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世界で一番可愛かったはずの生後三ヶ月の我が子、今写真で見るとそうでもない!の現象に思うこと by 斗比主閲子

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こんにちは、斗比主閲子です。

今はいい時代になりまして、わざわざアルバムにまとめなくても、子どもの写真や動画をデジタルで簡単に見直せるようになっていますよね。

我が家では、子どもの写真はすべてWebサービスにアップロードしていて、自分たちはもちろん親もいつでも見られるようにしています。インターネットさえ繋がっていれば、スマホやPCでいつでも子どもの写真をチェックできる。

それで、ふと、子どもの写真を見ていたら、生後三ヶ月ぐらいの頃の我が子が思っていたほど可愛くなかったことに気付きました。 前回のエピソード:出産ハイも、流行り廃れの影響も受けづらい?後悔しない名付け、我が家の場合

私の中では世界で一番可愛かった

この思っていたほど可愛くないなというのは、誰かと比較してどうだとか、そういうことではなくて、自分の中での当時の記憶と比較してのものです。

産まれてきてしばらくしてから、私の頭の中では「この子は世界で一番可愛い!」と思うようになりました。

自分の親にも義理の両親にもパートナーにも「この子はこんなに可愛くていいのだろうか」「周りから嫉妬を買うかもしれないから気をつけたほうがいい」と何度も何度も繰り返し言い続けていたために、最後は呆れ果てられたことを覚えています。

実際私の中では、確実に世界で一番可愛かったんです。

可愛いと思っていないと育てられなかった?

それが、子どもが大きくなった今となってみると、乳児期の頃の子どもは可愛くないんですよね!

頭髪は薄いし、顔はしわくちゃだし、歯もない。身体はお腹ばかり大きくて、手足のバランスも悪い。当時の自分は、「客観的に見ても世界で一番可愛い!」と言っていたはずなので、これは、おかしいんですよ!!

それで、どうしてこんな風に思っていたのかなと今になって考えてみました。まず考えられるのは、子どもが可愛いと思いたかったんじゃないかということですね。

乳児期の子どもの子育ては、やはり大変です。妊娠・出産絡みで体力的に疲れているところに、24時間目を離せない存在が突然現れたわけですから。可愛いと思わないと子育てをする苦労に打ち勝てなかったんじゃないかというのは十分考えられます。

これは私の中での話なので、自分の子供を「世界で一番可愛い!」と思っている人に対して錯覚だとか申し上げるつもりはありません。あくまで私の頭の中ではそういうことがあったんじゃないかという話です。ただ、あるあるだとは思う。

今、世界で一番可愛い

これ以外にもう一つ思い浮かぶ理由があります。それは我が子を「今、世界で一番可愛い!」と考えているからというもの。

要するに、今の子どもと生後三ヶ月ぐらいの乳児期の子どもを比較して、今が世界で一番可愛いんだから、乳児期はそれに劣るということです。

今は子どもが大きくなってそれほど子育てで苦労していないのに「世界で一番可愛い!」と思い続けているのだから、そう考えると、最初に書いた理由は正しくないかもしれません。単純に私が親バカだということで片付けられそうです。

なお、大きくなるにつれ、理屈をこねたり、親に嘘をついたり、汚い言葉を使ったりするのも、どれも可愛いと思って眺めています。

そういうことができるのも成長の証であって、以前には到底できなかったことですから! 私を困らせようと思って嫌がらせをしているというより、彼らが大人とも対等に話せる武器を獲得し、使いたくて使いたくてたまらないと受け止めています。

意味不明な宇宙語を話していたのに、よくぞここまで成長したと感慨深い気持ちになります。そして、思わず「かわいい~!」とほっぺたをこすりつけて、子どもに「子どもみたいにするの止めて」と嫌がられています。

うちの子はみんな可愛い!

ちなみに、我が家は複数人の子どもを育てています。

では、その子ども同士は誰が一番可愛いかと問われれば……「みんな甲乙つけがたく、世界で一番可愛い!」というのが私の答えとなります。

一人一人個性があるんですよね。髪質から、目の大きさから、輪郭から、体格まで。それぞれ違っていて、それがとても愛おしい。

やはり、「うちの子が世界で一番可愛い」と思うのは私が親バカだからというのが結論といえそうです。

子どもが好きな人もいれば、嫌いな人もいるので、誰にとっても子どもは可愛く見えるとは考えていません。可愛いから子育てを頑張ろうということではなく、仮に子どもが可愛く見えなくなっても親としての子育てという責務を果たすつもりではあります。

ただ、子どもが可愛いことで困ることは何にもないので、これからも子どもを愛でていきたいと思う次第です。 斗比主さんの関連記事:「お姉ちゃん/お兄ちゃんなんだからしっかりしなさい!」「我慢しなさい!」に思うこと

斗比主閲子

プロフィールは『1976年10月3日生まれ、福岡県出身。旧帝大卒業後、一部上場の家電メーカーに就職。外資系含めて何度か転職した後、現在は某企業のIR部門に所属。2.5世帯住宅で、X人目の子育て中……』ということになっています。

電子書籍『 ぼーっとしている人が「自分の人生と向き合う」ためのQ&A30』をAmazonで好評発売中。

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※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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