デヴィッド・リンチと細尾真孝が出会う。「螺旋状の夢_ 夢見るように目覚める」展が開催

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SPIRAL
「SPIRAL」 © David Lynch
EYE OF GYRE にてDAVID LYNCH meets HOSOO「螺旋状の夢_ 夢見るように目覚める」展が開催。
デヴィッド・リンチと細尾真孝が出会う。このことは、何を意味しているのか? 2017年公開予定の話題作第二弾 「ツイン・ピークス」の映画監督であり画家として評価の高いデヴィッド・リンチの描写する心理的重層世界_The Multistory Worldが、禄元年(1688年)創業の西陣織十二代目の細尾真孝の9,000本の糸によって紡ぎ出す重層的 世界_The Multilayered Worldと出会う。すなわち、実験的最先端のクリエイティビティとデジタル技術によって再生した日本の伝統が融合した、未だかつて見た事もなかった新たな世界観を二人のクリエーターによって現出させる。展覧会構成は、デヴィッド・リンチの一点の絵画作品「SPIRAL」がインスピレーションの核となる。この作品 「SPIRAL」は、[GYRE=渦巻き]の建築構造と重ね合わせられ、新たな[渦巻き=環流]が創り出されることとなる。リンチの絵画作品のイメージと世界観を細尾真孝がデジタルテクノロジーを介在させた西陣織の技術を駆使することによって解析し、重層的世界と多層的世界が融合した[渦巻き=環流]へと変容した未知の領域に観客は足を踏み入れることとなる。
デヴィッド・リンチからEYE OF GYREへのメッセージ
「螺旋は上昇・下降を繰り返す円環である。この螺旋は、私にとって進化を表象する円環なのである」 デヴィッド・リンチ

 

タイトル: DAVID LYNCH meets HOSOO
「螺旋状の夢_ 夢見るように目覚める」展
会期:2016年10月7日(金)〜11月13日(日) 11時ー20時
会場:EYE OF GYRE/GYRE 3F 渋谷区神宮前5−10−1
tel.03.3498.6990
主催:GYRE
キュレーション:ART DYNAMICS
会場デザイン :武松幸治+EPA
協力:アシメトリカル・プロダクション、HiRAO INC
監修:飯田高誉+生駒芳子

 

・デヴィッド・リンチ
1946年アメリカモンタナ州生まれ。画家を目指し1965年ペンシルベニア美術アカデミー入学。AFI(アメリカ映画協会)の奨学金を得、完 成までに5年の歳月を費やし1977年『イレイザーヘッド』制作。その後、1980年『エレファント・マン』(アカデミー賞8部門ノミネート)、1986 年『ブルーベルベット」』(アカデミー賞監督賞ノミネート)、1990年『ワイルド・アット・ハート』(カンヌ国際映画祭パルムドール受賞)などを 発表し、1989年~1991年TVシリーズ『ツイン・ピークス』では世界中でヒットを記録。2001年『マルホランド・ドライブ』ではカンヌ国際映画 祭監督賞、2006年には今までの業績に対してヴェネチア国際映画祭栄誉金獅子賞を受賞する。2007年にはパリ・カルティエ現代美術 財団にて大回顧展The Air is on Fire”を開催し大盛況となる。現在自分が主宰する”デイヴィッド・リンチ財団”のドキュメンタリーを製作中。 また新作映画についても準備中であり、音楽制作も精力的に行っている。
http://davidlynch.com/

 

・株式会社細尾
西陣織とは京都の先染め織物のことで、1200年前より貴族をはじめ、武士階級、 さらには裕福な町人達の圧倒的な支持を受けて育まれてきました。 その流れの中で、「細尾」は元禄年間(1688年)、京都西陣において大寺院御用達の織屋として創業いたしました。 「細尾」は今、「帯」や「きもの」をはじめ、世界のラグジュアリーマーケットに向けた、西陣織による革新的なファブリックの開発に積極的に 取り組んでいます。
http://www.hosoo.co.jp http://www.hosoo-kyoto.com(グローバルサイト)
本社 〒604-817 京都市中京区両替町通姉小路下ル柿本町412

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