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小林麻央さん「乳がんステージ4」を告白 奇跡を信じる彼女の病状とは?

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2016月10月3日(月)乳がんで闘病中のフリーアナウンサー小林麻央さんのブログでは、自らの乳がんがステージ4であると告白していました。

自らも根治は難しい状態と言われるかもしれないと語りつつも、奇跡を信じ前向きに治療へ挑む彼女の姿に、大きな感動を覚えた方も多いのではないでしょうか。

今回は「乳がんステージ4」がどのような状態であるのか、治療法はどうなるか、医師に解説をしていただきました。

乳がんステージ4の状態

乳腺や乳房で発生したがん細胞が血流やリンパの流れに乗って、離れたところで病巣をつくったもので、乳がんの場合は肺や骨、皮膚や胸壁、肝臓や脳などに遠隔転移しやすいといわれております。

遠隔転移があるということは一般的にがんが全身に広がっている恐れがあるということを意味すると考えられます。

乳がんステージ4の主な治療法

化学療法

抗がん剤を用いて全身に対して治療を行います。

ホルモン療法

ホルモン剤による治療も化学療法同様、全身に影響を与える治療になります。女性ホルモンに影響を受けるタイプのがんであれば行われることがあります。

放射線治療

骨転移の痛みや脊髄の圧迫による症状、脳への転移などを緩和するために放射線治療が行われることがあります。

乳がんステージ4の生存率

データによって差がありますが、5年生存率で40%前後などとされているようです。

乳がんを公言した女性芸能人

樹木希林

2004年に乳がんが発覚し、翌年2005年に全摘出手術を受けます。2007年にがんが再発し、放射線治療を始めましたが、2010年には13か所に転移していることが分かり、2回目の放射線治療を受けました。

2014年2月には治療終了を宣言されていました。治療終了の理由として、樹木希林さんは「大きく体に影響を与えるものは消滅した」と語っておりました。

山田邦子

2007年4月放送のTV番組内で、自らの触診によりしこりが発覚しました。その後手術を受けますが、全部のがんを取り除けなかったので、すぐに再手術を受けたそうです。

同年6月には乳がん摘出手術を済ませたことを告白し、これをきっかけとし、乳がんに関わる啓蒙活動に積極的に行っております。

綾戸智絵

1985年の渡米中に乳がんを告知され、摘出手術を行う。早期発見だったために命に別条はなかったが、後ほど再発したので2度の摘出手術を受けました。

ホルモン剤の投与などによる副作用に悩まされながら、育児をしていたと語っております。現在は克服。

麻木久仁子

2012年、人間ドックで両方の乳房に乳がんが発見されましたが、早期であったことから、全摘出にはならず患部だけを切除しました。

その後、1カ月半の間放射線治療を受けたのち、治療を終えたそうです。

北斗晶

毎年検査を受けていたにも関わらず、2015年7月に右胸に乳がんが発覚。

進行も早く、摘出手術をするしかないとのことで、現在も闘病生活を続けております。

好きなことをしていると「ナチュラルキラー細胞」が活性化し、乳がんを克服する?

ナチュラルキラー細胞は、私たちのからだを守ってくれるための免疫システムの中でも非常に大切なものであり、がん細胞や細菌、ウイルスといったものから守ってくれる働きがあります。

ただ、すでにがんと診断されている場合は、まずは標準的な治療法をしっかり行ったうえで免疫力を高める努力などをすることが非常に大切であるといえます。

乳がんでの転院のメリット・デメリット

メリット

自分の望む治療により近い治療を行ってくれる医師を探せる。あるいは家族が通いやすい病院や、整って療養しやすい病院などに転院できる。

デメリット

診察を行う医師が途中で変わることから、患者さんにかかわる情報の伝達が完全には行えなかったり、判断も異なる場合がある。

医師からのアドバイス


乳がんのステージ4は遠隔転移を伴う深刻な状態であることは間違いありませんが、医学は日進月歩で進んでいますので早く進行がんの患者さんにとって助けとなるような治療法が開発・臨床応用されてほしいと願います。

(監修:Doctors Me 医師)

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