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名誉毀損罪と侮辱罪の関係は?

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名誉毀損罪と侮辱罪の関係は?

Q.

 甲は、ある会合の場で「乙は馬鹿野郎で阿呆だ」と公言しました。

 この場合、乙は名誉を毀損されたとして、甲を名誉棄損罪で告訴することができるでしょうか?

(1)できない
(2)できる

A.

正解(1)できない

 刑法230条1項は、「公然と事実を摘示」した場合に、名誉毀損罪が成立するとしています。これは、人の社会的評価を低下させるに足りる「具体的事実」を意味します。
 この点「馬鹿野郎・阿呆」は、具体的事実ではありません(単なる評価にすぎません)。
 したがって、名誉毀損罪が成立することはありません。

 ただ、甲は侮辱罪(231条)となります。
 名誉毀損罪と侮辱罪との区別は、具体的事実を摘示したかどうかによります。

元記事

名誉毀損罪と侮辱罪の関係は?

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