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金無垢には2つの意味があった!買取に出すときの注意点とは

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金無垢という言葉はあまり聞き慣れませんが、文字通り「無垢な金」つまり純金のことをいいます。

ところが必ずしも純金製品の名前に使われているわけではないようです。これは買取の際には大きな勘違いが生まれる原因になってしまいます。

少しでも高く買い取ってもらうには金無垢の意味を理解して、適した買取業者を選ばなくてはなりません。今回はそんな誤解を生みやすい金無垢という言葉について調べてみました。

純金製品の基本情報


冒頭でご紹介した通り、「金無垢」とは混じりけのない金である「純金」のことを表します。

純金製品には刻印がある

この純金を使用して作られている製品には本体のどこかに「K24」「Au999」または漢字で「純金」という刻印が押されています。また、中国で製造されたものには「千足金」という表現も見られます。これは品位表示と呼ばれるもので、素材に使われている貴金属の純度を示している刻印です。

刻印の見分け方

K24は24分率の表示で「全体量を24として、24が金」という意味です。Au999は千分率で「全体を1000とした際に999が金でできている」ことを表します。

ちなみにこの説明ですと「999は純金ではないのでは」と思われるかもしれません。実際、以前は「Au1000」と表記されているものもありました。これは平成24年4月から貴金属合金の純度を定める国際標準規格(ISO9202)に従う形で表記が変わったためです。

100%の金は存在しない?

もともと金属は化学的にも理論的にも完全な100%の純度は存在しません。極微量の別元素が必ず混ざっているからです。実例をあげると、金投資や取引に使われる純金インゴットの品位表示は999,9になっています。つまり最高純度の金インゴットでさえ1000表示しないことが分かります。

このようにAu1000は厳密には正しい表示とはいえないために見直され、純金はAu999で表現されるようになったのです。

改めて「金無垢」とは

「金無垢」は俗語!

さて、純金製品にはそれを証明する品位表示が数種類あることをご紹介しました。ですが、そのなかには「金無垢」という表現はありません。

要するに金無垢は公式に用いられる金の品位表現ではなく、俗語なのです。ですから金無垢と言われているから必ず純金である保証はどこにもありません。

金無垢はメッキではないことを示す表現にも使われる


では金無垢という言葉はどのような場面で使われているのでしょうか。

検索をしてみると「金無垢モデル」「金無垢時計」「金無垢ライター」といった言葉がよく見当たることが分かります。金無垢という表現は主に時計やライターに使われているようです。

同時に「K18金無垢」「18金無垢」という単語もでてきます。K18は24分率の18が金、つまり全体の75%に金を用いている合金のことをいう品位表示です。K24であるはずの金無垢と並んで表記されることは本来ありえません。

どうやら金無垢という言葉には純金以外の意味があるようです。

「金無垢」の具体的な定義

その具体的な意味は「実用日本語表現辞典」で確認できました。

金無垢【きんむく】金ムク
純金のこと。混じりけのない無垢な金。24金。アクセサリーなどで使用する際には、強度を高めるために一定の金属材料を混ぜるが、金無垢と称される。メッキでないといった意味合いで用いられている場合もある

出 典:実用日本語表現辞典

以上の情報を総合してみると、腕時計やライターでK18のような金合金を使用しているモデルを、金メッキ製品と差別化するために利用している呼び名が「金無垢」のようです。現に金無垢と呼ばれる腕時計を調べてみると素材はK18でした。出 典:ロレックスの時計

「金無垢」の意味まとめ

このように金無垢という言葉は2種類の意味を持ちます
純金。混じりけのない金。K24。Au999。
金メッキではないこと。金合金を使用している製品。

そのために、一見矛盾している「K18金無垢」という表現が使用されているのです。

金無垢を買取に出すときの注意点


前述してきたように、金無垢には2つの意味があります。

そのため、金無垢品を買取に出す場合はどちらの意味でそう呼ばれているかを確認しておかないと、予想と違う査定額になるかもしれません。金無垢は以下の点に注意して、買取に出しましょう。

純金か、そうでないかを確認する

金無垢は本来は純金を示す言葉ですが、金メッキではないことを表す場合があります。ときは、金無垢と呼ばれているからといって純金の買取価格で売れるとは限りません。製品そのものの素材はK18やK10といった純度が低い合金の可能性があるのです。

金製品の一般的な買取価格は、貴金属品位ごとに決まっている買取単価に、その貴金属部分の重量をかけて計算します。K18はK24の75%の金を含んでいる合金ですから、買取単価も大体75%程度に低くなってしまいます。

ですから、金無垢製品はまず本当の貴金属品位を確認しておきましょう。前述したように本体のどこかに品位表示の刻印があるか、付属している説明書や鑑別書に素材の情報が記載されているはずです。正しい貴金属品位をもとにして業者の買取単価を比較してください。

金無垢時計やライターは、専門買取業者に査定してもらう


通常の買取業者の場合、貴金属製品の査定はまず素材としてのみ判断します。

ブランドや製作者のネームバリューよりも、品位と貴金属部分の重量がもっとも重要な査定情報です。それは貴金属製品を買い取った後、中古品として販売するほかに、鋳造して素材やインゴットとして転売することも視野に入れているからです。

しかし、金無垢時計やライターの場合は、ブランド名やコレクションとしての希少性が際立っています。特にゴールドカラーのライターは金メッキが多く、本物の金合金を使用しているライターはコレクションとして非常に貴重です。

このようなコレクション的な性格が強いものや、中古品でも高額で販売できる需要があるものについては、商品そのものの価値を鑑定できる買取業者へ持ち込まないと、低く査定される可能性があります。金無垢と呼ばれる時計やライターを買取に出す場合は、必ず専門の買取業者を選びましょう

金無垢は本当の貴金属品位と希少価値を見極めて買取業者を選ぼう


いかがでしたか?

金無垢という言葉には「純金」と「金メッキではない」という2つの意味があるので、言葉通りに鵜呑みしてはいけません。本当の貴金属品位を確認し、製品そのものの持つ希少価値を把握した上で、買取に出しましょう。

純金なら、貴金属専門の買取業者へ。腕時計やライターのようにコレクション的希少価値が高いものなら、それぞれの専門買取業者に査定を頼むことが、高額買取への近道です。もし迷うようなら、両分野の買取業者を数社ピックアップして査定を頼み、一番高く評価してくれた業者に売ればいいでしょう。金無垢製品も情報収集と買取業者の比較が重要なのです。

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