだろうか? 鬼頭さんのインタビューをお伝えする。

 ◇  ◇  ◇

――「合格できないにはそれなりの理由がある」というのは、どういうことが挙げられますか?

鬼頭:例えば、予備校あるあるになってしまいますが、『この試験を受けよう!』とテンション上がって入金するものの、それで満足してしまう人はいます。また、講義を聞いただけで終わりという人もいますが、まあ受かりにくいですよね。勉強を続けられないから。

聞いただけで、読んだだけでやった気になっているのは、どんな予備校に通おうが、テキストを読もうが難しいです。一方、自分なりに工夫ができる人は試験に合格する可能性が高くなります。

――この本でも読み取れますが、受かる人は戦略的に勉強していますよね。ただ、大半の人はそれができていない。

鬼頭:そもそも勉強が習慣化できていないと続けることはできません。

でも、勉強を習慣化するためには、ある程度の期間、体に染み込ませる「辛抱の時間」が必要です。その辛抱に耐えられない人が多いように見受けられます。

では、どうすればいいかというと、仕組みや決めごとを自分で作る。少しばかりプレッシャーをかける。そうやって辛抱の時間を過ごすわけです。

――なるほど。少しずつ習慣化していく、と。

鬼頭:そうですね。筋肉と一緒で、ベンチプレスで30キロしか上がらない人が、いきなり100キロ上げようと思っても上げられないじゃないですか。

32キロ、35キロと少しずつ上げられるようになっていくのが本当のやり方で、習慣化し、戦略的にやっていくことで100キロに辿り着くことができるようになるんです。

――「自分にプレッシャーをかける」というところは、このTIPSの中に出てくる「背水の陣を敷く」というものに結び付きますね。これまでに見てきた「背水の陣」にはどんなものがありますか?

鬼頭:そうですね…。受からなかったら故郷に帰るとか、あとは受かるまでは結婚しないという人もいましたね。5回目までに合格しなかったら諦めるとか、5回目制限をかけるとか。いかに腹をくくるか、というのがポイントです。

――「受かる人は短所を補う、落ちる人は長所を伸ばす」という項目も面白かったです。これは反対だと思っている人もいると思いますが。

鬼頭:長所を伸ばすというのは、スポーツや普段の仕事においては大変重要なことです。強みを磨いていかないと勝負できない。

ただ、ここで言っているのは資格試験であり、仕事をするための前段階、その集団に入るための足切りをする場所です。つまり、仕事をする上で最低限必要な能力が求められているので、短所があるとそこが大きな足かせになってしまうんです。

――だから、短所を補う発想が大事なんですね。

そうです。例えば東京大学に入るためには、数学が苦手でもある程度点数を取る必要があります。それは得意不得意関係なく、基本的な水準が求められるんですね。

だから、得意なことばかり勉強してしまう人は合格できない。確かに得意なことをやっていれば楽しいし、すいすい進むからそればかり勉強したくなるのでしょう。でも、それでは落ち続けるだけです。

(後編に続く)

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